以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20161021-what-happen-eating-human-brain/より取得しました。



人間が人間の肉を食べることは、慣習上も法律上も許されていませんが、仮に人間の脳やその他の部位を食べた場合、体にどんな変化が起こるのかをムービー「What Happens If You Eat Human Brains?」がコミカルなアニメーションを使って考察しています。

What Happens If You Eat Human Brains? - YouTube


人間の脳を人間が食べるとどうなるのでしょうか?


パプアニューギニアのフォア族を例に見てみましょう。


1960年後半までフォア族では死者を弔うために、死者の肉を食べる習慣がありました。


しかし、科学者たちはフォア族の人が「クールー病」という病に罹患(りかん)しやすいことを発見しました。


クールー病は「transmissible spongiform encephalopathy(伝達性海綿状脳症)」の病の一種です。


形の崩れたタンパク質やプリオンが脳に蓄積する病気で……


脳がスポンジ状になってしまいます。


この症状には、よくわからない笑いやおかしな頭痛が初期症状として現れることがあります。


数年から数十年の潜伏期間を経て発症すれば……


わずか数年間しか生きることができなくなります。


では脳以外の他の部位を食べるとどうなるでしょうか?


成人男性の体全体には、8万kcalの消費エネルギーがあると概算されていて、その大部分がタンパク質と脂肪です。


腕は1800kcalで、心臓は720kcalです。


そのため、ハロウィンで心臓を取られてしまったら……


スニッカーズを心臓の代わりにもらえば足ります。


人間の体のさまざまな部位を食べることで、他の病気を引き起こす危険があります。


特に、人間の肉からは多量の飽和脂肪酸を摂取してしまいます。


American Heart Associationは、飽和脂肪酸からくるうち5%分のカロリーを減らすように推奨しています。そのため、人間の肉を食べると飽和脂肪酸を取りすぎてしまうので健康には良くないでしょう。




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