「某I◯Cが人類に打ち克った証」たる某近代ナンチャラが最終日を迎える中、東京では……(中略)……ゆきだるま☃!
今日は、皆さんお待ちかねの、#ナントカの日!☺#ナントカ #の日 pic.twitter.com/q7qXHVVc8g
— 某ZR(ざんねん🙃) (@zr_tex8r) 2021年8月7日
というわけで、コロナ禍にも負けず、某I◯Cにも負けず、今年も普段通りの「ゆきだるま☃の日」がやってきました!
フォントについて語ってみる
さて☃といえばフォントですが、5年ほど前に、「ヒラギノ角ゴシック」の☃がチョット話題になりました。
ヒラギノ角ゴシックW0~W9を一列に並べてみて今さら気づいたのだけれど,ヒラギノ角ゴシックのゆきだるまって,W0だけ他とデザインが違う!帽子が黒くて,口が少し笑顔気味になってる。なぜこれだけデザインが違うのだろう……。開発者のイースターエッグ!? pic.twitter.com/jEW7WI3STE
— Yusuke Terada (@doraTeX) 2016年10月4日
ヒラギノフォントといえば「☃が無表情」なことで有名ですが、後から追加された「W0」だけ、なぜか☃がチョット笑顔で、しかも帽子が黒いのです。この件が話題になったときのツイッタァーの反応がまとめられています。
……おや、一人だけ、変なことを言ってますね……。

バリアブル・フォント☃#違う #違う #違う pic.twitter.com/LP6iwGsDy7
— 某ZR(ざんねん🙃) (@zr_tex8r) 2016年10月5日
バリアブルフォントについて語ってみる
バリアブルフォント(variable font)というのは、2016年にOpenTypeの仕様に追加された「Font Variation」という機能を利用したフォントのことで、粗くいうと「一つのファミリの中の変種を“無限に”作る」ことを可能としています。例えば、先の話にあったようにヒラギノフォントにはW0・W1・……・W8・W9の10個のウェイト(字の太さ)が用意されていますが(これはこれでスゴイわけですが)、ウェイトを”バリアブル”にしたフォントでは、ユーザは「W5.5」とか「W3.14159」とかに相当する中間のウェイトを利用できます。いわば、ウェイトの種類が“無限”に増やせるわけです1。
欧文のバリアブルフォントは既に数多く発表されていましたが、今年(2021年)の4月に、フリーの和文フォント「源ノ角ゴシック」について、そのバリアブルフォント版が公開されました。
これを機にして日本でもバリアブルフォントの技術に注目が集まっているようです。先月には、「全角ダーシの太さ・長さが自由に調節できるフォント」が公開されました。
欧文フォントに続いて和文フォントの世界にもバリアブルフォントの時代が到来したとなれば、☃文フォントの世界にもバリアブルフォントが求められるのは必然の流れでしょう。
☃文バリアブルフォントについて検討してみる
☃について「“無限に”変えたいもの」といえば、やっぱり帽子やマフラーの色でしょう。(カラー絵文字のフォントがあることからわかるように、現在のOpenTypeの仕様では「色付きのグリフ」がサポートされています。)

しかし残念ながら現状では、Font Variationの仕組で変化させる対象となるのは、グリフの輪郭線の点の座標に限られるようです2。
一方で、「笑顔と無表情の間で“無限の”バリエーションを作る」ことであれば、これは輪郭線の変化なので実現できそうです。
☃文バリアブルフォントを作ってみる
というわけで、さっそく作ってみました。
※詳しい話はまた後日🙃
まとめ
というわけで、笑顔の☃も、無表情の☃も、不機嫌な☃も、すべて素敵!
