以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20221110-twitter-blue-with-verification/より取得しました。



イーロン・マスク氏が買収したTwitterが、既存のサブスクリプションサービス「Twitter Blue」に手を加えた「新生Twitter Blue」を新たに登場させました。新しいTwitter Blueでは月額7.99ドル(約1200円)で認証済みバッジ(青色のチェックマーク)を取得することができますが、その表示方法の紛らわしさが指摘されています。

Elon Musk’s Twitter Blue with verification is now live - The Verge
https://www.theverge.com/2022/11/9/23448317/elon-musk-twitter-blue-verification-live-ios

Twitter begins to roll out, then kills, grey checkmarks for high-profile accounts | TechCrunch
https://techcrunch.com/2022/11/09/twitter-begins-to-roll-out-grey-checkmarks-for-high-profile-accounts/

新しいTwitter Blueに登録すると、既存のTwitter Blueで展開されていた「ツイートの編集機能」などに加え、これまで著名人や政府のアカウント、営利企業にのみ付与されていた「認証済みバッジ」を誰でも取得できるようになります。

しかし、新しいTwitter Blueで取得した認証済みバッジは既存の認証済みバッジと同じ見た目をしているため、アカウントの所有者が著名人本人であると認められた「公式アカウント」とそうでないアカウントを見分けるのが困難なことから、混迷を極めています。

両者はプロフィール欄に表示された認証済みバッジをクリックすることで見分けることが可能。例えばマスク氏のような公式アカウントは「このアカウントは、政府、ニュース、エンターテイメント、または他の指定されたカテゴリーにおいて注目されているため、認証されています。」と表示されます。


一方で新しいTwitter Blueで認証済みバッジを取得したアカウントだと、「このアカウントは、Twitter Blueに登録しているため認証されています。」と表示されます。


一目で見分けが付かないという点をTwitterも危惧したのか、2022年11月9日頃には一時的に「Official(公式)」というラベルが公式アカウントに付与されました。以下はYouTuberのマルケス・ブラウンリー氏に付与された公式ラベルの例。

So now there’s two verified checks. One that shows next to your profile in replies, in retweets, and everywhere else: It means you’re a Twitter Blue subscriber.

The other one (“Official”) only shows up on certain profiles and on tlmeline…… pic.twitter.com/qXZ1lfxFIc

— Marques Brownlee (@MKBHD)


しかし、このラベルは付与から数時間で削除されました。マスク氏はブラウンリー氏に「没にしました」と返信しており、ラベルの導入が試験的であったことを示唆しました。

I just killed it

— Elon Musk (@elonmusk)


なお、新しいTwitter Blueで認証済みバッジを取得できるのは「2022年11月9日以降にiOSでTwitter Blueに登録したすべてのアカウント」で、期間中は自動的にバッジが表示されます。ただし、記事作成時点でアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスでのみ利用可能であり、2022年11月9日以降に作成されたアカウントでは、そもそもTwitter Blueに登録することができません。今後対象となるアプリ、地域、アカウントが拡大されるかどうかは未定です。

また、Twitterはこれまで著名人や政府アカウントが認証済みバッジをリクエストすることを許可していましたが、新しいTwitter Blueの導入に伴いこのシステムを廃止しています。Twitterのプロダクトマネージャーを務めるEsther Crawford氏は「アカウントの種類を区別する方法については、今後も引き続き検討していきます」と述べました

マスク氏は以前からボットやなりすましアカウントに厳しく対処する意志を明確にしており、なりすましアカウントに関しては「パロディだと明記しないアカウントは永久凍結」という方針を打ち出しています。しかし、なりすましを一目で見分ける方法を実装しないまま認証済みバッジのシステムを導入してしまったせいか、有名企業や個人を装うアカウントが爆発的に衆目を集める事態が報告されています。このようなアカウントは随時凍結処分を受けているものの、新たなフェイクアカウントが次々と登場するなど「いたちごっこ」が続いているとのこと。また、海外メディアのBloombergが「ニュースソースとしてこのプラットフォームを利用するリスクが高まった」と懸念しているなど、Twitterの仕様変更により大手利用者がTwitterを離れる可能性が指摘されています。

なお、マスク氏は「Twitterは今後数ヶ月の間にたくさんばかなことをする予定ですので、ご注意ください。私たちは、うまくいっているものはそのままに、そうでないものを変えていくつもりです」とツイートしています。

Please note that Twitter will do lots of dumb things in coming months.

We will keep what works & change what doesn’t.

— Elon Musk (@elonmusk)




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