※この記事は、映画きかんしゃトーマス公式との繋がりは一切無い、個人のファンによるブログです。
どうも、トーマス情報としての記事では久しぶりですね。2024年もあっという間に終わろうとしていて、いよいよ、記念すべき『きかんしゃトーマス』原作『The Railway Series (汽車のえほん)』出版80周年の2025年が迫ろうという時です。
今回は、本日13時に公式から解禁された情報についてご紹介します。仕事の真っ最中だっただけに、驚いて、その後まったく集中できませんでした(笑)
なぜなら、それは、この節目の2025年に日本で公開予定の映画の情報だからです!

映画『ぼくのたいせつなともだち』
2025年3月28日公開
映画公式HP: https://movie2025.thomasandfriends.jp/
クレジット: ©︎2024 Gullane (Thomas) Limited
予告編
シリーズでの魅力の一つである人生に必要な教訓、「正直でいよう」、「何度でも挑戦しよう」、「友達に頼ろう」、「大好きはそれぞれ」などを含む、トーマスが冒険の中で見つけた6つの大切なこと(教訓)と共に、友情とチームワークで数々のピンチを乗り越えるという内容とのことです。
見ての通り、2021年(日本では2022年)に始まった2D版『きかんしゃトーマス』(原題 Thomas & Friends: All Engines Go)(*以下『AEG』と略します)の、劇場最新作なのですが、個人的に驚いたことが2つあります。
まず、AEGの事実上の長編第3作ではないということ。2024年は、日本でAEG第2シリーズが放送と、過去の再放送が為されている傍ら、現在作品が制作されているカナダをはじめ英国、オーストラリア等では、AEG第3シリーズの放送が完了し、11月19日には米国で『The Christmas Letter Express』のDVDが発売となりました。

その後者の作品こそが、AEGシリーズの長編第3作目に該当します。これはフランチャイズ史上初のクリスマスをテーマにした長編となっていて、例年なら9月に発売されるところを、米国・英国どちらも季節に合わせて11月でのDVD発売・Netflix配信となりました。
私はてっきり、この長編が映画として日本で2025年の冬に公開するのだろうと考えていました。しかも昨年日本以外の各国公式YouTubeで無料で配信された『The Great Bubbly Build』でもなくて。ですので、かなり驚いています。
そうすると、『ぼくのたいせつなともだち』という映画は一体何なのかと申し上げますと、AEG第1シリーズ全52話のうち、日本(Eテレ)で放送されなかった6つの短編エピソードの総集編なんですよね。
これが、もう一つの驚いたことです。一体いつになったら放送するんだろうと思っていたら、まさかの劇場で公開するためにストックしておいたと。
ちなみに、トーマスの短編エピソードをまとめて映画として劇場公開するというのは、今に始まったことではありません。
2020年に公開された『チャオ! とんでうたってディスカバリー!!』は、第23シリーズのうち3つの中編*1を1本の内容としてくっつけた物でした。
2021年には『おいでよ! 未来の発明ショー』が公開されていますが、こちらは第24シリーズの中編エピソード2つと、短編エピソード2つを合わせた英国版のDVDの内容を丸ごと映画にした物です。
さらに2022年の『オールスター☆パレード』は、海外公式YouTube用に制作されたミニストーリーを主軸に、過去に公開された歌やクイズコーナー等を設けた、3DCGで描かれるトーマスを最後まで盛り上げようというSCP(日本公式)の心意気と配慮と愛を感じさせる、日本独自の総集編映画でした。
さて、そんな2025年の映画最新作の内容は、予告編、公式フライヤー、公式ホームページを見る限りでは、以下の通りです。
*劇場での順番は不明です。また、ネタバレに配慮して、予告編で公開された場面のみのスクリーンショットを使用し、各あらすじはこの記事では掲載しません。

原語版第6話『Kana Goes Slow』
脚本: クレイグ・カーライル
主役: トーマスとカナ

原語版第29話『Thomas and Percy's Eggsellent Adventure』
脚本: ブレント・ピアスコスキー
主役: トーマスとパーシー

原語版第30話『Calliope Crack-Up』
脚本: サラ・アイゼンバーグ&ベッキー・ウォンバーグ
主役: 大大大冒険クラブのみんな

原語版第33話『A Light Delivery』
脚本: ニキ・リットン
主役: トーマスと大大大冒険クラブのみんな

原語版第38話『Nia's Perfect Plan』
脚本: ピーター・ガフニー
主役: ニア

原語版第43話『A Rusty Rescue』
脚本: ニキ・リットン
主役: トーマスとディーゼル

以上のエピソードの内容をよく知っている身としては、各回の魅力を存分に語りたいところなのですが、そこを押さえた上で、あえて主役のキャラクターを書かせていただきました。
AEGのレギュラーキャラクターの総称である大大大冒険クラブのきかんしゃたち全員余すところなく活躍しますし、もちろんカーリーとサンディー、それからゴードン、ジェームス、ハロルドといった人気キャラクターにも、たくさん出番があります。
残念ながら、第1シリーズの内容となっていますので、新キャラであるブルーノの出番はありません。

