祭りばやしが家に近づてきた。
家の前で止まる。
ピンポンが鳴る。
毎年恒例の獅子舞とともにお布施の依頼だ。
町内会の子供たちが、獅子舞とともに町内を練り歩く。
懐かしい風景であり、昭和の人間としては、なんとも心温まる風景だ。
「子供をだしに使って」という声をあるかと思うが、
グランパは、やはり、「子供は未来の宝」「未来は子供のもの」と思う。
その子供たちが、獅子舞を担いで家々を回るというのは単純に嬉しい。
グランパが、「農村共同体」の生まれということも関係しているのかもしれない。
でも、人類が人類である限り、人と人との関係で存在していることは不変的な真理だとグランパは信じている。
話が飛躍しているという自覚はあるが(笑い)、子供が家々を練り歩く姿に、「人と人との関係のある社会」を垣間見る思いがグランパはするのだ。
獅子の口に頭を差し入れて、無病息災を祈念した。
来年こそ、希望の持てる、持ちたい年にしたいな、と思いつつ、子供たちの獅子舞の行列を見送った。
