「グランパのしくじり」シリーズにあたって
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小学校6年生の時だったと思う
校内弁論大会が開催されることになった
グランパも発表者の一人に選ばれた
発表内容を
家族に相談した
すると母から
自分の出来事、例えば、
最近朝起きて駆け足の練習をしているから
それを話したら
と助言をもらった
話す原稿を書いてみた
父が添削してくれた
父が赤色鉛筆で修正してくれたのを
今でも思いだす
題名は
「僕のマラソン」
と決まった

多分父が知恵を出してくれたように思う
グランパは、小学校の時、足が遅かった
で悔しい思いもしていた
ある時
朝起きて
家の周りを走るという
駆け足の練習を始めた
1年近くは続けたと思う
体力が伸びる時期とあっていたのか
グランパの脚力はどんどんついていった
最上級生になった頃には
クラスでもいつもビリに近かった駆けっこが
トップになることも多くなった
これはささやかな成功体験となった
後年、学ぶ エリクソンの
少年期の心理的課題は 「勤勉性 vs 劣等感」
がよくあてはまる
これだけであれば
むしろ「グランパの成功談」である
が
弁論大会なので
続きがあり
話し方の練習をすることになった
父は、とにかく
大きな声で一生懸命話せ
と指導してくれた
グランパは素直に従い練習した
弁論大会当日
グランパは初めて大勢の前で
話すという機会を得た
大いに上がった
しかしこういう時は練習がものをいう
グランパは、
とにかく出せるだけの大声で
とにかく一生懸命話した
すると会場は大爆笑に包まれた

グランパは、その意味が分からなかった
とにかく最後まで「大声、一生懸命」を貫いた
聞く方にしてみれば、
一本調子のが鳴りたてる音を3分くらいは聞かされたのであろう
冷静に考えれば気の毒なことであった
見方を変えれば「大声コント」のようだったのかもしれない
いずれにしてもグランパの一人相撲、空回りであった
どう終わったのか
審査があったのか
賞をもらったのかは覚えていない
ただ褒められた記憶はない
ただみんなが爆笑していたことだけは覚えている
あと友人が駆け寄ってきて
もうすこし加減して話せば
とアドバイスしてくれたように思う
このころから
周りをあまりみない
KY
と家族から言われる
自己中心的な性格が
見え隠れしているのかもしれない
だからグランパ的には
失敗談の方に分類される思い出である
こんな本もあるんですね
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