また、これら6つの日本未放送エピソードの共通点としては、英国、米国、オーストラリアで、デジタルダウンロード版としてDVDのようにまとめて配信されたコンテンツ『Best Friend Adventures』に相当します。この収録内容は米国の放送順と異なりますので、劇場でこの順番で流れる可能性が高そうです。
本編63分のところを、映画『ぼくのたいせつなともだち』では、その10分長い73分で完成されているということで、どのように編集されているのかが楽しみです。
もしかしたら、エピソードの繋ぎ目に何か挟まるのかもしれませんし、65周年記念に公開された映画『ミスティアイランド レスキュー大作戦!!』のように、トーマスヒストリーが収録されているのかもしれません。
ちなみに、映画の原題とされている『The Biggest Friends of All』というのは、3DCGから2DCGへフルリニューアルする際のコマーシャルからの引用になります。芸が細かいですね。
奇しくも、この6つのエピソードって、私が過去にレビューで高く評価した作品たちなんですよね。キャラクターが存分に活躍し、重要な道徳と共に、冒険とイベントいっぱいで楽しい作品たちなので、AEGが好きな人、もちろん子どもたちは是非劇場に足を運んでほしいと、一ファンとして願っています。私の各レビューは読まずに(笑)
というわけで、勢いで記事を書くくらいには驚いております。
嬉しいことに、これでAEG第1シリーズ全52話全てが日本で公開されることになるわけですが、少し心配なのは、これら6つのエピソードの吹替版サブタイトルは判明するのかどうかというところです。
『チャオ!』と『おいでよ!』にまとめられた中編・短編エピソードたちは、原語版ではそれぞれにサブタイトルがあるにもかかわらず、編集によって一まとめにされているために、結局現在も判明していないままなんですよね。まとめる側としてはこの所業は非常に惜しいのです。
すでにファンの間で賛否両論あるかと思われますが、原作出版80周年の節目、AEG長編第3作が季節ものであるなどの事柄が重なって、こういった決断に至ったのだろうと、私は予想しています。
また、2025年にカナダや英国等で、ダックやドナルドなどが登場すると思われるAEG第4シリーズと長編第4作の公開が決定しています。これらはすでに完成済みと考えられますが、2023年11月になってもまだAEG第5シリーズ以降の制作にゴーサインが出ておらず、脚本チームも解散していて、何も制作できていない状況です。
そればかりか、AEGシリーズの制作を担うネルバナ社の親会社であるコーラス・エンターテインメントは、今年7月に収益の低迷により、コスト削減で多くの従業員を解雇しているといった不穏なニュースもあります(リンク)。これがどの程度ネルバナとトーマスに影響しているのかは定かではないにしても、この先、トーマスのコンテンツの制作も、AEG長編第4作以降のトーマスの長編作品があるかどうかも不透明です。
それゆえに、再びこのように52話中6つの短編エピソードが一まとめにされて劇場公開されるケースもあるんじゃかなと、個人的には考えています。
中編『The Great Bubbly Build』も、AEG長編3作『The Christmas Letter Express』も、どのような形であれ、日本で公開してほしいとも思いますが、一番の願いは、今後フランチャイズに幸があることですね。
暗い話はともかく、日本公式では、80周年のために色々用意されているのが、ファンとして非常に嬉しいです。2025年に先駆けて、原作出版80周年特設サイトなるものが開設されているほか、期間限定で公式YouTubeチャンネルにて、70周年記念作品の『トーマスのはじめて物語』が期間限定で見放題です。
以前、ラジオ「ガクのネ きかんしゃトーマスの楽しみ方」の終わり際でも、ソニー・クリエイティブ・プロダクツ IPマーケティング本部プロデューサーの朝倉精吾氏が仰られてはいましたが、まさかHPも含めてここまで気合が入っているとは思わず、2025年になったら他にどのような盛り上がりが待っているのかとワクワクを押さえられません。
個人的には吹替版第12シリーズ等のロストメディアが全話公開されたりしてほしいところです(笑)
ひとまず、3月28日に公開される『ぼくのたいせつなともだち』を楽しみに待ちたい所存です。ようやくこれらの吹替版が観れると思うと…。
では。
※この記事に添付したスクリーンショットの著作権は全てMattel, Inc.に帰属します。
*1:普段の短編を2倍の長さにしたエピソード