以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20210729-facebook-2021-q2-reports/より取得しました。



Facebookが2021年7月28日に、2021年の第2四半期の業績を発表しました。この決算報告によると、同社の4~6月期の売上高は前年同期比56%増の291億ドル(約3兆2000億円)に達するなど、2016年以降で最も速いペースで成長を遂げましたが、今後は規制やAppleのプライバシー施策の見直しなどのあおりを受けて急減速すると見られています。

Facebook - Facebook Reports Second Quarter 2021 Results
https://investor.fb.com/investor-news/press-release-details/2021/Facebook-Reports-Second-Quarter-2021-Results/default.aspx

Facebook (FB) earnings Q2 2021
https://www.cnbc.com/2021/07/28/facebook-fb-earnings-q2-2021.html

Facebookが7月28日に発表した、2021年第2四半期決算の財務ハイライトが以下。広告単価が前年同期比で47%増加し、広告配信数も6%増加したことにより広告収入が大きく伸びた影響で、今期の総収入は前年同期比56%増の291億ドルとなりました。


決算資料によると、Facebookの2021年6月の日次アクティブユーザー数(DAU)は平均19億1000万人で前年同期比7%増、月間アクティブユーザー数(MAU)は6月末時点で29億人で前年同期比7%増と、SNSの利用も堅調だったとのこと。

一方Facebookは、「2021年には、規制や広告プラットフォームの変化、特に最近のiOSのアップデートによる広告ターゲティングの逆風が強まると予想しており、その影響は今期より次期に大きくなると見込んでいます。そのため、2021年の第3四半期および第4四半期には、前年同期比で見た成長率が大きく鈍化すると予想されます」と述べて、今後の見通しに対して慎重な姿勢を示しました。


Facebookが言及した「iOSのアップデート」とは、広告会社がiOSユーザーの広告識別子であるIDFAを利用する上でユーザーの事前許可を必須にするというAppleのプライバシー強化措置のことです。この変更がFacebookの広告事業に与える影響については、以下の記事に詳しくまとめられています。

Appleのプライバシー強化でFacebookと広告主がパニックに、実際のインパクトはどれほどだったのか? - GIGAZINE


今後の広告収入が大きく減少すると見込まれる中、Facebookは新しい事業にかじを切ろうとしています。FacebookのVRおよびAR製品担当ヴァイスプレジデントであるアンドリュー・ボスワース氏は2021年7月26日に、「Facebookが新しく開発しようとしている仮想空間『Metaverse(メタバース)』を専門とするチームを結成しました」とFacebookで発表しました。

Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOによると、Facebookが開発中のメタバースとは、「デジタル空間で人々が一緒に過ごせる仮想環境」とのこと。その実現に向けて、Facebookは同社のVRデバイスであるOculusに多額の投資を行っており、メタバース完成後はメタバース内のVR空間で取引されるデジタル製品やサービスから収益を得る考えだとしています。

ザッカーバーグCEOは投資家に業績を説明する電話会議の中で「今後数年間で、人々は当社をソーシャルメディア企業ではなくメタバースの会社だと見なすようになることでしょう」とコメントしました。




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