Pokemon Go はスマホを使い、現実世界を歩いてポケモンを捕らえたり交換やバトルをするゲーム。ウェアラブルデバイス Pokemon Go Plus も用意し、近くに野生のポケモンが居るときに振動や光で通知します。
株式会社ポケモンとしては異例の大々的な発表会にはポケモン石原社長、 ナイアンティックのジョン・ハンケCEO、ゲームフリークの増田順一氏、Pokemon Go Plusを開発した任天堂 宮本茂氏が登場。任天堂の故・岩田聡氏が過去2年間に渡ってポケモンと取り組んでいたプロジェクトであったことが明かされました。
【ギャラリー】Pokemon GO予告動画 (42枚)
イメージ動画で紹介されたPokemon Go は、現実世界で遊ぶリアルポケモンそのもの。Ingress で眼には見えないもうひとつの現実がスマホ越しに見えるように、現実のさまざまな場所に野生のポケモンがおり、モンスターボールを使ってキャプチャします。
そのほかイメージ動画で読み取れるのは、プレーヤーどうしのポケモン交換、バトル、力をあわせて制限時間内にミュウツーを倒すイベントらしきもの。
バトルでは自分のポケモンが攻撃を受けていると通知が届く場面あり。Ingressのポータルのように、ポケモンを場所に配置するような遊び方があるようです。
開発元もゲームプレイの仕組みもIngress に似ているものの、ゲームとしては完全に独立しています。ポータルやらエージェントが出てくるお話ではありません(あとでコラボしそうですが)。イングレスの開発元 ナイアンティックは Ingress で培ったプラットフォームによる別のゲームやアプリケーション、サービスを請け負っており、ポケモンGOもそのひとつにあたります。
Pokemon Go は iOS および Androidスマートフォン用ゲームですが、スマホと連携するウェアラブルアイテム Pokemon Go Plus も用意されます。Pokemon Go Plus は手首に着けたり、クリップで服につけられるデバイス。スマホとはBluetoothで接続しており、野生のポケモンが近くにいたり、イベントなどを振動と光で伝えます。
通知のほか、着けた手でモンスターボールを投げるアクションで入力するなどの使い方もあり。使用は必須ではありませんが、せっかくゲームが新しい場所を訪れるきっかけになったのならば、(Ingressのように) スマホの画面ばかり見て歩くことのないように、スマホのなかに閉じたゲーム世界ではなく現実と融合する体験を作るために開発されています。手がけたのは任天堂の宮本茂氏。
Pokemon Goのリリースは、ポケモン20周年にあたる2016年予定。価格や遊ぶための条件はまだ発表されていませんが、家族でも誰でも手軽に、一緒に遊べるゲーム、ゲーム人口の拡大にも沿ったゲームとされています。
発表会の様子速報はこちら。株式会社ポケモンの石原社長いわく、Pokemon Goは過去2年間にわたって、任天堂の岩田聡 元社長が取り組んできたプロジェクト。本来であれば本日の発表の席に岩田氏もいるはずだった、と語っています。
【ギャラリー】Pokemon GO予告動画 (42枚