
六本木ヒルズ 森タワーで開催されている「la Galerie du 19M Tokyo(ラ ギャルリー デュ ディズヌフエム トーキョー)」に行きました。2021年、シャネルによってパリに設立されたle19Mは、11のメゾンダールと、約700人の職人や専門家が集結し、ファッションとインテリアのメティエダールを探求するユニークな複合施設だそうで、今回は帽子、靴、刺しゅう、織物、金工など多様なクラフト作品が展示されていました。
会場は高級な!文化祭の展示会場みたい。秀でた才能と技術を持った職人さんたちが、型を作るにも、色を決めるにも、素材を作るにも、努力を惜しまず、その力を十二分に発揮していることがよ~くわかりました。
特に刺しゅうは、自分もその昔、大学の研究室にいたことがあるので、じっくりと拝見。日本刺しゅうのように枠に薄いオーガンジーをピンと張って、両手で上下に針を動かして繊細に刺しゅうしていたり、もうこれ以上刺すところがないのでは?というような刺しゅうがメインの衣裳も。会場内で流れる動画の「刺しゅうがないものはオートクチュールとは言わない」という発言に妙に納得です。額縁まで全部刺しゅうという作品には、「よく(ここまで)やるよ!」とつい言葉が出てしまいました。
「無いものは作る」のだそうで、欲しい色の糸になるまで染めるのは当たりまえ。できるまでやる、というのはプロフェッショナルだからなのか、妥協などは絶対にしなさそうな仕事ぶりの展示だらけでした。
一緒に行ったのは服飾を学んだガン友。これまでの経験から作品の見どころもお互いにほぼ同じなので、楽しく見学できました。
それにしてもこれだけの展示が入場無料なんて信じがたい。ネット上での入場予約には氏名や住所を入力しましたけどね。
大学の卒業研究でシャネルをテーマにした友人に、この展示の事をLINEで伝えたら、すぐに行きたがって即入場予約したのだけど、すでに予約は終了だったそう。まだ、あと10日くらいあるのに?
私は行く1週間前に予約しましたが、その時は土日こそ僅少でしたが、平日は◎が表示されていて、まだまだ入れそうな雰囲気でしたけどね・・・。