
放課後の経験格差 〜子どもたちの「見えない差」が生まれるとき〜
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私は就職氷河期で低学歴・低年収のまま結婚し、世帯年収低くても子育てしながら資産約4500万円突破したアラフォー兼業主婦です。
お金の事で色々発信して少しでもお役に立てる事が出来ましたら幸いです。
現在中学三年生の娘がいます。
公立中学に通っているのですが、経験の格差を感じることが多いです。
今に始まったことではなく、小学生の頃からずっと感じてきたこと。
旅行やレジャー、習い事、放課後の過ごし方・・・。
子どもたちが自然に受け取る経験は、家庭の事情や環境によって大きく異なります。
今回は放課後の経験格差について、これまでの経験をもとに書かせていただきます。
放課後の経験格差
放課後子どもたちにとって、学校では学べないことを体験できる大切な時間です。
クラブ活動、塾、習い事、ボランティア、そして友だちとの遊び。
そうした一つひとつが、学力だけでなく、社会性や自立心、創造力を育てていく大切な要素になります。
放課後の時間の質は、家庭によって大きく違うという現実があります。
実際に私の周りでは、週7日びっしり習い事をしている子もいました。
我が家のような実家を頼れない共働き世帯では、通えるのは土曜日のみ。
例えばスイミングに習っていたのですが、土曜のクラスはとにかく大混雑。
練習の密度も、指導の質も平日とは比べ物になりません。
思うように進級できず、本人も悔しい思いをした経験があります。
低学年のうちは学童保育に預けていたため、習い事の選択肢は限られていました。
本人が興味を示していたスポーツも、本当はやらせてあげたかったけれど、役員や送り迎えの負担を考えて諦めていました。
高学年になってからは放課後、公園で走り回って遊ぶことが増えました。
休み時間も走り回っていたとか。
運動神経が良いのはそのおかげだと思っています。
特別な習い事をしてこなかった分、変なフォームのクセがつかず、どんなスポーツもそつなくこなせるようになったのは、思いがけない収穫でした。
レジャーや旅行の経験格差
経験の差は放課後だけではありません。
休日や長期休暇にもあります。
毎月ディズニーランドに行っている子、各地のアミューズメント施設を制覇している子。
我が家はというと、混雑が苦手でディズニーシーに1回行っただけでUSJには行っていません。
寂しい思いをさせてしまったかな…と思うこともありますが、娘は香港のディズニーランドには連れて行っているので、劣等感を感じていないようです。
(ちなみに香港ディズニーランドは空いていました)
大事なのは回数ではなく経験の質ではないかとおもいます。
宿泊をともなう旅行は、ホテルでのマナー、公共交通機関の利用、異なる土地の文化や人とのふれあいなど、子どもにとって大きな学びがあります。
あるネットの投稿で、「親に旅行に連れて行ってもらえなかったせいで修学旅行で恥をかいた」という書き込みを見かけました。
なるべく一度は経験させてあげてほしいと思うようになりました。
首都圏に住んでいると、地方に行くだけでも少子高齢化や地域ごとの教育などの格差が肌で感じられます。
海外に行けば、日本のインフラや公共サービスのありがたみを知ることもできます。
経験が教えてくれることは、机の上の勉強とはまた違う力を育ててくれます。
民間スーパー学童のリアル
少し話はそれますが、共働き世帯の増加にともなって、学童保育も選択の幅が広がりました。
民間にはスーパー学童と呼ばれる、習い事やプログラムが充実した学童も存在します。
我が家はというと、費用や距離の関係で、公立のリーズナブルな学童に通わせていました。
月数千円です。
民間学童は月5万円以上、長期休みには10万円を超えることもあり、手が届きませんでした。
結果的に感じたのは高い学童に行った=有利とは限らないということ。
中には難関私立中学に進んだ子もいましたが、そうでない子の方が多く、中堅の私立や公立校に進学した子がほとんど。
上の世代では、中堅の大学に進学した子も多いです。
そこまでして通ったのに、そろばんや書道を高いレベルまで極めた子の話は聞きませんでした。
親が背伸びして投資することに意味がないとまでは言いませんが、学童には教育ではなく、安心して預けられることを最優先にしたほうがよさそうです。
経験の差=将来の選択肢の差になることもある
放課後の時間、旅行の機会、学童の選択、習い事の有無。
経験の格差について書かせていただきました。
もちろん、親の仕事や体調、経済的な事情でできないこともあります。
限られた環境の中で、どんな選択肢をつくってあげられるかがカギになるのだと思います。
「節約すれば何とかなる」
「産めば何とかなる」
そんな楽観的な言葉だけで子どもを育てるのは、今の時代とてもリスキーです。
子どもの未来にとって、経験は目に見えない財産なのです。
私たち親はそれを、できる範囲で少しでも広げてあげる責任があるのではないかと思っています。
「お金をかければよい経験ができる」というのは、半分本当で、半分嘘だと思っています。
娘のこれまでの成長を振り返ると、お金をかけずに育んだ経験の中にも、大切な学びやつながりがたくさんありました。
できることを、できるタイミングで、できる限りやってあげることが大切なのではないでしょうか。
誰かの参考になれば、幸いです。
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