以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20180621-anker-powerport-ii-pd/より取得しました。



2018年6月21日に、Ankerから壁挿し型充電器「PowerPort II PD with 1 PD and 1 PIQ 2.0」が日本国内向けに登場します。USB Power Delivery(USB PD)対応のUSB Type-Cポートと、Anker独自の充電技術「PowerIQ 2.0」に対応したUSBポートを1基ずつ搭載、軽量かつコンパクトで持ち運びやすさを重視したモデルになっているとのこと。一足早く入手したので、実際に使ってみました。

Anker PowerPort ll PD - 1 PD and 1 PowerIQ2.0 (急速充電器) | Anker公式オンラインストア | Anker(アンカー)公式オンラインストア | モバイルバッテリー・充電器・スマホケースの製品情報
https://www.ankerjapan.com/category/CHARGER/A2321.html


PowerPort II PDの外箱はこんな感じ。


内容物はPowerPort II PDの本体と、サポートへの連絡先と説明書


PowerPort II PDの大きさは68mm×70mm×28mmで、長辺143.6mm・厚さ7.7mmのiPhone Xと本体を並べてみるとその大きさがよくわかります。


重さを量ってみると149gで、片手でも楽々持てる重さです。


前面上部には丸いLEDランプ。そしてUSB Type-CポートとUSBポートが搭載されています。


底面には品番や出入力、PSEマークなどの認証印が記されていました。入力は100~240V-1.6Aとなっています。USBポートの出力は5V-3A・9V-2A・12V-1.5Aの3種類。USB Type-Cポートの出力は5V-3A・9V-3A・15V-2A・20V-1.5Aの4種類です。


コンセント部分は折り畳みが可能で、背面上部から引き出します。


PowerPort II PDを縦に2つ並んだコンセント穴に挿したところが以下の画像。ぐっと挿して通電すると、全面上部にあるLEDランプが青く光ります。重さのバランスで抜けやすくなるのではと心配しましたが、すぐにコンセントが抜けてしまうような不安定さは感じません。また、下のコンセント穴に挿しても上の穴をふさがないようになっていたので、他の電化製品のコンセントを同時に挿すことも可能。


まずはPowerPort II PDでバッテリー残量12%のiPhone Xを充電してみます。


USB簡易電圧・電流チェッカーを使って計測したところ、約4.9V×約1.2A=約5.9Wの出力となっていました。なお、Apple純正のアダプターを使用して計測すると約5.1Wという出力で、大きな違いはありませんでした。


およそ2時間45分でiPhone Xを12%から95%まで充電することができました。以下の画像は充電の様子をNKBatteryでモニタリングしてグラフ化したもの。


続いてUSB Type-Cポートを使って、バッテリー残量34%のNexus 6Pを充電します。


を使って計測してみたところ、約4.7V×約2.1A=約9.9Wの出力が確認できました。


その結果、Nexus 6Pは48分で34%から84%まで充電できました。


さらに、USBにiPhone Xを、USB Type-CポートにNexus 6Pを同時に接続して充電してみました。


iPhone Xを接続するUSBポートは約4.6V×約1.2A=5.5W。


USB Type-Cポートの出力は約4.8V×約1.8A=約8.6Wでした。


USB PD対応のUSB Type-Cポートは最大30Wの出力まで可能で、接続する機器に応じて出力が切り替わるとのこと。そこで、USB Type-C端子を持つNintendo SwitchをPowerPort II PDで充電してみました。


RouteR・USB Type-C電圧・電流チェッカーを使って計測してみたところ、14.9V×1.00A=約15Wという結果。Nexus 6Pの時と比べてNintendo Switchをつないだ時に出力される電圧がちゃんと切り替わっていることがわかります。


PowerPort II PDはコンパクトかつ軽量で、USB PDとPowerIQ 2.0によって幅広い出力に対応しているので、様々な種類の充電器やアダプターを持ち運ばなくても、PowerPort II PDを1台と各種ケーブルさえ持っていけばOK。旅行の荷物を少しでも減らしたい人におすすめできます。特に、PowerPort II PDは100Vから240Vまでの入力となっていて、世界各国の電圧にも対応しているため、海外旅行に持っていくにはちょうどいいアイテムといえます。ただし、PowerPort II PDの急速充電の性能は思ったほどではなく、本格的な急速充電器として自宅で運用するにはかなり物足りなく感じます。高性能な急速充電器を求める人よりも、さまざまなアダプターを1つに集約して整理したいという人向けといったところでした。

Anker PowerPort II PD - 1 PD and 1 PowerIQ 2.0は税込3799円で、Amazon.co.jpで取り扱われています。




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