このテーマの記事はずっと書こうと思っていたのですが、今自分の身に何が起きているのかを整理する意味でもちょうどいいなと思って、下書きにずっと置いてあったタイトルを持ち出してきました。
わたしは、虚弱です。
といっても年中寝込んでるとか熱が出るとかいうわけではなく、健康診断では基本A判定が出る、程度の説明が難しいタイプの虚弱です。病気ではない、けど、うっすら常に体調が悪い。普通に会社員をやってるけど、日常生活に支障がないとは言い切れない。見た感じは健康体で、世間一般の方が想像するような瘦せっぽちで色白な容姿でもない……むしろガタイの良い高身長なので、「学生時代はなんのスポーツを?」とか聞かれちゃう見た目をしています。なおスポーツはやったことないです。
それでもわたしは、虚弱です。虚弱なのです。それでほとほと困り果てている人生なのです。
わたしの虚弱は、大きく分けて2つの理由からなります。1つは身体的なこと、もう1つは精神的なこと。
身体の方は、今どき別に珍しくもない、気象病というやつです。「病」とついてはいますが病気ではなく、体質です。
わかりやすいところでいうと、雨の日は頭が痛いです。雨が降らなくても逆にめっちゃ晴れてたり、低気圧だったり高気圧だったり、湿度が高かったり低かったり、単純に風が強かったりしても体調が悪くなります。つまり大体毎日体調が悪い。特に低気圧&雨&高湿度→高気圧&快晴&高湿度が数日のうちにくる台風の季節は地獄です。
わたしは頭痛よりも倦怠感や吐き気の方がしんどいタイプで、日によっては体を縦にすることが全くできず、ただただ床に転がっているしかできないこともあります。頭はうまく回らないし、生理的な涙がぼろぼろ出たりすることもあって、仕事に支障出まくりです。多分気象病患者の中でもだいぶ重度なんじゃないかなぁ…と思っています。
天気だけじゃなく強い光とか大きい音でも頭が痛くなるので、舞台や映画、ライブなんかもしんどいです。そう、本来のわたしはスタライ全通とかやってる場合じゃないのです…!常にバファリンを飲んで参戦しています!
最近知ったのですが、気象病は胃腸の弱さに起因しているらしく、言われてみればあんまり胃腸が強くないです。油ものにすーぐやられるし、ストレスでしょっちゅう胃を痛めています。胃腸を制すものが人生を制す。真理。
しかし体質なので対処療法しかないのがつらいところで、様々な病院に行ったし薬も飲んでいますが、なかなか良くならず……この先の人生、長く付き合わなければならないもののひとつです。
もう1つの精神的な方は、HSPという気質です。これも多分そんなに珍しくはない。Highly Sensitive Personの略で、日本語だと「繊細さん」と通称されているのですが、自分で自分のことを繊細というのは気恥ずかしいので、説明を求められたときは「敏感なんです~」と言うようにしています。まぁ敏感も気恥ずかしいですが……
ざっくり説明すると、さまざまな刺激に敏感に反応してしまう人間です。特にわたしは聴覚に敏感で、いろんな音が聞こえすぎてそれを全部脳が処理しようとして疲れる、という性質を持っています。例えば職場の端っこで話していることが全部聞こえて理解しちゃう、とか、電車内でおしゃべりしている内容が全部聞こえてしまうとか。ニッチなところでいくと、テレビで流れている音楽がずーっと頭に残っちゃうとか。
これがもうものすっごく疲れるわけです…!ゆえに、わたしは人混みが苦手。人と会うのが苦手。テレビとかも苦手。ノイキャンが手放せない生活。富豪であればタクシー移動がしたい。車酔いするけど…
ただ悪いことばかりではなくて、広い情報をキャッチして理解するので、痒い所に手が届くとか気が利くとか褒められることもあります。あと感受性が豊かなので、物語をめちゃくちゃ楽しめます。オタク向き!その代償にめちゃくちゃ疲れるわけですが。オタク向いてない…
刺激の多い出来事のあとは心を回復させる時間が必要なので、土日は片方だけに予定を入れたいタイプです。どんなに楽しいイベントで「明日から生きるの頑張ろう!」と思っても、刺激を受けすぎるので、翌日には「疲れた…………」と天井を見ています。だから本当にスタライ全通とかやっている場合ではない。スタフォニ翌日に疲労で転んで足骨折している理由も察しがつきます。
この「気象病」と「HSP」ふたつをかけあわせた結果出来上がったのが、「とにかく疲れやすい」虚弱のわたし、ということです。本格化したのは就職してからな気がしますが、小さい頃から集団行動が苦手だったり、やたらと頭痛がしたりと兆候はありました。
