以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20110928_driving_woman_punished_by_whip/より取得しました。



厳格なイスラム国家であるサウジアラビアでは、女性が自動車を運転することを認めず、免許も取得できない状況に抵抗する運動が広がっています。そんな中、反対運動の一環で車を運転した女性に対し、西部の都市・ジッダの裁判所が「無免許運転」の罪でむち打ち10回の刑に処すという実刑判決を言い渡しました。

サウジアラビアでは女性が運転免許を取得すること自体許されていないのですが、2011年6月ごろから、周辺のアラブ諸国の民主化の動きに刺激され、女性たちが車を運転する自身の映像をインターネット経由で公開する運動が広がっているとのこと。


これはアルジャジーラがまとめた、サウジアラビアの女性たちが、自動車免許を取得するための権利を主張する運動を紹介した映像。

Saudi woman campaigns for right to drive - YouTube


こちらもアルジャジーラの報道番組の一幕ですが、5月末ごろにも車を運転したという容疑で逮捕された女性がいて、その人にインタビューするなどしています。自動車の運転の容疑で逮捕された女性の前例はあったものの、実刑判決を受けたのは今回のケースが初となります。

Saudi women driving for change - YouTube


これまで以上に女性の運転に対する風当たりが強くなった原因として考えられるのは、9月25日に同国のアブドラ国王が女性参政権を初めて認める方針を打ち出したこと。この方針に反発した保守的な宗教勢力が、影響下にある裁判所に、女性に対して厳しい判決を出すよう働きかけたのではないかという見方もあるようです。

国際的な人権団体はもとより、地元の女性団体も「女性の権利拡大の流れに逆行するものだ」と非難していますが、サウジアラビアでは宗教勢力が法律や教育など社会の広い分野に強い影響力を持っているだけに、これからもこのような権利拡大に関する争いは続いていくものと思われます。




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