
小学校の頃、隣町に日清の巨大な工場ができて、カップヌードルがとても身近に思えました。その工場には当時、併設レストランがあり、できて間もない頃に父親に連れて行ってもらったことがあります。母親は仕事で来られず、父と兄と3人です。
レストランのメニューに、何とカップヌードルがありました。(店頭価格よりずいぶんと高かったような・・・)。テレビのコマーシャルで知ってはいましたが、まだ食べたことがありません。
父親は当時、加工食品やインスタント食品反対派で、冷凍食品やマルシンハンバーグ、袋ラーメンを私や兄が食べることを嫌がっていましたが、そのレストランでは何とカップヌードルを注文してくれました。他のメニューがとても高かったというのも要因ですけどね。
さあ、熱湯が入って運ばれてきて、ちょっとドキドキ。
そして記念すべき、最初のひと口目。
「くさ~い!」「まず~い!」
レストランに着くまでに車酔いして、体調が悪かったというのもありますが、乾燥海老や乾燥肉の匂いが子どもにはきつかったのだと思います。サッポロ一番やチャルメラ、出前一丁の味しか知らない私にとって、この未知の食べ物との出会いはある意味衝撃的でした。
結局、私はほとんど食べられず。父と兄は「うまい、うまい。」を連発。帰りに父親がカップヌードルを何個か買っていたのにも驚きました。よほど美味しかったのかもしれません。
十分大人になった今は、私もカップ麺を美味しいと思う人間となり、スーパーの特売のときには興味本位で買ったりします。最近見かけたのは「冷やし」と名のつくカップ麺。毎日暑いから買ってみようかな、と夫婦で1つずつ選び、カゴに入れました。
私が選んだのは「マルちゃん 冷やしきつねそば」。
作り方が独特で、通常のように熱湯を入れたあとに湯切りしてから、氷水で冷やすこと3回。最後にツユを入れて完成の、カップ麺式ぶっかけそばです。味は悪くなかったですが、作るのにちょっと手間が・・・。ワゴンセールになっていたのもわかる気がします。
後日、夫も「マルちゃん 冷やしとうもろこし天うどん」を食べたようですが、やはり作るのが面倒くさいと言っていました。多分、我が家ではこの先買うことはないでしょう。
夫が冷やし・・・を食べているときに、私は「カップヌードル味噌」を食べました。山椒の風味が感じられて美味しかったです。
97円のワゴンセールでしたが、こちらはリピ買いしてもいいかも。