以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20220428-meta-facebook-2022-q1-reports/より取得しました。



現地時間の2022年4月27日に、Facebookの運営会社であるMetaが2022年第1四半期の決算を発表しました。総収益は約279億800万ドル(約3兆6000億円)でアナリストの予想を下回ったものの、調整後の1株当たり利益は2.72ドル(約350円)で予想を上回ったほか、デイリーアクティブユーザー数も前四半期から増加に転じたことが報告されています。

Meta - Meta Reports First Quarter 2022 Results
https://investor.fb.com/investor-news/press-release-details/2022/Meta-Reports-First-Quarter-2022-Results/default.aspx


Facebook parent Meta misses earnings expectations but adds users
https://finance.yahoo.com/news/meta-q1-earnings-2022-193851791.html

Meta says Reels now makes up over 20% of the time users spend on Instagram | TechCrunch
https://techcrunch.com/2022/04/27/meta-says-reels-now-makes-up-over-20-of-the-time-users-spend-on-instagram/

Meta Platforms' 'Metaverse' Division Loses $3B in 1Q
https://www.coindesk.com/business/2022/04/27/meta-reports-loss-of-3b-on-augmentedvirtual-reality-operations-in-q1/

Metaの2022年第1四半期の総収益は279億800万ドルで、前年同期の261億7100万ドル(約3兆3700億円)から7%増加したものの、アナリストの事前予想による282億4000万ドル(約3兆6400億円)を下回りました。また、純利益は74億6500万ドル(約9600億円)で前年同期の94億9700万ドル(約1兆2200億円)から21%減少しましたが、調整後の1株当たり利益は2.72ドルでアナリストが予想した2.56ドル(約330円)を上回りました。


2021年第4四半期の決算では、創業以来右肩上がりの増加を維持してきたFacebookのデイリーアクティブユーザー数が初めて減少に転じたことも報じられ、Metaの株価は過去3カ月で41%も急落していました。しかし、今回の決算発表ではFacebookのデイリーアクティブユーザー数が前年同期比から4%増加し、1億9600万人となったことが報告されています。

MetaのCFOを務めるデイビット・ヴェーナー氏は、2022年第4四半期の総収益は280億ドル~300億ドル(約3兆6000億円~3兆8600億円)の範囲になるとの予想を示しました。この見通しはロシアとウクライナの戦争による第1四半期後半の軟調傾向を反映したものだそうです。

また、近年Metaが注力しているメタバース分野に注目すると、Facebookの拡張現実(AR)・仮想現実(VR)研究部門のFacebook Reality Labsは2022年第1四半期に6億9500万ドル(約895億円)の収益を上げ、29億6000万ドル(約3800億円)の損失を計上しました。なお、2021年のFacebook Reality Labsの収益は23億ドル(約2960億円)、損失は102億ドル(約1兆3100億円)だったとのこと。

Metaの創設者兼CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、同社のメタバース部門は長期的な成長のタイムライン上であり、「2030年代の成功のための土台作り」をしているところだと主張したほか、2022年内にメタバースプラットフォーム「Horizon Worlds」のウェブ版がリリースされる予定であることを発表しました。なお、Metaは既に「Horizon Worlds」での収益化プログラムをスタートしていますが、このプログラムにおける「47.5%」という手数料には「高額すぎる」という批判も寄せられています。

Metaのメタバース収益化プログラムの手数料「47.5%」が高すぎると話題に - GIGAZINE


さらに決算発表の会見では、TikTokのライバルとなるInstagramのショートムービー機能「Reels」が、人々がInstagramに費やす時間の20%以上を占めていることも発表されました。また、Facebookにおいてユーザーが費やす時間の50%以上が動画視聴に占められていることも報告されており、プラットフォームにおいて動画は非常に効果的なコンテンツになっている模様。なお、Reelsは当初こそInstagram専用の機能として公開されていましたが、2022年2月からはInstagramだけでなくFacebookでも利用可能になっています。

記事作成時点ではReelsの収益化は行われていませんが、ザッカーバーグ氏は将来的なReelsの収益化について「非常に楽観的」だと主張しています。また、MetaはReelsを含むコンテンツのAIを利用したレコメンデーションにも注力しているとのこと。

ザッカーバーグ氏は、「当四半期はMetaのいくつかの主要な優先課題において前進し、当社の製品ロードマップがもたらす長期的な機会や成長について引き続き確信を持っています。今日では、当社のサービスはかつてないほど多くの人々に利用されており、当社の製品が人々の役に立っていることを誇りに思います」とコメントしました。

いくつかの面でアナリストの事前予想を上回った今回の決算発表を受けて、Metaの株価は4月27日の時間外取引で19%上昇したとのことです。




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