
夏椿、山紫陽花、女郎花(おみなえし)、虎の尾が生けてある茶道稽古先の床の間です。初夏なのに女郎花が咲いているとは。全部先生のお宅のお庭のお花だそうです。
私は着物を着て出かけるのは気温が24度まで、と自分で決めています。25度超えると浴衣姿でもしんどい・・・。
その日は23度。風もあり何とか着て行きましたが、長襦袢は袖のない簡易的なものにして、帯も半幅です。結び方はちょっと凝った「風船太鼓」。少し自分でアレンジしましたが、皆さんに褒めてもらえました。
その日茶道教室で学んだのは、掛け軸の扱い方。
- 床の間への上がり方、降り方
- 巻いた掛け軸の上下の見分け方
- 広げ方
- 軸の掛け方、外し方
- 奉書紙で包む方法などなど・・・。
床の間へは右足から上がり、扇子を少し開いて掛け緒(掛軸の上部にある紐)を挟み、また扇子を閉じて掛け緒を扇子の先で固定。掛け緒を扇子で挟んだまま、そっと掛けます。扇子をしまい、ゆっくり自分の目の高さを維持しながら両手で軸をそっと下におろします。最後は自分も膝まづいて降ろすことになります。古い物を丁寧に扱う心得も学びました。
高級な茶会では、客の前で掛け軸を掛けて披露することもあるそうで、全員が一挙手一投足を注目するのだそうです!
こわ~。
奉書紙というものの存在は知っていましたが、巻いた掛け軸の外側に巻くことも初めて知りました。しかも奉書紙の巻き終わりの位置まで決まっているとは。巻緒(掛軸の外側に巻かれた紐)を掛け緒にくぐらせるのも初体験でした。
私の実家の床の間はタンス置場と化していて、掛け軸など見たことはありませんし、夫の実家もいつ行っても同じ置物と造花が置かれていて、床の間としての機能はあまり果たされていないようでした。
季節ごとの軸とお花を愛でることができる茶道のお稽古は、私には非日常の世界。これぞ「大人の学び」って感じもしますし、そこに身を置くと自分が少し上品に?なった気もして嬉しくなります。