
畳んでありますが、こちらは着物用のレースのショールです。平らなショールではなくて、背中にギャザーが入っていて、袖口もある、ちょっと立体的なショールです。
友人に頼まれていたのですが、なかなか良い生地に出会えず、最近やっと入手することができました。しかも2人分の生地をお安くゲットできたので、「自分で生地を探す」と言っていた別の友人に連絡したら、「この生地が良い!」ということになり、2人分をまとめて縫いました。オーダーしてきた2人は居住地域も離れていますし、知らない者同士なので、この先、同じショールでバッタリ会うということもおそらくないでしょう。
作業ですが、まずはスカラップ部分(裾の丸くカーブしているところ)を延々と切り取る作業からとなります。こういうレース生地は端のスカラップ部分(丸い裾線)の周囲に、土台のネット生地がくっついたままになっているので、それを丁寧に切り取っていくのです。前回はパッチワーク用の小さなハサミで切り取りましたが、指が痛くなってしまったので、今回は直径18㎜のローリングカッターでやってみました。ハサミよりずっと早くて快適!ちなみに今回切り取った長さは6.6mでした。
ショールが完成して、レース生地が20㎝程生地が余りました。いつも私は余り生地でおまけ作品を作るのですが、今回は巾着にしました。おまけ作品は頑張り過ぎないようにと思っていますが、ついあれこれこだわりたくなってしまいます。今回も袋縫いで内側を始末したり、ひもの先端には別のレース生地を使ったりして、小1時間かけて縫いました。
考えてみたらこのショール、これまでに6枚縫っています。「たくさん縫って売れば?」と言う人もいますが、私は知っている人にしか縫いません。
ショールに限らず、頼まれた服を縫う時は、その人の着姿を想像し、「似合うといいなあ。」と思いながら作るのが楽しいのです。