フライ級。ウランベコフ11位。
ロシア・ダゲスタン出身のウランベコフは34歳。UFC6勝1敗(2一本勝ち)、キャリア17勝2敗(1KO・8一本勝ち)。組みが武器で、テイクダウンしてからは、パウンドで削るより一本を狙っていくスタイル。幼少からレスリングを始め、8歳の時に一家でマハチカラに移住。ハビブの父・アブドゥルマナブ・ヌルマゴメドフのもとでトレーニングを開始し、23歳でコンバットサンボ世界王者となっている。UFCには2020年のコロナ明けから参戦し、初戦でブルーノ・シウバに勝ちランキング入り。ここまで6勝1敗だが、ランカーとの対戦は唯一敗れたティム・エリオット戦のみ。エリオット戦では1Rにテイクダウンを何度も取られた上にパンチでダウンを喫し、終盤スタミナ切れしたエリオットからバックを奪うも、仕留めきれずに判定負けしている。
堀口は35歳。UFC7勝1敗(2KO勝ち)、キャリア34勝5敗1NC(15KO・5一本勝ち)。2016年11月以来、9年ぶりのUFC参戦。奇しくも同じダゲスタン出身のコマンドサンビスト・アリ・バガウティノフに勝った試合を最後にUFCとの契約を満了。再契約交渉の末、RIZINに参戦すると、当初はUFC同様フライ級での活動を予定していたが、RIZINでより層が厚いバンタム級で活動。Bellatorでもバンタム級王座を獲得したが、朝倉海戦で秒殺KOで初黒星を喫すると、膝前十字靭帯を断裂して長期欠場に。1年後に朝倉海にはリベンジをしたものの、新たに契約したBellatorでは2連敗し、2022年末から再びフライ級に戻している。現在3連勝中で、フライ級ではここまでDJとのタイトル戦で敗れたのみの10勝1敗。
オッズはウランベコフ1.46倍、堀口2.80倍。久々の参戦となる堀口だが、近年の対戦相手の格の差からか、アンダードッグという評価に。
両者オーソドックス。すぐにカーフを蹴る堀口。ステップして距離を取る。ワンツーからカーフ。ウランベコフは前蹴り。カーフ。関節蹴りを見せた堀口。一瞬ヒザをついたウランベコフ。カウンターのヒザを出したウランベコフ。入ったがキャッチした堀口。離れたウランベコフ。詰めてきたウランベコフに堀口が飛び込むが、首相撲を狙う。引き剥がし離れた堀口。ウランベコフ右ハイ。前蹴り。右オーバーハンドに組んでケージに押し込むウランベコフ。ボディロックしてヒザを入れる。得意のやぐら投げ。すぐに立ちに行く堀口だが尻もちをついた。小手に巻いて立った堀口。残り1分。入れ替えて離れた堀口。パンチで飛び込もうとする堀口だが間合いが遠い。カーフを蹴る堀口。またカーフ。右を入れた堀口。また右。前蹴り。ウランベコフ下がった。カーフを蹴った堀口だが、カットされバランスを崩した。ホーン。
1Rは微妙。どちらに入っていてもおかしくない。
2R。飛び込みを見せる堀口。ジャブ。ケージを背負ったウランベコフに右を入れた。カーフキック。足を払われてスリップしたウランベコフ。効いたのか下になった。堀口が上を取る。ボディロックからパスを狙う。ウランベコフギロチン。首を抜いた堀口。パウンドを入れる。起き上がってタックルに入るウランベコフだが堀口がぶった。バックに回りパウンドを入れる。片膝をついて立とうとするウランベコフ。立つと堀口は放してパンチを入れる。ウランベコフ、カーフが効いているか。カーフキックを嫌がっている。立ち方も棒立ち。ケージを背負う。カーフが入り完全に効いた。右ハイ。ケージに詰めた堀口にタックルに入るウランベコフだが、堀口切ってパウンド。離れて立たせる。蹴られた足を引いているウランベコフ。堀口がパンチで出ると引き込むように下になった。上をキープしてパウンドを入れる堀口。ホーン。
2Rは完全に堀口10-9。左足が相当効いているが続行できるか。
続行。3R。最初からサウスポーのウランベコフ。パンチを入れられると足が踏ん張れず下に。ハーフからパウンド。ウランベコフがもぐろうとするがパウンドを入れる堀口。なんとか向き直りしのごうとするウランベコフ。ハーフで押さえ込む堀口。タックルに来たウランベコフからがぶってバックを狙う。ウランベコフ立って正対。が、堀口が立って離れると右ハイ!ウランベコフダウン。もう心が折れかけている。堀口はパウンドを入れるとバックに回りリアネイキドチョーク。タップアウト!
9年ぶり復帰戦でランカー相手に一本勝ち。
ジャッジは三者とも1Rも堀口に入っていた。