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次回、リベンジは秋に。

抹茶と和菓子

抹茶と季節の和菓子のセット。 ウサギはぬい撮り用の私物です。

 前々から行きたかった、東京国立博物館内の東博茶館にやっと行くことが出来ました。

 インスタをフォローしていて、頻繁に案内が来るのでずっと気になっていて…。

 行ってみてわかったのは、茶館を利用するにも博物館入場チケットを購入する必要があるということ。特別展は2,000円以上もするので、常設展1,000円を購入しました。

 

 庭園内の応挙館という茶室にあるらしいのですが、地図上では本館の裏手のようだったので、本館を突き抜けて行こうと、まずはど迫力の本館建物へ。上野駅から汗だくで10分弱歩いて来たのでやっと涼むことができました。フ〜っ。平日の午後でしたが外国人観光客が大勢いて、まさにインバウンド。

 

 入ってすぐに、私より先輩と思われる女性の案内ボランティアの方がいらしたので、東博茶館の場所を尋ねたら、普通のカフェを案内されてしまいました。「あの、応挙館にある…」と聞き直すと、「あ、それなら外に出てぐるっとまわるように。」と教えられました。「少々、歩くことにはなりますが」と気の毒そうな声で…。

 本館突き抜けは出来ないのか、残念。また炎天下の中を歩くのね。(泣)

 仕方ない。とにかく茶館に行って冷たいデザート食べなきゃ!

 

 意を決して、再び外に出て歩き始めました。庭園の中なのでやや風もあり、駅からの道よりはましたでしたが、やっぱり汗だくです。途中蓮池を見ながら進むと、茶館の看板と、遠くに応挙館らしい建物。

 

 思ったより大きいなあ。

 

 はやる心を伴いながらも、近づきながら見えた景色に唖然。

 縁側に座布団が敷かれ、そこで何かを飲んでいる外国人がまず見え、彼の背後には開放されたままの障子戸、そして首を振っているいくつもの扇風機・・・。

 

 え?まさか。冷房設備ないの?炎天下のいや、天下の国立博物館の茶館ともあろう場所が?

 

 それでも、ここまで来たからにはやっぱり入ってみたい。

 入り口に行くと若い女性の店員さんが出て来てくれて、下駄箱に靴をしまい、黒光りの床を上がったら、広々とした畳の部屋と回り廊下、そして庭に面した縁側が見渡せました。少し薄暗くて、蒸し暑い。

 

 汗を拭きながら、「涼しそうな場所ってどこでしょうね?」と、半笑いで尋ねると、部屋の片隅、縁側寄りの場所を案内されたのでそこに座りました。もちろん椅子式ではありません。

 

 丸いお膳には竹製のおしゃれな団扇が置いてあり、扇風機はお膳2つに対して1つずつ。電子蚊取り線香も見えます。

 

 早速団扇で風を送りながら、冷たい薄茶と和菓子のセットを注文しました。久しぶりに団扇であおぎましたが、結構威力があるなあと再確認。円山応挙の絵が(もちろん複製画)大きな床の間に描かれていて、夏着物のご婦人もいらっしゃる。そういうのをじんわりと眺めていると涼しい気持ちに・・・

は、なりません!やっぱり、蒸し暑い!

 

 運ばれて来た和菓子の名を尋ねると、「うきのはな」だそう。初めて聞くなあと思い、「漢字ではどう書きますか?」ともう一度尋ねると、若い女性の店員さんはわからないそうで、また奥に聞きに行ってしまいました。

 あらあら・・・。

 程なく戻って来ると「すみません。うのはな(卯の花)でした。」

 「あ、それならわかります。ありがとう。」

 

 卯の花ってこんな盛夏に出されるお菓子なのだろうか?とも思いましたが、これ以上彼女には聞けません。物足りなさを感じつつもあっという間に平らげました。インスタをフォローしているサービスとして追加されたお干菓子もペロリです。

 

 隣のお膳に外国人の女性が座ったので扇風機をそちらに少し向けてあげたら笑顔で返されました。ふふ、実はね、さっきこっそり自分の方に角度を変えちゃったのよ。それを最初のように戻しただけなんです。えへへ。

 

 私にとっては欄間も障子も縁側も回り廊下も珍しくはない風景ですが、若い方や外国人にとってはきっと貴重な体験なんでしょうね。こんな暑さでも次々とお客さんがみえました・・・。

 

 本当は庭園を眺めながらゆっくりと過ごしたかったのですが、とにかく暑くてそれ以上は無理。お会計を済ませると、庭園内の他のお茶室を外側から足早に見学して、本館に戻りました。

 

 今度は着物を着て行こうと思うのですが、お彼岸が過ぎないとダメですね。




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