
溜め込んだハギレを処理するために、ただ心の思うまま、ミシンに向かうのも結構楽しいです。
初期の頃は、ちゃんと正方形に切ってつなげていましたが、最近はいろいろな大きさの長方形を縦横に繋いでいき、(一応、縫い代は割ってアイロンで整えはしますが)、ある程度の大きさになったら、カッターと定規でまっすぐカット。カットした生地の向きを変えて、またそれらをつなぎ合わせています。
写真奥にあるものは初期のもの、手前が最近のものです。繋いではカットしてまた繋ぐという、最終形がどうなるかもわからず、行き当たりばったりで縫っていくのはストレス解消。とても楽しいです。
そうやってつなぎ合わせたものが、今現在90㎝四方の大きさで4枚仕上がっています。 ゆくゆくはこの生地の裏側にキルト芯を接着して、上からミシンを縦横無尽にかけてミシンキルト生地に変貌させ、それをコートの内側にして着ようかなと思っています。
若い頃、キャンベルスープ缶をミシンキルトで表現した作品をどこかの美術展で見かけて感動し、すぐに自分が持っているミシンで真似をして描いてみましたが、思うように布が進まずがっかりしたことがあります。ミシンキルトをするには専用の押さえ金があることを今なら知っていますが、当時はそういう知識もなく、やみくもにやっていました。
ただ、ミシンで縫うことで生地が圧縮されていくのを眺めるのは快感で、こぎん刺しやアイヌ刺しゅうのように、糸で生地を埋め尽くして新しい風合いに変化していく美しさに通じるような気もしていました。
まだまだハギレが山積みなので、気分転換がしたくなったらまたこのハギレ繋ぎをやろうかと思っています。
それにしても私のハギレは赤い生地が多い。
還暦は一昨年でしたけど、赤い服が好きなんです。