
長男宅訪問の帰り、長良川の鵜飼いを見学したいと思っていたのですが、見学の予約はすでにいっぱい。仕方なく、鵜飼い伝承館「うかいミュージアム」へ行きました。
私の出身地、茨城県には鵜の岬(うのみさき)というところがあり、そちらで捕獲された鵜が使われているそうで、何だかご縁を感じます。岐阜駅のお土産屋さんになぜか茨城のクッキーが売られていてびっくりしました。
ミュージアムの展示や映像はとてもわかりやすく、1300年も続いていること、岐阜長良川の鵜匠は宮内省主猟寮に所属していて(公務員!)、現在では6軒しか残っていないこと、鵜が加えた傷があるアユは高級品であること、腰につける蓑(みの)の制作、篝火(かがりび)を焚く木材の準備、鵜飼いに使う船を作るなど、周辺を支える色々な職業があることなど、色々学ぶことができました。
映像ではたくさんの縄をさばく手つきにも驚きました。あれだけ鵜が動き回るのに何本もの縄を操るのは大変な技術だと思います。日頃から鵜の世話も行っているからこそ、お互いの絆みたいなものがあるのではとも感じました。
展示会場に鵜匠の方がおみえになられていて、見学者の質問に答えていらっしゃいました。代々鵜匠の家の男子が受け継いでいるようで、この前見た映画、国宝の場面と重なってしまいます。世襲制の職業ってまだまだあるんですね。
外に出ると鵜が飼育されていました。思ったより大きい。暑いからか、ミストシャワーを浴びていました。
そして目の前には金華山と長良川。昼間は人影もなく、静かです。川なのに磯の香りがするのも来てみないとわからないこと。周囲には趣のある木造家屋もあって、風情がありました。
いつか、夜の鵜飼いを見学してみたいものです。