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柄八掛(がらはっかけ)というらしいです。

八掛

小紋の裾を開いたところ。腰から下、内側は全面花柄の八掛。

 従姉妹から譲り受けた桜文様の小紋(こもん)。やっとサイズ直しが終わって、10ヶ月ぶりに近所の悉皆屋(しっかいや)さんに取りに行ったので、ようやく秋から着られます。

 

 サイズ直しに出す時には全く気がつかなかったのですが、八掛(着物内側の裾まわし)が全面小花柄だったのでびっくりしました。私が持っている着物の八掛はせいぜい無地かぼかしなので、こんなに華やかなのを初めて見ました。

 

 ネットで調べると柄八掛と呼ぶようで、カジュアルな着物で楽しむそうです。従姉妹の着物は本人の婚礼が決まったときに、従姉妹の母親、つまり伯母が地元の呉服屋さんに注文して誂えたものばかり。従姉妹は着物は興味がないらしく、伯母の願いは叶わず。ほとんど袖を通していないまま40年くらいタンスで眠っていた着物を、去年私が譲り受けました。

 

 譲り受けた中ではこの小紋が一番かわいらしい。伯母は娘にすぐにでも着て欲しかったはず。娘の結婚が決まって伯母もワクワクしながら、八掛を小花模様に決めたのではないかと想像します。

 

 還暦を過ぎた姪の私がこの小紋を着ることになり、伯母も全くの想定外だったことでしょう。私も小花柄の八掛が不相応のような気もしますが、悉皆屋の店主のおじいさんは、この着物は今の私でもまだ着られると言ってくれました。

 

 同じときにオレンジ系の色無地も持ち込んだのですが、そちらは見た途端に「染めかえるでしょ?」って聞かれましたので、花柄の小紋をこのまま着ても良いというのは決してリップサービスではないと信じてます。

 ちなみに染めかえた色無地は若向きの淡いオレンジ色から、見事なスカイブルー色で戻ってまいりました。これでこの先もずっと着られます。

 

 




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