
久しぶりに東北新幹線に乗りました。普通車の座席が東海道新幹線よりも広く、車内販売も来たし、読み物も置いてあり、一瞬グリーン車に間違って乗ってしまったかと思ったほど。
私は日頃、ほとんど読書をしませんが(自慢にもならないですね・・・)、新幹線に置いてある雑誌を読むのが好きです。社会の色々なことについて解説してくれるので、読んでいて楽しいですし、旅の話題もあってそちらも面白い。
今回の「トランヴェール」という雑誌のメインテーマは「北国のファッションをめぐる旅」でした。
最初は八戸の市場で働くお母さんたちのいで立ちの解説。ほっかむりに、割烹着、背負いかご、長靴が載っていました。今では市場も冷暖房完備でサロン風のエプロンを着る人が多いのだそうですが、昔は地元の呉服屋が生地を市場へ持ってくるので注文をしたのだそうです。オーダ-の割烹着を着て働いていたなんて、おしゃれだし、かっこいい!
次は青森の刺し子。綿を着てはいけないという時代、麻織物の服で寒さをしのげるわけもなく、元の生地が見えなくなるほど刺し埋められた防寒着。刺す方は着用者の命を守るために必死だったと思います。
現代の刺し子は、フランスのルーブル美術館で展示される作家さんもいるとのこと。本来は日常生活に必要不可欠であった「用の美」が芸術として認められているのも、かっこいい!
そしてアイヌ刺しゅう。これまで何度か見る機会がありましたが、大胆な構図の中に繊細なチェーンステッチが施されていて本当に素晴らしいと思います。私はかねがね北海道白老町のアイヌ伝承拠点「ウポポイ」を見に行きたいと思っていたのですが、ほかに函館の北方民族資料館にも衣装がたくさん展示されていることを今回読んで知りました。しかもアイヌ刺しゅうの講座もあるそう。これは来年ぜひ応募してみたいです。
トランヴェール12月号、あまりにも読みごたえがあったので、今回初めて持ち帰りました。
写真もきれいで見ていて飽きないので、家で何度も読みかえしています。