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Microsoftの創業者であり読書家としても知られるビル・ゲイツ氏が、例年夏に向けてお決まりとなっている「この夏に読むべき本5冊」を発表しました。ゲイツ氏の挙げる本は興味深いものが多い一方、日本語版が出版されていないものもあり「気にはなるが原語ではさすがに読めない……」と悩むこともあるのですが、2020年夏のオススメは5冊のうち4冊が日本語訳されているので、手軽に手に取ることができます。

5 summer books and other things to do at home | Bill Gates
https://www.gatesnotes.com/About-Bill-Gates/Summer-Books-2020

◆1:「」イーディス・イーガー
16歳のときに家族とともにアウシュビッツ強制収容所へ送られ、生き延びてアメリカで精神科医になったイーディス・イーガー博士によるホロコースト文学で、国際的なベストセラー。ゲイツ氏は「半分は回想記、もう半分は彼女のトラウマ処理の手引き」と表現し、「多くの人が、困難な状況を乗り越えるための手がかりを、彼女の助言から得られるはずです」とコメントしています。


「誰もが自分の中にナチスを持っているが、『憎しみ』ではなく『愛』を表現することで、それを受け入れるべき」と語るイーガー博士。なお、日本語訳書は出版されていません。

Life Lessons From Auschwitz | The Choice by Dr Edith Eger - YouTube


◆2:「」デヴィッド・ミッチェル
ゲイツ氏が「プロットが複雑で説明するのが難しい」と書く本作は、「19世紀の南太平洋を船で旅するサンフランシスコ出身の公証人」「第二次大戦前のベルギーで天才作曲家に師事する若き音楽家」「1970年代のアメリカ西海岸で原発の不正を追及する女性ジャーナリスト」「現代ロンドンでインチキ出版社を営む老編集者」「近未来の韓国でウエイトレスとして生きるレプリカント」「遠い未来のハワイで人類絶滅の危機を迎える文明の守り手」という6つの物語が1つの作品を形成しています。ゲイツ氏が気に入っているのは1番目に出てくる「19世紀の南太平洋を船で旅するサンフランシスコ出身の公証人」の話で、ゲイツ氏は「読み終えた後に考え込んだり話し合ったりしたくなる小説だ」と表現しています。


なお、本作は2014年にウォシャウスキー姉妹によって映画化されたことでも知られています。


◆3:「」ロバート・アイガー
著者は、2005年から2020年までの15年間、ウォルト・ディズニー・カンパニーのCEOを勤めたロバート(ボブ)・アイガー氏。ゲイツ氏は本書を「ここ数年で読んだビジネス書の中で最高のもの」と絶賛。「ビジネスについての洞察を求めている人も、面白い本を求めているという人も、ディズニーの歴史が大きく変わった時代を見守った彼の話は、きっと楽しめるはずです」とコメントしています。


◆4:「」ジョン・M・バリー
1918年に大流行したインフルエンザ、通称「スペインかぜ」について、その発祥からメカニズム発見までを追いかけるドキュメンタリー。新型コロナウイルスが世界に広がる今こそ、「人類史上最悪のパンデミックの1つを知っておくべき」とゲイツ氏は本書を挙げています。


なお、Amazon.co.jpでは日本語訳書は在庫なしとなっています。原語版であれば、電子書籍でも読むことができます。


◆5:「」アビジット・V・バナジー&エステル・デュフロ
2019年のノーベル経済学賞を受賞したバナジーとデュフロによる著作で、ゲイツ氏は2人を「現在最も頭のよい経済学者で、経済学を一般の人にわかりやすくすることにも長けている」と表現しています。


また、5冊のほかに「読む価値がある本」として、以下の8冊を挙げています。ここには、過去に「この夏読むべき本」として挙げられていたものも含まれています。

・「」アンディ・プディコム


・「」ジョシュア・フォア


ライトノベルでありそうなタイトルですが、原題は「アインシュタインと月面歩行」で、こちらもオシャレな印象。


・「」アンディ・ウィアー


リドリー・スコット監督による映画「オデッセイ」は、この本を原作としたもの。


・「」エイモア・トールズ


・「」グラム・シムシオン


・「」ティ・ブイ


・「」アリー・ブロッシュ


・「」ランドール・マンロー




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