前週の「日本オープン」最終日に「65」を叩き出し3位タイに入った石川遼。そこから日本時間の月曜日に移動、その日からコースチェックに入るなど強行スケジュールとなっているが「体調はすごくいいです。コースも本当に素晴らしいので、なんとか頑張りたいですね」と笑顔を見せた。
石川遼が新しく投入したウェッジ【写真】今大会は総距離7073、パー72と米国男子ツアーでは短いセッティングとあって「バーディ合戦になると思う」というのが石川の読み。カギとなるのはショットの精度。
「年出場してきた試合の中で、一番100〜140ヤードが残る試合だと思います。ここは自分の課題と強みにしていきたい部分です。そこにしっかり運んで、そこからいかに2回でホールアウト出来るかが今週のキーになると思います」
そこに向けて今年3月から契約した田中剛コーチと取り組んできたことが活きてきそうだ。「一歩一歩ですけど着実に前に進むことが出来ていると思います。スイング面とコースマネジメントの両面からですが、そこの2つがいままでリンクしていなかったので。そのコンビネーションの重要性を感じています」。今年は試合が少ない分、フィードバックする時間も多い。一試合一試合うまく頭をクリアにしながら、次戦へと向かえている。
今年はコロナ禍の影響で日本開催ではなく米国開催となってしまった今大会。「日本で開催できなくて残念ですけど、こうやってZOZOさんのおかげで開催していただけるということは、僕らにとってチャンスでもありますし、チャンスをいただけたことに感謝しています。日本から多くのファンの声援が1番ボードの横にあったように、たくさんの方々がZOZO Championshipを観てくださっていると思うので、全力で頑張りたいと思います」。異国の地から日本に良いニュースを届けるべく、ショットをピンに絡めていく。
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