今年も梅雨のジメジメした時期に入ってきました。
連日の雨ですと自転車は売れないどころか乗らない方も多いので
必然と修理関係の相談も少なくなります。
(雨上がりはパンクしやすいので晴れた日に一気に来ることが多い)
そんな梅雨の時期に多い修理相談は
「電動アシスト自転車のスイッチパネルの故障交換作業」
普段はそこまで雨に濡れない自転車でも
何日も雨が続いたり、強い雨によって水圧がかかったりすると
配線の切れ目やスイッチパネルの隙間から雨や湿気が混入し壊れるケースが多いです。
少しでも確立を下げるためにスイッチパネルの保護カバーを行うことをお勧めしています。
当店がブリヂストン自転車をお勧めしない理由
当店の電動アシスト自転車のメーカーラインナップとしては
等の契約、販売実績があります。
その中で当店があまりブリヂストンを積極的に販売していない理由としては
「修理費用が圧倒的に高く、お客様の為にならない」
という点です。
一般車に代表されるアルベルトやロングティーンシリーズは品質、耐久性共に素晴しいものがあり当店でも積極的に販売しています。
しかし電動アシスト自転車となると話は変わってきます。
以下にその理由を紹介していきます。
車体が高い
最も販売実績のある一般的なお買い物用途の車種での比較では
と、ブリヂストンの方が車体価格が約20%高い。
価格が高いとお客様の生涯コストも高くなるので、常時展示を行っていない理由の1つです。
部品単価が高い
一般的な汎用部品であれば、互換性があるのでそれを注文することで維持費は他社と変わることはありません。
しかし大きく変わる部分が専用設計部品の価格である。
この部分は替えがきかないのでブリヂストンの純正部品を修理の際に使用せざるを得なくなる。
例えばであるが、
・一般車ヘッドライトの価格
汎用部品メーカー(パナソニック製) 約3,500円
ブリヂストン純正部品 約9,500円
・電動アシスト車 スイッチパネル
・パナソニック製 VIVIシリーズ約8,000円
・ブリヂストン製 フロンティアシリーズ 約15,000円~25,000円
これだけの開きがある。
この価格差があればその他の修理やメンテナンス、維持費に充てられるのでユーザーが被る金銭的負担は大きい。(しかも高いわりに自転車屋さんの収支は同じです)
修理費用が高い
ブリヂストンの電動アシスト自転車のモーターはフロントホイール内に埋め込みがされている。

自転車の自損、他損事故を問わず前輪が破損する場合が非常に多いのです。
その際の修理費用がパナソニックヤマハと比べて圧倒的に高くなります。
前輪交換の場合
・ブリヂストン前輪 モーターごと交換 約50,000円
スポークのみの場合
・ブリヂストン 約5,000円~
以上のように同じ修理であっても大きな金額差であるといえます。
もちろんこの欠点があってもフロントモーターを採用するにはブリヂストンのこだわり、合理性があると判断してのことなので、以下にメリットを挙げていく
ブリヂストン電動アシスト自転車のメリット
登坂が多いと航続距離が延びる
フロントモーターにすることで回生充電を使用することができ、それにより航続距離を延ばすことが可能。
パワーモードであればブリヂストンであってもパナソニックであっても大差がないが
エコモードにすることでパナソニックが約100㎞に対して、2倍の200㎞を走行することができる
※しかしエコモードは非常にパワーが弱いので常用している人に私は出会ったことがありません。。
自転車で超長距離を走ったり日本縦断などをする方はブリヂストンを選ぶ余地がありそう。
消耗品の交換頻度が少ない
これも回生充電に起因するところではあるが、ブレーキの回数が減ることでブレーキ交換頻度を減らすことができる。
ブレーキ交換の価格は1,500円程度なので大きな金額ではないが、あまり自転車屋さんに行く暇がない人に関しては考慮すべきポイントである。
以上がブリヂストンの電動アシスト自転車の特徴と当店が扱わない理由です。
簡素にまとめると
初期コストからランニングコスト迄お金がかかる
といったところでしょうか。
もちろん品質に関しては他の一流ブランドに引けを取らない品質です。
デュアルドライブ、回生充電というブリヂストンならではの機能に惹かれるものを感じた方は、購入の余地があると考えます。