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ボランティアの共同編集により膨大な情報が掲載されるインターネット百科事典Wikipedia(ウィキペディア)は、情報を誰でも投稿・編集できるためさまざまな情報にアクセスする一方で、ユーザー投稿により誤った情報を公開してしまうこともあります。自分が執筆した情報が誤っていると判明したときの対処方法について、ウィキペディアを運営しているウィキメディア財団がアドバイスを公開しています。

So you've made a mistake and it's public... - Meta
https://meta.wikimedia.org/wiki/So_you%27ve_made_a_mistake_and_it%27s_public...

間違えた情報を掲載してしまった際の対処方法の「第0ステップ」として、ウィキメディア財団はまず「間違いを犯していないふりをしても意味がないことを理解してください。間違えていないようにふるまっても、よく見られることはありません」とメッセージを送っています。

by Noj Han

対処の第1ステップでは、「自分の犯した間違いについて考える」ことが勧められています。ウィキメディア財団は想定される間違った原因を以下の7つ挙げて、「どの原因に当てはまったか、非公開で書き留めることを検討してください」と述べています。

・なぜそのミスをしてしまったのですか?
・基づいた情報が悪いものでしたか?
・十分な情報がありませんでしたか?
・直感で書いてしまいましたか?
・締切に急かされたり、他人の強い意見に影響されたりといった、外からの圧力がありましたか?
・プロセスが破綻していましたか?
・実際の状況ではなく、希望する状況について行動していましたか?


第2ステップでは、「同じ間違いや、同じ種類の間違いを次に犯す可能性があるか考えてください」と述べて、そのポイントを以下の5点にまとめています。

・どのくらい間違えることがありえそうですか?
・このミスで学んだことに基づいて、再発の可能性を軽減するためにどのような手順を踏むとよいですか?
・それらの手順のうち、どれを選択するとよいですか?
・それらの手順のうち、公の場で返答する前に今すぐ採れる手段はどれですか?
・それらの手順のうち、長期的に取り組むことができるのはどれですか?


第3ステップでは、ステップ1とステップ2における最善の考えを武器にして、公開メールまたはウィキペディア上で以下の7点について簡潔に発表するようアドバイスしています。

・あなたが間違いを犯したということ。
・間違いについては、「間違えていました」ではなく、「最新の関連データを見ることを怠りました」というように可能な限り正確に書いてください。
・その際に、あなたは自らの間違いにより生じた害や損傷、混乱について謝罪を含めてください。
・その間違いを犯して通して学んだこと。
・損傷を回復するため、または間違いの結果を元に戻すために、どのような手順を既に実行したか。
・可能な場合は、特定のアクションのタイムラインを含めて、この種の間違いが再発しないように採った手順についても記載してください。
・そして、あなたの考えや理解について、要点を逃していないか、意図した行動に望ましくないものはあるか、不十分な点はあるか、他に改善できる方法はあるかコメントを求めてください。


第4ステップとして、実際に修正のアクションを行い、実行を約束した手順を最後まで遂行します。「次回の総会で話し合うことが手順に含まれている」など、すぐに修正出来ない場合は、適切なリマインダーを設定することをウィキメディア財団は求めています。またウィキメディア財団は重要な注意事項として、プロセスのどの段階でも助けを求めることを推奨し、正しい情報については「このような理由で間違った情報が載っているため、理解の手助けが必要です」と明示するのがよいとしているほか、コメントには専門用語を使わずありのまま話すことが大事であると述べています。




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