以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20210420-firefox-88/より取得しました。



ウェブブラウザ「Firefox 88」の正式版が公開されました。PDFフォームでJavaScriptが利用できるようになったほか、window.nameプロパティを利用したドメイン間のユーザー追跡への対策を行ったり、印刷時の余白設定がミリメートル単位で設定可能になるなどのアップデートが行われています。

Firefox 88.0, See All New Features, Updates and Fixes
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/88.0/releasenotes/

◆PDFフォームでJavaScriptがサポートされる
PDFフォームは入力フォームのように入力欄が設定されているPDFのことで、このPDFフォームの中には入力データの正確性をチェックするためなどのためにJavaScriptが利用されているものも存在しています。Firefox 88からは、そういったPDFフォームに埋め込まれたJavaScriptの動作をサポートするようになりました。


◆追跡防止のためにwindow.nameの設定変更
Firefoxは別のドメイン間でユーザーデータを追跡するのを防止する取り組みを続けていますが、window.nameというプロパティを利用することで、別ドメインへの遷移時に「アクセスしたユーザーが誰なのか」などの情報を送信できるという抜け道がありました。


Firefox 88からは別ドメインのページへ移動する際にwindow.nameプロパティを消去するように変更されました。


◆印刷時の余白の単位がローカライズされる
これまでは日本で利用する場合でも「インチ」単位で設定する必要がありましたが、Firefox 88からは「ミリメートル」単位で設定することが可能です。

◆その他のアップデート
・Linuxでの操作性が向上
タッチパッドを利用してスムーズなピンチイン・ピンチアウトを行うことが可能になりました。

・スクリーンリーダーの修正
視覚的に見えないように設定されているコンテンツを読み上げないようになりました。

・デバイスへのアクセス許可を求める頻度が低下
過去50秒以内に同じタブかつ同じサイトで同一のデバイスへのアクセスを既に許可している場合、確認ダイアログが出ないように変更されました。

・スクリーンショットボタンがURLバーの「…」ボタンから削除
右クリックメニューの「スクリーンショットを撮る」ボタンは今後も利用可能とのこと。一方、「ツールバーをカスタマイズ」のメニューに「スクリーンショットを撮る」が追加されたため、必要に応じてツールバーに配置することが可能となっています。


・FTPサポートが無効化
暗号化されていないプロトコルが悪用される可能性を減らすためとのこと。今後のリリースで完全に削除することが計画されています。

◆開発者向けのアップデート
・HTTPレスポンスでのJSONの視認性向上
開発者ツールのネットワークパネルにて、通信をJSONでやりとりした場合に生データを確認するためのボタンが追加されました。


また、Firefox 88には数多くのセキュリティフィックスも含まれています。




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