以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20120621-internet-censorship-in-china/より取得しました。



中国では金盾(ジンドゥン)と呼ばれるインターネット検閲システムが稼働しており、政府が有害とみなすサイトや情報へのアクセスが制限されています。規制の対象はTwitterやFacebookなどに加え、海外のニュースサイト、人権団体のウェブページなどさまざま。

中国政府によるインターネット規制そのものは「公然の秘密」という感じで、日本ではたびたび報道もされています。しかし、実際に規制対象になっているサイトなどに接続を試みるとどうなるのか? ということはよくわからなかったので、実際に現地で試してみることにしました。

今回、接続テストを行った場所は北京首都国際空港


使用した回線はBOINGOという有料WiFiサービスです。


空港ロビーの片隅にノートPCをスタンバイ。


周囲の様子はこんな感じです。


まずはTwitterにアクセスへの接続を試してみます。


アクセスすると「Internet Explorerではこのページは表示できません」とエラーが返ってきました。


露骨に「アクセスが規制されています」などといった表示が出るわけではないので、規制のことを知らずネットにも詳しくない人であれば「Twitterというサイトはいつもダウンしているな」と勘違いしてしまうかもしれないレベル。

検索結果をクリックしてからエラー表示が出るまでの一部始終は以下のムービーでも見ることができます。

中国政府のインターネット検閲-Twitterにアクセスしてみた - YouTube


次はFacebookへのアクセスをチェック。


こちらもエラーになってしまいました。


上記の流れの詳細もムービーに収めてあるので、以下でチェックしてみてください。

中国政府のインターネット検閲-Facebookに接続してみた - YouTube


「mixi」は何の問題もなく表示可能。なお、この後自分のアカウントでログインをしてみると、ごく普通に閲覧できました。


実際にトップページが表示されるまでの様子は以下のムービーで見られます。

中国政府のインターネット検閲-mxiにアクセスしてみた - YouTube


GIGAZINEも通常通り閲覧することができました。


実際にアクセスしている様子は以下のムービーに収められています。

中国政府のインターネット検閲-GIGAZINEを閲覧してみた - YouTube


日本語版Googleにも普通にアクセスできたので「天安門事件」と検索してみたところ……。


Wikipediaのページを問題なく閲覧することができました。


実際にページを閲覧している様子は以下のムービーでも見られます。

中国政府のインターネット検閲-Googleで「天安門事件」を検索してみた - YouTube


民主化を要求するデモ隊を人民解放軍が虐殺した「天安門事件」は中国政府にとってかなり都合が悪い情報のハズですが、普通に閲覧できたのは少し意外。外国語(日本語)なら問題ない、ということなのかもしれません。

次はMicrosoftが提供するサーチエンジンBingの中国語版を使用して同じ内容を検索してみましょう。


こちらも割とたくさんの結果が表示されますが……。


最後までスクロールすると「中国の法律および条例に基づく法的義務により、この用語の特定の検索結果を削除しました」という注意書きがありました。


Bingを使って検索してみた結果は以下のムービーにも収められているのでチェックしてみてください。

中国政府のインターネット検閲-Bingで「天安門事件」を検索してみた - YouTube


北京の中心街は巨大なビルが建ち並び無数の車が行き交う近代的な町並みですが、ここでは「金盾」によって遮断されるのが「当たり前」になっており、こういうのと比較すると日本のインターネットはまだまだ自由な方ですが、今後どうなるかはまったくわかりません。いつの日か日本もこうならないとは言い切れないのが現状です。




以上の内容はhttps://gigazine.net/news/20120621-internet-censorship-in-china/より取得しました。
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