
乳がん手術後の検診が5年目となりました。毎年1回ずつで、昨年から検診日は予約してしましたが、前週になって夫が突然出張の予定を入れたとのこと。なんで1年前から入っている予定に出張をぶつけて来るのか?と腹立たしくもあり、私1人で行くことも考えましたが、「私の命に係わることなんだから、絶対に医師の話は夫婦で一緒に聞く!」と、翌週に延期。新たな検診日は夫に半日仕事を休んでもらうことにしました。
検診日当日は1年で一番気分が落ちる日です。
「あ~あ、行きたくないなあ~。」と夫に聞こえるように独り言を言って、支度しました。
病院では最初にマンモグラフィ。これだけ世の中が進んだというのに、あの検査だけは不変的な方法が続いています。そもそも貧乳の人間の乳房部分をぺったんこに押しつぶして、わきの下の肉もいっぱい引っ張って撮影するなんて、尋常じゃないって。(かといって豊かな胸の方でも辛いでしょうけどね。あの撮影は・・・。)
撮影が終わって機械から解放されると
「楽にしてくださいね。今、画像を確認しますので。」
明るい声で技師さんは言います。
「絶対に撮り直しは嫌だよ。これで決めてくれ~。」と、毎度のように心の叫び。
「ハイ、これで終わりです。」と言われて、ふ~っと力が抜けます。
「ご気分は大丈夫ですか?」と優しく聞かれますが、「大丈夫です。」と答えて放射線室を出ました。本当は軽い脳貧血みたいになってましたけどね。
担当医は最初の確定診断をした医師から数えると今回で6人目。今回の医師は珍しく去年と同じ先生でした。マンモの結果もエコーの結果も異状なしということで、これにて5年の検査が終わり、めでたく卒業となりました。
やったぁ~!!
ということは、もう次の予約は入れなくれよい?
すると突然の不安感。まるでお医者さんに見捨てられたかのような気持ちに・・・。
これからも定期検診は続けなければならないので、現役中に受診していた、あのお高い人間ドックをまた再開しようと決めました。そもそも、その人間ドックのおかげで初期のガンが見つかったわけだし、この病院と画像を共有しているのも好都合です。
帰りに夫が珍しくアイスを食べて帰ろうと、大きな洋菓子店に連れて行ってくれました。こういうところでは「アイス」じゃなくて「ジェラート」って言うのね。
そういえば手術前に夫婦で北海道・帯広のガーデン巡りをしたときにもソフトクリームをあちこちで食べたっけ。帯広から帰って来て、ガンの確定診断が出て、手術をしたのを思い出しました。
私の乳がんはソフトクリームで始まり、ジェラートで終わったということかな。
「再発」の2文字が頭の隅っこにはありますが、毎日明るく楽しく暮らすことを最優先に考えて、これからも過ごしていきたいと思います。もちろん定期検診も忘れずに。