
昨日は彼岸の入りでした。現役中は春分の日に墓参するのがせいぜいで、彼岸の入りに掃除して、中日にもお詣りして・・・などという一連の流れは全くできませんでした。(そもそも仏壇が無い家に育ったので、よくわかっていませんでした。)
ちなみに実家の墓は父が亡くなって初めて建墓したので、父しか入っていません。
(※夫の実家の墓は今は多分雪に埋もれています。そこには長女もいるんですけどね・・・。)
実母は運転どころか、自転車にも乗れません。交通網が発達している東京・中央区生まれ&育ちの彼女にはどちらも不要だったのでしょう。私が春分の日に母を墓へ連れて行くのではタイミングが遅いと思われていたようで、彼岸の入りになると母はいつも本家のお嫁さんに頼んで乗せて行ってもらっていたようです。
数年前のお盆に私が実家の墓参に行ったら、墓に生花ではなく造花が活けてあってビックリ。実家に行って母に聞いたら、売り切れていて買えなかったとのこと。田舎ゆえ、母が歩いて行ける範囲にはそもそも花屋さんはなく、近くのスーパーの花はあっという間に売れてしまったそうです。運転ができないと田舎暮らしは不可能に近いです。母に任せる限界を痛感して、この年を境に墓参は私がやると決めました。(九州にいる兄夫婦は全く役に立ちません!)
昨日は母親の皮膚科受診日で、施設に迎えに行かなくてはなりませんでした。そこで、通院前に実家をパトロール→墓掃除に行き→予約時間に合わせてに母を迎えに行くというコースで行動しました。
最近では私も墓掃除に慣れ、自分で揃えたグッズを持参して行きます。一番便利なのはハスの実のないじょうろ(つまり先端がないじょうろ)。墓石に彫られた文字など細部にも水をかけやすく、掃除がしやすいのです。お墓に行く日はなぜか風が強い日ばかりで、お線香に着火するための風よけの器具や、花束をバッサリと切る大きなハサミも必需品です。
昨日も花を包んでいた包装紙が飛んでいかないかと押さえながらの作業でした。父の墓の隣には伯父夫婦の墓が、向かい側には本家の墓、つまり祖父母や伯父夫婦、若くして亡くなった父の兄弟が眠っています。なぜか、本家に嫁いできた伯母の姉という人のお墓もあるので、私はいつも4つのお墓に線香を手向け、手を合わせます。
合掌しながら墓標に刻まれている方々に思いをはせますが、祖母や本家の伯母は裁縫を教えていた人なので、今の私は2人に聞いてもらいたいことがたくさんあります。
私が幼いころから裁縫好きなのは、間違いなくこの2人の影響なので、手を合わせるたびにいつも近況報告。何だか心が弾むので不思議です。
父には施設にいる母のことを報告。きっと黙って聞いてくれていると思います。