1977年生まれ、東京都出身。早稲田大学法学部卒業後タンザニア難民キャンプでのNGO活動などを経て、2002年に日本にて弁護士登録。13年にシンクタンク「新外交イニシアティブ」を設立。15年6月の沖縄訪米団、12年と14年の2度にわたる稲嶺進名護市長の訪米行動の企画・運営を手がける。共著に『虚像の抑止力』(旬報社)、『日米安保と自衛隊』(岩波書店)など
■『新しい日米外交を切り拓く 沖縄・安保・原発・TPP、多様な声をワシントンへ』
集英社クリエイティブ 1400円+税
外交問題を扱うシンクタンク「新外交イニシアティブ」。その事務局長を務める著者が、知られざる日米外交の実態を明らかにする。沖縄の声がアメリカに伝わらないのはなぜか? 日米関係をゆがめている「ワシントン拡声器」とはなんなのか? アメリカの政治の中心、ワシントンに身を置いたことで見えてきたロビイングの現場と日米外交の問題点、そして本来あるべき日米関係を築き上げていくための方策を明かす
(インタビュー・文/川喜田 研 撮影/山本尚明)