Nintendo Switchは専用のドックに挿すと映像をディスプレイに出力でき、取り外すと携帯ゲーム機になるこれまでにないアイデアのゲーム機となっています。一方で、外出先ではディスプレイがあってもドックがないとプレイできないわけですが、専用ドックの機能を小さなポケットサイズに縮小し、USBケーブルにつなぐだけでNintendo Switchをディスプレイに出力できるデバイスが「Switch-Con」です。
Switch-Con
http://www.switch-con.com/
Nintendo Switchは専用のドックに挿し込むと本体を充電でき、自動的にディスプレイに映像が出力されます。
しかし、専用ドックに挿し込んでいると本体が発熱してしまう問題が報告されており、その結果バッテリーが膨張してしまうこともある様子。
Nintendo Switchの本体は持ち運びが簡単なのが長所のひとつ。
ただし専用ドックは持ち運ぶのが少々難しいサイズ感。
Switch-Conは、そんなドックの機能をポケットサイズに詰め込んだHDMI&USB-Cハブ。
Switch-ConとNintendo SwitchをUSB-Type-Cで接続すると……
ドックに挿し込んだときと同様に、ディスプレイに映像が出力されます。
ポケットサイズなので持ち運びもラクラク。
Switch-Conは本体にUSB-Type-Cケーブルが内蔵されているほか、USB-Type-Cポートが2口、USB-Aポートが2口、HDMIポートが1口、最大100Wで出力できるUSB-Type-C(USB PD)ポートが1口あります。
また、Switch-Conは「Galaxy S8」「Galaxy S8+」にも対応しており、接続すると画面をディスプレイに出力することが可能。
モバイルゲームを大画面で楽しんだり、プレゼンでスマートフォンから資料をディスプレイに出力したりできるようになります。
また、新型MacBookはUSB-Type-Cポートが1つだけというコンパクト設計のため、「USBポートが足りない……」と思ってしまうことがあるはず。Switch-Conは新型MacBook、MacBook Proにも対応しており、MacBookのUSBポートを一気に拡張できます。
HDMIケーブルでデュアルディスプレイ環境をセットアップすることも可能です。
Switch-Conは製品化に向けてKickstarterで出資を募集中で、69ドル(約7800円)を出資すればSwitch-Conを1台ゲット可能です。日本への送料は無料となっており、2017年8月ごろに発送される予定です。出資の締め切りは2017年7月20日(木)の午前0時15分です。
Switch-Con: World's First HDMI Hub for Switch and S8/S8+ by Switch-Con - Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/switch-con/switch-con-worlds-first-hdmi-hub-for-switch-and-s8