新3D放送は、3D非対応テレビ(奧)でも3D放送を高品質な2Dで表示


120Hzの倍速駆動や240Hzの4倍速駆動が可能な液晶テレビやディスプレイが登場して“3D立体視元年”と言われてから、はや数年、3D立体視が可能なテレビやディスプレイは、それなりに普及している。ゲーム機でも3D立体視対応のポータブルゲーム機のニンテンドー3DSもそれなりに売れている。3D立体視ができる環境は、それなりに整っているといえる状況であるのに、3D立体視のコンテンツ類が普及しているとは、とても言えない状況だ。

いくつかの原因が考えられるが、コンテンツで最大の流通元となるテレビ放送で、3D立体視に対応している放送がほとんどないことも、その1つと言えるかもしれない。

3D立体視を可能にする放送にはいくつか課題がある。ただInter BEE 2012でNHKメディアテクノロジーが出展していたAdvanced Stereo 3Dは、今後の3D立体視放送を普及させるカギとなるかもしれない技術だ。




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