
茨城県出身の私は、山形県出身の夫に出会うまで、ラ・フランスという果物を全く知りませんでした。今から30数年前の交際中の頃、私がぎっくり腰で療養していたときに、お見舞いで持ってきてくれたのがラ・フランスとの初対面。
食べごろの見分け方も教えてもらいましたが、よくわからず。ひとり暮らしの部屋の、背が低い冷蔵庫の上に何日か飾っておいて、その後2人で一緒に食べたことを懐かしく思い出します。
私たちにも、そんなかわいい頃があったわけで・・・。(苦笑)
結婚してからは毎年のように義父母が送ってくれましたが、だんだん珍しいとも感じなくなり、当たり前のように食べておりました。この果物は食べ頃を見極めるタイミングがあり、柔らかくなり始めると一気に追熟が進むので、たくさんあると食べるのが追い付かなくなることも。そのため、食べきれずに廃棄してしまったこともありました。
お義父さん、お義母さん、ごめんなさい。
そのうちに、まだ硬いうちに知人にお裾分けすることも覚え、適当な数を良いタイミングで食べるのも上手になりました。
義父が亡くなり、義母が施設に入居してからは途絶えましたが、職場の方(義父母が山形県出身)が時折下さるので、自分で買うこともなく・・・。
今年は農産物直売所で何と茨城産のものを見つけ、購入。そうしたら先日、夫の親戚から送られてきました。わーい!
届いたらすぐに全部広げるのも、これまでの失敗から学んだこと。少しでも傷があると柔らかくなるのが早くなるので、そういうのがないかも早急に確認します。
硬いものは本当に美味しくないラ・フランス。早めに食べてしまうと、薄甘いザラザラした大根のようです。(大根に失礼か?)
かといって、熟しすぎると柔らかなりすぎて、これも食感が悪くなります。
硬くもなく柔らかくもなくの、ほどよい状態で食べた時の感激といったら!宝くじにでも当たったかのような嬉しい気持ちになります。(ちなみに宝くじは過去に1度だけ300円が当たったことがあります。)
高級果物なので自分で買うとなると勇気が要りますが、これを食べると、秋だなあって思える。茨城産のも美味しかったけど、やっぱり山形産が好きですね。