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枯れるまでの道程を愛せるか

年末に自宅用に買い揃えた、めでたい色合いの切り花たち。

3週間近く経ったので、元気がなくなってきた葉っぱや茎を取り除いて小さな花瓶に移し替えました▽

生花店から持ち帰ったばかりの、花びらの先端から茎の端までキリッと新鮮、ぴかぴかな切り花はもちろん美しい。一方で、時間が経って少しずつ葉っぱが落ちたり、花びらから水分が抜けて質感が変わったりする感じも風情があって好き。

背丈の低い、小さな花瓶に移し替えたら、まだまだ愛らしい姿を楽しめます。

花瓶を替えるのは、切り花にとっては「お色直し」のようなもの。特別な日に着る華やかで鮮やかな振袖を脱いで、気軽な木綿の浴衣に着替える感じ。

ゆるっと縁側でくつろぐ時には、フォーマルな着物よりもカジュアルな浴衣が似合います。

 

綺麗に咲いてゆっくり枯れる、花のそういうところが好き。

枯れるまでの道のりを、葉っぱや花びらが少しずつ萎れていく変化を、できるだけ楽しめたらいいと思う。

 

最後はちゃんと枯れてなくなる、そういうところも潔くて好き。

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人間も同じですね。年齢ごとの風情を味わいながら、ちゃんと枯れていくことが大事。

花瓶を移し替えながらそんなことを考えた、41歳の冬。




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