もちろんただしんど~~~~と思って生きているわけでなくて、できることはやっています。病院に通って漢方を含む薬を服用しているし、毎日湯舟に漬かって、なるべく栄養のある食事を摂ろうとしています。今はさぼりがちですがあんトレをやりたいとも思っているし、毎晩マッサージとストレッチは欠かさない。HSP対策としても、外に出るときはノイズキャンセリングイヤホンを持ち歩いて、予定がある時はなるべく一日にまとめて、部屋を綺麗にして心地の良いものしか置かず、と、心を労われるようにしています。最近はルーティーンを作ってものを減らすことで、日常生活の中で選択をしなければならないタイミングをできるだけなくすように心がけています。選ぶって結構疲れるらしいので。
しんどい夜はあつ森のサントラを聴きながらゆっくりお風呂に入ってよく眠るのが一番効きます。あつ森のサントラはわたしのお薬です。
それでも、どうしても、だめになる時があります。というか、今がそれです。
先日の14日土曜日、大きな仕事を終えて家に帰ってきた瞬間、ぷつりと糸が切れてしまいました。心身ともに疲労に支配され、持ち帰りの細かい仕事があったのに、一歩も動けなくなってしまいました。
これはまずいと思った日曜日、なるべく大人しくして好きなことだけをして過ごしました。それでも昨日の月曜日、まるで体がいうことを聞かなくなっていました。「やらなきゃ」「頑張らなきゃ」「行かなきゃ」という思いと、「やれない」「頑張れない」「行けない」という思いが頭の中を塗りつぶして、どんどん涙が出てきて、遅刻して仕事に行こうとしたもののだめでした。一日中ベッドの上で寝るか泣くかして過ごしました。
まぁつまり、鬱になりました。
以前も何回か同じことはあって、一度は適応障害の診断を受けました。今回は特に病院に行っていませんが、きっと似たようなものでしょう。仕事に行くのが怖くて、嫌で、誰とも話したくない。仕事に行くことを考えるだけでものすごくつらいのに、職場の人に迷惑をかけていることが申し訳なくて、情けなくて、でもどうしても仕事はできなくて――という悪循環に陥っています。今こうして文章にすることで、少しでも気持ちの整理ができればと思ってこれを書いています。
前回は上司のパワハラが主な理由でしたが、今回のこれは、たぶん過労が原因なんだと思います。年明けからずっと仕事が忙しくて、息つく暇もありませんでした。今の仕事はいろんなひとと話さなければならない仕事なので、HSPのわたしにとっては多大な負荷がかかります。それがつもりつもって、溢れて、こうなってしまいました。
今日は少しだけ元気になったので、ひとりで好きなものを食べに散歩に行ってきたりしました。でも明日会社に行けるかはわかりません。暗い海の底でうずくまっている気分です。

書けば書くほど生きるの向いてないなぁ……と思っていやになります。しかも体質と気質とかいう、治せないものだからタチが悪い。一生これと一緒にいなきゃいけないわけです。体質的には誰かと暮らした方がいいけれど、気質的には一人で生きていく方が楽なんだろうなとか考えると途方に暮れてしまいます。今はぬくぬく都内実家暮らしをさせてもらっていますが、さすがにアラサーなので独り立ちをしたい気持ちもあり……でも体力がなくてお金も貯まらないので(オタクしてるせいもありますが)なかなか踏み出せずにいる現状です。でもこの先更年期とか迎えたらぜったい地獄だろうな…
余談ですが、気象病とHSPがつらすぎるので、大学生の時から生理はコントロールしています。PMSもちゃんと(?)重い方だったので、そこからは早々に逃げ出しました。どうせこの心身じゃ子どもを産むどころか結婚自体あやしいですしね。
でも、こんな体質と気質でも、諦めたくないんです。
がんばって転職して得た、大好きな舞台に関わる今の仕事も。仕事が忙しくて通えていないけれど、いつだって人生の中心にあったバレエも。観劇もライブも遠征も旅行も、オタク活動の全ても。
無理だってわかってます、いつか破綻するってわかってます。体と心のことを考えるなら、週5日フルタイムフル出勤の仕事なんて向いてないに決まってるんです。娯楽を制限してお金を貯めて、東京を離れて刺激の少ない山とか海に移住して、仙人みたいな暮らしをする方がいいんでしょう。
でもわたしは、東京で舞台の仕事をして、元気に踊るオタクがしたい……!!
鬱ぶり返して泣きながら何を言っているんだと、身の丈に合わない望みなのは重々承知しています。でもなんとかなりませんかねこの体と心で!だましだましでもやっていけませんかね…!
自分の体と心を愛しながら、愛した道で生きていきたいです。それがわたしの人生の長期目標のような気がしています。
虚弱でも、好きなように生きたい。模索し続けています。