以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20120924-iran-block-google/より取得しました。



イスラムの預言者ムハンマドを冒涜した映像が製作・公開されたことを受けて各地でイスラム教徒が抗議活動を行い、リビアでは領事館が襲撃されて駐リビア米大使が死亡するなど、大きな事件となっています。

この流れを受けて、イラン政府は国内のインターネットからGoogleとGmailへの接続をフィルタリング(実質的な遮断)することを発表しました。また、2013年には世界との接続を断った国内の独立ネットワークの運用も予定しています。

گوگل و جی میل فیلتر می‌شوند



Iran readies domestic Internet system, blocks Google | Reuters



Iran set to block access to Google | World news | guardian.co.uk



これは、イラン国内のコンピュータ犯罪とオンライン検閲を担当しているAbdolsamad Khorramabadi氏が語った内容として、Ilna通信社が伝えたもの。ヤング・ジャーナリスト・クラブによると、ムハンマドを冒涜するものだとして大きな話題になっている「Innocence of Muslims」の公開停止をYouTubeが拒否したための対応だとのこと。

Khorramabadi氏は「GoogleとGmailは改めて通知があるまで、国内ではフィルタリングされることになる」と語り、この制限が一時的なものなのか、それとも永続的なものなのかについては言及しませんでした。


政府担当者は「Google社の検索エンジンとメールサービスへのアクセスは数時間以内にブロックされるだろう」と日曜日にテレビで発表しているため、すでに現時点でブロックは始まっているということになります。

イランは既に世界でも有数のインターネットフィルタリング大国となっており、無数のサイトに接続することができなくなっています。これを政府では「サイトが攻撃的だったり、犯罪的だったりするため」と説明していますが、一般人の間では2009年にアフマディーネジャード大統領が再選されたイラン大統領選挙についての議論がFacebookやYouTubeを通して盛り上がったことでブロックされたのだろうと信じられており、事実、反政府的だと見られるようなサイトはすべて慣例的にブロックされています。

このため、イランの人々はVPNソフトウェアを使用して、イランではない別の国からのアクセスに見せかけて政府のフィルタを突破しています。

しかし、イランは世界に繋がった“ワールドワイドウェブ”ではなく完全に独立した“イラン・インターネット・システム”の構築を目指しており、近日のうちにすべての政府機関と企業がこの国内ネットワーク網に接続することが、Ali Hakim-Javadi通信・技術大臣から発表されています。計画の第2段階では、一般人もこのネットワークに接続することになります。2013年3月にはシステムは実装される予定ですが、実際に動いてみるまでは、本当にグローバルネットから切り離されているのかはわからないとのこと。




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