メタファー:リ・ファンタジオをクリアした
まあまあ面白かった。
プレスターンバトルやアーキタイプの切り替え、スケジュール制、支援者とのコミュニケーションシステムから一部エリアの露骨すぎるファンサービスにいたるまで、アトラス産ゲームの要素が合体している。ワンボタンで戦闘を始めからやり直す機能が反射・無効・アンチ反射攻撃といった初見殺しの理不尽さをかき消して攻略に集中させてくれる心遣いがありがたい。
BGMもかなりいい。P3以降のポップス路線から一転、荘厳な宗教音楽的トーンでプロローグから物語の緊迫感を演出することに成功している。厳かなパートの後に必ず爽快なサビが到来するのも含めて良し。個人的には先制攻撃でも”戦う者達よ”を聴きたかった。
残念な点を挙げるとすれば、シナリオが現代の価値観を支持する方向で最大公約数的にきれいめにまとめられすぎている点────とりわけ道徳の重要性が強調されている。もちろんマリアをはじめとした子どもたちは無垢であり善、保護するべき存在としてしか描かれることがない。悪玉的に振る舞う人物のほとんどは道化に成り下がって退場するかあるいは顧みられることもなく通り過ぎていく。こうなると居心地が悪く、己の中に悪を抱えたままふてぶてしく生きているような、人間的な存在を求めてしまった(おお、カオスヒーローは何処に?)。メガテンやかつてのペルソナシリーズが保持していた陰鬱さ・毒気が雲散霧消してしまっていることから、個人的には集大成として評価するのがはばかられる。もちろんこれは万人向け王道に舵を切り、10代~20代のゲーマー向けとして仕上げられた結果であるが、年齢も精神性もいよいよゲームタイトルのターゲットから外れた心地がする。
テーマ的には乗り切れなかったものの、シナリオの進め方・回し方にはいくつか興味深いポイントがあった。たとえば今作では後付けのように上位存在が終盤に登場することはない。つまりすべての主要人物は単なる人間に過ぎない。そのこともあってか、主人公らやルイ一派も含め各勢力が陰謀を巡らせているが、その全てを把握して読み切る者が誰もいない。宿敵のルイであってもそのラインは有効で、各陣営が互いに予想できない局面に突入することになり、咄嗟にアドリブでフォローするというようなシーンが多い。特に中盤の対ルイ作戦に関わる諸々は神の視点で見ていると色々と面白過ぎる出来事が連発しているのだが、当事者からすればただ最善を選ぼうと精一杯やっているだけに過ぎない。ルイはすべてを見透かす全能者でした、みたいなチープな筋書きでは成立しえないカオスさがよかった。
Heavier Trip1・2を観た
1の感想
おもしろい!
前半で田舎町の冴えないメタル青年の現実を散々強調しつつ、最後の最後で突然メタルとメタルを愛した仲間への想いが爆発してからの勢いがとにかくすごい。窃盗、テロリスト、国境超え、武力衝突、ヴァイキングやエルフとの邂逅...トゥロが自分の枷を外し信念を貫くと決断し行動に出た途端、リアルな世界観はフィクショナルな世界観へと変貌を遂げる。このパワフルさを楽しむ映画だった。終盤で残りの再生時間を確認してこれ尺足りなくね!?と若干不安になったがそのまま走り抜けてくれて満足度が高い。
・2の感想
失敗作。
商業音楽としての現代のメタルにどう向き合うかという難解なテーマを提示し、バンドメンバー全員に個々人のドラマを背負わせ、この文脈でBABY METALも出演させている...
全然まとまりそうにないが前作の終盤同様、恐るべき力業で全てをひとまとめにして圧巻の展開で駆け抜けて終わらせるのだろうと構えていたがしょーもない人情ドラマをやってライブ描写も全く足りていないまま終わった...。
全て失敗しているのでいちいち惜しかったポイントを挙げるときりがなく、故に全て失敗しているとしか言いようがない。メタルモンスターとして覚醒したはずのトゥロの魂は何処に消えたのか?
忍び込んだ音遺博物館で突然炎に包まれたギターが登場する瞬間の疾走感だけは良かった。
ドールズフロントライン2を開始
ずっと待っていたタイトル。
面白い!

戦闘はXCOMをマイルドにしたデザイン。基本的には1ステージに4人チームで出撃。特定ステージで5人チームとなる(複数チームを要求するモードも用意されている)。ストレスになりがちな命中率システムが存在しないのはうれしい(射程内の射撃は確実に命中する)。事故ったら手順を巻き戻して遊ぶことも可能(1出撃に3回まで)。育成リソースの配布をかなり絞っており、とりわけ各キャラ専用のパッシブを解放するためのアイテムが枯渇しがちなので、育成対象の選抜は慎重にならざるを得ない。
シナリオ的にはメインストーリー6章~7章が割とグダっていてやや不安だったが8章と8.5章で一気に盛り返して安心。現状、新キャラのなかではネメシスとキャロリックがシナリオ的な役割ではひたすら尺を潰しているだけな印象に対し、コルフェンの存在感が突き抜けてしまっている印象が強いので挽回してほしいところ(ヴェプリーはちゃんと仕事こなしてるし)。
まだ中国鯖でもシルエット予告のみらしいVSKの実装待ってます
【新人形紹介】
— ドールズフロントライン公式 (@GirlsFrontline) 2021年1月21日
★5 RF「VSK-94」
警察局に在籍していた人形。
正義感に溢れ優秀な作戦能力を有しているが、寡黙なため近寄りがたいと思われている。
本当は人間の子どもが大好き。
詳しくは下図をご覧ください。
「1月22日(金) メンテナンス後」より人形製造にて入手可能です!#ドルフロ pic.twitter.com/kiGTa6hXoB
・余談
中国版の数年前のドルフロ(少女前線)のイベントPVのナレーションでツボに入るフレーズがあったので俺のパンチライン入り
この世界は醜い
だがお前たちには渡せない
Let's gooooo!!!!!!!!!!
・余談2
ドルフロ2プレイ開始をきっかけに同世界観の「パン屋作戦」を購入して遊びはじめた。
ひたすら骨太なSRPGという印象。難易度ノーマルでプレイしているのだが敵の物量が異常で(じゃがいも畑から生えてくるのだろう)、毎回アイテム等を活用してうまく立ち回らないととても生き残れない。シナリオも先が気になる出来で楽しみだ。
あと、本作のストーリーや設定関連のTipsを読んでいてドルフロ2のプロローグで何が起こっていたか予想がついてきた。