ドコモスマホ「Xperia Z5 Compact SO-02H」を紹介! |
NTTドコモから11月13日に発売された約4.6インチHD(720×1280ドット)IPS液晶「トリルミナスディスプレイ for mobile」や64bit対応オクタコアCPU、2GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したハイスペックなAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)採用のスマートフォン(スマホ)「
Xperia Z5 Compact SO-02H」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)。
昨年冬に発売され、価格的にも手頃感があったために長らく人気機種となっていた同じ約4.6インチスマホ「
Xperia Z3 Compact SO-02G」の後継機種として注目を集めています。とはいえ、現状では発売されたばかりということもあり、人気の理由のひとつだった価格面では本体価格84,888円の実質負担額約5千円〜4万円とまだ少し高いかなという状態。
ひとまず、夏モデルで問題となっていたかなりの発熱を伴うQualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 810 MSM8994」を搭載しているということで気になったので手に入れてみました。そこで、まずは開封してざっくりとファーストインプレッションを紹介します。
ドコモオンラインショップにおける売れ筋ランキング
価格的にはまだそれほど安いというわけではないXperia Z5 Compact SO-02Hですが、すでに公式Webストア「
ドコモオンラインショップ」では人気機種No.1になっています。価格は以前に
紹介したときに比べると2015年11月20日(金)から11月30日(月)の
期間限定ながら他社から乗り換え(MNP)における「のりかえボーナス」が倍増されており、MNPならシェア15特割適用で実質負担額4,968円(分割207円/月×24回)まで下がっています。
Xperia Z5 Compact SO-02Hの箱とXperia Z3 Compact D5803(海外版SIMフリーモデル)
パッケージは本体のほかワンセグアンテナケーブル SO02や保証書、クイックスタートガイド(簡易取扱説明書)などが同梱
箱は非常に小さく、開けるとXperia Z5 Compact SO-02Hの本体が現れます。その下に同梱品があり、付属品は非常に少なくなっています。本体を薄い袋から出して、SIMカードを装着したら電源を入れて初期設定をしていきます。
Xperia Z5 Compact SO-02HのmicroSDカードおよびSIMカードスロットのカバーを開けたところ
背面はマットな質感で、Xperia Z3 CompactなどのこれまでのXperiaシリーズで採用していたいわゆる"ガラス"の質感と異なり、つや消し処理をした「フロストガラス」(磨りガラス)を採用し、より日常の生活に溶け込むような印象を与えることをめざしているということで、しっとしていて個人的にはなかなか好印象です。
NTTドコモ版では背面の中央に「docomo」ロゴ、右上に型番「SO-02H」、下部に「XPERIA」ロゴが記載されています。カラーバリエーションは今回紹介しているホワイトのほか、グラファイト・ブラックおよびイエロー、コーラルの合計4色。
新たに電源キーに指紋センサーを搭載
各仕様がスペックアップしており、特にカメラがXperia Z5と同じくリアカメラではF2.0で広角24mmレンズの1/2.3型約2300万画素裏面照射積層型イメージセンサー「Exmor RS for mobile」、フロントカメラでは広角24mmレンズを搭載した約510万画素裏面照射イメージセンサー「Exmor R for mobile」と強化されています。また、新しくXperiaシリーズでは初の指紋センサーに対応しているのも進化点でしょう。
その分だけサイズは約127×65×8.9mm、質量は約138gと数字上では0.3mm厚く、9g重くなっており、実際に横に並べるとそれほど厚みが変わらないようにも見えますが、持った印象はデザインの違いなどもあって厚みと重みを感じます。
機種 | Xperia Z5 Compact SO-02H | Xperia Z3 Compact SO-02G |
大きさ | 127×65×8.9mm | 127×65×8.6mm |
重さ | 138g | 129g |
電池容量 | 2700mAh | 2600mAh |
Xperia Z3 Compact(左)とXperia Z5 Compact(右)を並べてみた
Xperia Z3 Compact(左)とXperia Z5 Compact(右)の背面
厚みは並べてみると本当に少しだけXperia Z5 Compactが厚いくらいなのに持つとだいぶ違う印象
Xperia Z5 Compact(右)ではmicroUSB端子がキャップレスになったのでケーブルを接続して充電やデータ通信がやりやすくなっています
Xperia Z5 Compact(左)とXperia Z3 Compactの上面には3.5mmイヤホンマイク端子が配置
Xperia Z5 Compact(下)とXperia Z3 Compactの右側面はキー配置は変わりませんが、Xperia Z5 Compactの電源キーには指紋センサーが内蔵
左側面にはXperia Z3 Compact(上)にあった充電用のマグネット端子がなくなりました
左からXperia Z3 Compact、Xperia Z5 Compact、iPhone 6s
手前からXperia Z3 Compact、Xperia Z5 Compact、iPhone 6s
気になる発熱問題ですが、さすがに例えば初期設定で一気に数十個のアプリをインストールしたりという場合にはかなり熱くなりますが、その状態でもカメラを起動して普通に撮影できますし、4K動画を10分以上撮影しても動作上は問題なかったりするので、夏と冬という違いはありますが、Xperia Z4のときと比べるとだいぶましになっているのではないのかなという感じです。
まだ使いはじめて短いので今後さらに検証してみたいと思いますが、Xperia Z3 Compactの出来がかなり良かったので、それと比較するとちょっとやぼったく感じるXperia Z5 Compactですが、スペック的には確実に上がっており、新たに指紋センサーを搭載するなどの魅力も増えているので価格次第ではまたiPhoneシリーズに対抗しうるくらいには売れるのかなと思われます。
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