
定期的に茶道教室に通っていますが、少し涼しくなってきたので、着物を着て行くのを再開しました。
家を出る45分前に、その日に着て行くものを箪笥から出します。どの引き出しも、前回着たものは引き出しの1番下に収納しているので(他の着物の重さでシワが伸びるはず!)、自ずと1番上にあるものが候補になります。
帯はその日の気分で、名古屋帯にしたり袋帯にしたり。ただ袋帯の方が手間がかかるので、気持ちの余裕と意欲がそれほどない日は、名古屋帯一択です。もっと急ぐ時は自分で作った二部式帯にします。胴巻きと背中のお太鼓が別になっていますが、黙っていたら絶対にバレません。子どもの作り帯とは全く違う優れものです。
帯揚げと帯締めはだいたい同色系にしますが、少し冒険したい時は自分で縫った帯揚げ(おしゃれ長襦袢の袖2本で作ったり)やスカーフを使ったり、メルカリで買った数百円の丸ぐけの帯締めを使ったりもします。ただ、茶道ではオーソドックスなのが好まれるので、お茶会の時には正統派を身につけて出かけます。
着て行くものが決まると、洗顔して、化粧して、髪を整えて、お稽古道具を揃え、着物用の下着を整えて、足袋履いて、足袋カバー履いて(先生のお宅の玄関先で脱ぎます)、長襦袢に衿芯入れて、長襦袢を着て、着物着て、帯絞めて、帯揚げ、帯締め整えて、着姿を自撮りして、靴履いて(運転するので)、草履と稽古道具とバッグ持って車で出かけます。
着物選びから出かけるまでが45分くらいなのですが、正統派をキチンと着る時はもう少しかかってしまいます。
帰宅後は洋服に着替え、足袋を専用洗剤で下洗い。衿芯を取った長襦袢、帯枕、腰紐、伊達締めを洗濯機のおしゃれ着洗いコースで洗い、干します。(私は家庭洗濯できるモノばかり使っています。)下洗いした足袋やその他下着は通常の洗濯物と一緒に洗います。足袋は真っ白にしないといけないので、おしゃれ着コースじゃダメなのです。
汗をかいた帯揚げはスチームアイロンをかけて、乾かしてからしまい、帯締めも少し干して房を整えて、房カバーをはめてしまいます。
着物と帯は専用ハンガーにかけ、翌日まで干します。天気によっては2日くらい。その後、着物は裏側からアイロンをかけてウエスト部分やお尻にできたシワを取り、畳んでたとう紙に包んで箪笥にしまいます。帯はアイロンこそかけませんが、柄が出るところを意識して畳んで、たとう紙に包んで同じようにしまいます。
その翌日、洗い上がった着付け小物類も乾くので、腰ひもや長襦袢にはアイロンをかけて、腰紐は五角形に畳みます。
あらためて書き出してみると、着物ってホント手間がかかりますね〜。
これじゃ着る人も激減するわけですよね。
一式レンタルであれば、脱ぎっぱなしで返却すればいいので楽でしょうけど。
毎回こんなことをやっている自分にある意味びっくりですが、きれいにしてきちんと畳んでしまっておけば、次に着る時にものすごく楽だし、気分がいいのです!
未来の自分が機嫌良く着られるように、今の自分が努力をしているってことなのかな。
昭和の頃は翌日に着る服は枕元に畳んで置いておいたような気がします。
今思えばいい習慣だったかも。