私はこれまでに「つれづれ」をシリーズ化してきたよ。
つれづれなるままに歴史を語る👋☺️
つれづれなるままに歴史を語る(第4部②) - つれづれなるままに
つれづれなるままに心理を語る👋😉
欠陥人間(不良品)❓🤔(つれづれなるままに心理を語る⑨) - つれづれなるままに
つれづれなるままに国語を語る👋😄
https://yujisyuji.hatenablog.com/entry/2019/04/04/013639
https://yujisyuji.hatenablog.com/entry/2019/04/04/013639
この3つが、自称「ゆうの代表三部作」なのよ😎
今回は国語、心理、歴史を全て混ぜて語ってみせるわ😁
(1)「つれづれなるままに国語を語る」
先日の国語の授業より問題文を抜粋。
平安朝の貴族はそういう意味で、自分たちが持っている時間を無限に細かくしていこうとしました。万葉集時代の奈良朝初期の人々は、そんな無為な繊細さとは無関係で、もっと単純、素直でした。闘争や陰謀の渦の中では、殺すか、殺されるかということだけが関心の全てだったのです。そういうことがなくなってくると、人々は時間を細かく分割して、その中に無限にたくさんのものをたたき込んで退屈を消し、人生を豊かにしようとしだしました。それが一つの文化を作ったのです。
一人の紫式部が生まれるということは、今述べたようなことが何十年もの間積み重ねられた結果なのです。
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(問い)
「時間を無限に細かくしていこうとしました」について、何のためにそうしようとしたのですか。20字以内で答えなさい。
この問いを、中3生が答えられないの😌。この問いの答えが本文のどこにあるかも予測できない😓。文章の読み方を意識すれば分かるわよ😄。
一文を区切って読むと
平安朝の貴族は
そういう意味で
自分たちが持っている時間を無限に細かくしていこうとしました。
とある。
「そういう意味で」≒「そういう理由で」
である。
本文を全文引用できないのが残念だが、理由は前の段落をまとめれば良いのよ。まとめるにはキーワードを理解しているかにかかるわ☝️😊。
キーワードとは、よく「繰り返し出てくる語句」などと説明する方がいるが、厳密には違うのよ😁。繰り返して言い換えられている語句がキーワードよ😉。
私はAだと考える。
なぜならBだからだ。
例えばCについて考えてみよう。
そうするとDであることが分かる。
つまりEなのだ。
この件についての大家○○教授も「F」だといっている。
だから、私はAだと考えるのである。
さて、ここに出てきたA~Fまでの記号の関係を考えると
A←(理由)B≒C≒D≒E≒F
という関係式になる。厳密にはイコールではないが、Aであることを言うために、理由Bを何度も言い換えて、読み手にAを理解させようとしているのだ。これが評論や論説の論理の1つだよ👨🏫。
さらに説得力を増すために、「確かにGだが…」とか、「従来はHである」などと言った、自分の考えとは反対の意見を出して、「私は自分と反対の意見も知っているんですけれどね。でも、私の考えの方がよいでしょ。」という論法を用いるんだね😎。
(問い)
「一人の紫式部が生まれる」とはどういうことですか。最も適切なものを次から選び、記号で答えなさい。
ア.時間を細かくしていこうとする人間が出現すること。
イ.長い人生を正しく立派に生きる人間が出現すること。
ウ.時代を代表する芸術作品を著す人間が出現すること。
エ.闘争や陰謀の渦を耐え抜く強い人間が出現すること。
これで、アを選んでしまう生徒が結構いるのよ😱。
なぜ、アを選ぶのか。
「飛躍」という思考力が欠けているのが理由である可能性が高いと思う🤔。言い換えると、具体から抽象化する力が欠けているとも言えるよ。
それが一つの文化を作ったのです。
一人の紫式部が生まれるということは、今述べたようなことが何十年もの間積み重ねられた結果なのです。
「のだ」「のです」って強い断定よ。強く断定をするなら、その前に根拠が語られて当然なの😊。
①僕はテストの点数が良かった
②僕はテストの点数が良かったのだ
この二つの分を比べてみよう👨🏫。
①の文は、テストが良かったという事実を伝えている。その文末に「のだ」をつけると、文頭に「だから」という言葉がつく可能性が①の文より高いよね。強く断定をするからには、何かしら根拠が必要のよ😊。
「それ」=「文化」を作った
「それ」は原因
「文化」は結果
「一人の紫式部が生まれる」=「今述べたことが積み重ねた結果」なのです
もっと短くしよう。
「紫式部が生まれる」=「結果な」のです
ということは💡😄
「今述べたこと」=原因
「一人の紫式部」=結果
ということは💡😆
「文化」=「紫式部」
となるじゃない。
文化を芸術と変えて「芸術作品を著す人」が「紫式部」なのよ。
これを間違えた生徒は、原因と結果を混同しているとも言えるの。
(2)つれづれなるままに心理を語る
こういう言葉の分析は、心理カウンセラーには必要なことよ😉✨。
人間は五感を通して経験する。
五感とは「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」。それを言語という記号にして認知し、記憶していく。クライアントと対面したとき、クライアントの表情、仕草、そして、「言葉」を意識する。発する言葉で、クライアントの思考回路を知り、その思考回路を質問によって直していくの。
今回の生徒は、飛躍力の欠如と原因と結果の混同が課題として浮かび上がる😔。
(3)つれづれなるままに歴史を語る
切り取られたこの文章だけでの検証ね。前文を読んでいない点はご留意ください🙇。
(平安朝の)人々は時間を細かく分割して、その中に無限にたくさんのものをたたき込んで退屈を消し、人生を豊かにしようとしだしました。それが一つの文化を作ったのです。
ここには載せていないが、平安朝の人々は感受性が強く豊かであったと述べているの。
私が解釈すると、例えば桜の花🌸が散っていく一瞬の時間、その一瞬に様々な想いを込める。随筆ってそういうものよね。この一瞬に、様々な想いを叩き込む。「桜の花が散る。人生のはかなさを感じる。俺のこれまでの人生は~」ってね😉。そうやって退屈を消し、人生を豊かにしようとしたのが平安朝の人々だったという。
では、問おう。
平安朝の人々が時間を退屈にした原因は何なのかと😔。
言うまでもない。
搾取だよ。
私の「つれづれなるままに歴史を語る」の記念すべき第1回で述べているわ👋😄
抜粋するね😉
平安時代ってどんな時代をイメージするかな。貴族の優雅な文化をイメージする方が多いかな。寝殿造に大和絵、源氏物語を代表とする文学、そして、平等院鳳凰堂。
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これらの文化の担い手は、藤原氏を筆頭とする貴族たち。厳密的に言えば、貴族たちの私財なのよ。すげ~😱❕と思わない❓😅
「国の財で」ではなく、「個人の財で」でなのよ。
この私財を肥やすシステムの1つが、かの有名な「荘園」なの。これって合法脱税システムなのよ~📢😎。そのとき国庫はどうなっていたか。当然スッカラカン。どうやって国の高官(政治家や役人)が脱税を合法化したのか知りたいかしら😁
(つれづれなるままに歴史を語る)