
お茶のお稽古終わりに大きな段ボール2箱をみんなで開梱しました。先輩生徒さんが知人から譲り受けたという着物がたくさん詰まっているとのこと。開けてみたら、古い高級和紙のたとう紙が出てくるわ、出てくるわ・・・。先生のお宅のリビングの床にひとつひとつ並べていったら、20枚以上ありました。
さてさて、ここからがお楽しみタイムの始まり始まり。みんなでワクワクしながら1つずつたとう紙の包みを開けていきます。
江戸妻(えどづま)、色留袖(いろとめそで)、訪問着、小紋、羽織、道行(みちゆき)、喪服(夏冬それぞれ)、袋帯、名古屋帯、半幅帯、帯揚げ、帯締め、重ね襟、ショールなど、ひと通りのものが出て来て、開けるたびに試着大会です。
「あ、これは先生にピッタリですよ。」
「こっちは、Hさんにいいんじゃない?ちょっと羽織ってみて。」
「この大島(紬)は私がいただいてもいいですか?」などなど、
それはそれは楽しいお祭り時間となりました。
試着しながら一番盛り上がったのはこの画像の着物です。
代わる代わる羽織ってみては「政所みたいね。」「大奥?」などと大はしゃぎ。送り主が九州の方だそうで、何となく南国風の柄行です。目鼻立ちがはっきりしている外国の方ならお似合いかも、という意見で満場一致。
皆さんが羽織っている姿で、モネの「ラ・ジャポネーズ」という絵画を思い出しました。あの絵画は色打掛でしたけど、モネの奥さんもこんなワクワクした気持ちで羽織っていたんじゃないかな?
お茶のお稽古や茶事に相応しいものはあっという間に貰い手がつき、私以外の全員がそれぞれに欲しいものをゲット。私は着てみたいものも、リメイク心が起こるような品も特になかったので、戦利品はありませんでした。手ぶらの私を気の毒に思った先輩生徒さんが「これはリメイクには向かないかしら。」と、このド派手な着物を私に勧めてきたので、とりあえずいただいて持ち帰ることに。
試しに家で羽織ってみたら、まさかのジャストサイズ!
でもさすがにこれは着られません。ただ嫌いな色合いではないので、コートの裏地にでもしようかな?と考え中です。