Appleがベゼルレスデザイン採用でホームボタンがなくなり、筐体デザインも一新された新しい「iPad Pro」を発表しました。Lightningポートがなくなり、代わりにUSB-Cポートが搭載されています。
Apple Events - Livestream - Apple
https://www.apple.com/apple-events/livestream/
iPadについて。
販売台数は4億台に達しています。
他社ノートPCと比較すると圧倒的な販売台数を誇ります。
新しいiPad Proを紹介するムービーがスタート。
長らく採用されてきた曲線的なデザインの側面が……
直線的なデザインに変更。
ホームボタンもなくなります。
専用カバーと……
キーボードは従来通り存在します。
そして新しいApple Pencilも登場。
ペン先にボタンが追加されより使いやすいスタイラスへと進化しています。
Apple PencilはiPad Proの上部にマグネットで固定可能。この状態で充電できます。
イベントで流れた新しいiPad Proを紹介するムービーは以下から見ることができます。
iPad Pro — Change — Apple - YouTube
iPad Pro
iPhone XRと同じLiquid Retinaディスプレイを採用。
ベゼルが狭くなったことで、サイズは変わらずディスプレイが大きくなります。
12.9インチモデルはディスプレイサイズは変わらず、本体サイズがよりコンパクトに。
6.9mmだった前世代モデルから薄くなり、5.9mmという驚異的な薄さに。
新しいiPad Proの体積は前モデルから25％も小さくなっています。
Face ID
「Face IDはこれまでのコンピューターに搭載されたものの中で最も確実な顔認識システムです」
ファイルの閲覧や……
Apple PayもFace IDに対応。
Face IDを実現するための各種センサーやカメラは以下のような位置に配置されます。iPhone Xのようなノッチはなし。
右上を下方向にスワイプすると……
コントロールセンターが表示されます。
マルチタスク画面を表示。
さらに、引き続きSplit View(スプリットビュー)にも対応。
7nmプロセスのA12X Bionicチップセットを搭載
100億トランジスタ
7コアGPUと8コアCPU
CPUは1コアあたり35％も処理が速くなったとのこと。
8コア全体では90％も処理速度が向上しています。
「全ポータブルPCの92％よりも速い」
グラフィックの処理は1000倍
これはXbox One S相当のグラフィック性能とのこと。
バッテリーは丸1日もちます。
ニューラルエンジンを搭載で……
機械学習フレームワークのCore MLにも対応
最大1TBのストレージ
さらに、ついにUSB-Cに対応します。
第2世代Apple Pencilも登場。
これが新しいApple Pencil。
新型iPad Proの上部に置くと……
マグネットで固定されます。iPad ProがApple Pencilを認識し、充電を始めます。
拡張現実(AR)機能について。
新しいiPad Proは世界でベストのAR用デバイスとなります。
何もない部屋をカメラで映すと……
ひまわりが出現。
葉をタッチすると、葉の断面が表示されました。教育の現場でもAR機能は活躍できます。
iPad Proに対応した新しいアプリも続々登場予定。
進化したA12X Bionicによりどんなゲームもサクサク動作。
音楽制作アプリや……
NBA 2K19なども登場予定。
さらに、2019年にはPSDファイルを開いたりレイヤー機能を搭載したAdobe previews Photoshop CC on iPadが登場予定。これは少し前に話題となったiPad向けのフル機能版Photoshop CCのこと。
最後にiPad Proの機能を紹介するムービーが流れました。
ムービーは以下から視聴可能です。
Introducing the new iPad Pro — Apple - YouTube
これまでのApple製品と同様にiPad Proも環境に配慮した素材を使用して製造されています。
11インチモデルは64GB・256GB・512GB・1TB
11インチモデルは799ドル(約9万円)から。
12.9インチは64GB・256GB・512GB・1TB
12.9インチは999ドル(約11万円)から。
予約は2018年10月30日から。
発売日は11月7日です。
前モデルとなる10.5インチのiPad Proの価格は649ドル(約7万3000円)からとなります。
