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推しに対する愛の具現化~0からフィギュアを作るまでの道~

 

どうも、よっしーとりぷるおーです。

今回はフィギュアを自作するために何が必要なのかをまとめた記事になります。天体写真は全く関係ないのであしからず<m(__)m>

 

この記事の趣旨

 この記事では、3DプリンターZbrushによる3Dデータによるフィギュア制作を初心者がどのように完成まで持って行ったのかを簡単に説明する記事です。詳しい作り方やソフト、ハードの解説等はしません。これから作ってみたいという人が、完成までにどれぐらいの手順があるのか、どれぐらいの費用がかかるのかをざっと把握できるような記事になっています。

制作手順

さっそく制作に必要な手順を箇条書きでまとめます。

  1. 作りたいフィギュアを決める
  2. 3Dデータを作る
  3. 3Dプリンターで出力
  4. 塗装する
  5. 完成

大まかにまとめるとこんな感じになります。では詳しく説明していきます。

作りたいフィギュアを決める

 まずは何が作りたいのかを具体化する必要があります。ただぼんやりとフィギュアを作りたいだけでは、このあとすべての工程とそれに掛かる費用が無駄になると思います。好きなキャラクターのフィギュアがないから作りたい!とか、このキャラクターのこの衣装のフィギュアが欲しい!とかの強い意志を決める方がのちのち良い結果になると思うので、とにかく自分の中のゴールを決定し、そのゴールを想像することが大事です。

 

3Dデータを作る

制作に必要なもの

 作りたいものが決まったらデータの制作に入ります。この時点で必要になってくるのが

  • Zbrushを扱えるパソコン
  • Zbrush
  • 板タブor液タブ

だと思います。

 制作にはZbrushというスカルプト(彫刻)を得意とする3DCGのツールを使用します。学生だと年1万円で使用できますが、学生以外ではそこそこ値段の張るツールではあります。また、そのソフトを動かせるパソコンも必要になります。私は第11世代のcore i7のCPUとGTX1650Ti、RAM32GBのwindowsのノートPCを使用していますが、問題なく使用できています。パソコン自体の値段は20万円ほどでした。

 PCとZbrush以外に、板タブか液タブは必須になってきます。これはZbrushがスカルプトという手法を主に使うためです。一般的な3DCGソフトは点を打ってポリゴンを作っていくのですが、ZBrushは粘土をこねるように作っていくため、ペンを用いて直接的な操作ができる板タブや液タブが必須になります。私はメルカリで買ったXP-PENの2千円の板タブを使っています。板タブは、なるべく画面の大きさに近くなるようなサイズのものを買うといいかもしれません。新品で買うとだいたい5千円くらいかな?

 この時点で、パソコンを抜きにすると、掛かる費用は約1万5千円ぐらいですね。

データの制作

 制作に必要なものが揃ったら、データの制作に入りますが、実際にフィギュアを作るまでにどれぐらいソフトを練習したのかを紹介したいと思います。

 

制作開始は2023年の6月からでした。

 これは一番最初に作ったモデルになります。こちらの本を参考に作ったもので、とりあえず作ってみようという方にはおすすめの本だと思います。

www.borndigital.co.jp

 これだけで3か月ぐらい掛かりました。操作を覚えるのが面倒くさくなり、クオリティも引くのでモチベーションが上がらず、重い腰を上げつつ制作したため、完成まで時間がかかりましたが、完成するとちょっと楽しくなり次の制作物を作りました。

 

 さっきのものと比べて、だいぶフィギュアに近くなりました。ある程度の作り方と操作をさきほどの本で覚えてから、youtubeの制作動画をいろいろ見て、実際のフィギュアの表現に近づけていきました。特に榊馨さんの動画は一番参考になりました。これは1か月ぐらいかかりました。

 

 次に作ったのは実際に3Dプリンターで出力することを念頭に置いて制作したものです。これも1か月ぐらいかかりました。

 この時点で2023年の12月下旬になります。

 

 そして2024年3月、この二つのデータをつくりました。このデータを作るにあたってはcolosoというサイトが出している有料の講座を購入して、造形の勉強をしました。お陰様で前作からだいぶ良くなったと思います。

 

 そして2024年4月末にこのデータを作成しました。私はここまで半年弱かかりましたが、実際にやってみないと自分がどれぐらい得意なのかは分からないので、まずはデータを作ってみることをお勧めします。

3Dプリンターで出力

 まずは自分が納得できるデータを作る事ができたら、3Dプリンターを購入することをお勧めします。先に買っておいて、「もう買ってしまったから絶対3Dデータを作るぞ!」という手もありますが、お金もかかるのでお勧めしません。

 出力するにあたって、私はelegooのMars3proという光造形の3Dプリンターを購入しました。アマゾンでしばしばセールをやっており、当時は3万円弱で購入しました。しかし、3Dプリンターと光造形につかう水洗いレジン、二次硬化機、その他消耗品で総額5万円くらいにはなったと思います。3Dプリンターを使うにあたっては兎美ショーコさんのXを参考に試行錯誤しました。この方は3Dプリンター用のレジンも販売しているので、私は参考にさせて頂いた分、購入して使っています。

 実際に出力して組み立てみたものです。塗装することを見越して白色のレジンを使用しましたが、始めて出力するときはグレーなどの形状を確認しやすい色のレジンを使用するのが良いと思います。1/8スケールで出力し、高さは約200mmぐらいです。サフを吹くと細かいディティールが見えてきますが、積層痕もそこそこ見られます。

 簡単に見せていますが、出力するにあたって、3Dプリンターのビルドプレートを温めたり、部屋の温度を上げたり、レジンを温め、片付けでは余ったレジンを戻して、レジンの付いた3Dプレートを綺麗にする、出力したものは水洗いし、乾燥させて二次硬化など、慣れれば簡単ですが意外と工程を踏んでいます。それが楽しいところでもあるのですが、やはり大変だと思います。しかしこの工程を経てやっと立体化されるので頑張りましょう。

塗装する

 さて、データをつくり3Dプリンターで出力したので、あとは表面処理と塗装です。しかし、塗装にもいろいろ道具が必要で、エアブラシで本格的な塗装を行う場合について紹介します。筆塗りで塗装を行う場合はかなり安くできますし、筆塗り塗装についての本も出てます。また、レンタルスペースでエアブラシ塗装を行うこともできるの、ここを安く済ませる方法はいくつかあります。では必要なものを

  • エアブラシ
  • コンプレッサー
  • 塗装ブース
  • 塗料
  • やすり各種
  • その他道具

 だいたい必要なものをピックアップするとこんなものじゃないかと思います。これだけで6万円ぐらいは掛かったと思います。正直ここまでの費用を掛けるぐらいだったら、レンタルスペースにいって塗装するのが安いのでお勧めです。ただ、これからもフィギュアを作り続ける!という場合は買っておいても損はないかと思います。

塗装はこんな感じです。エアブラシ塗装も初心者なのであまり上手くは塗れてませんが、形になってきている瞬間がとても楽しいです。

8割ほど塗装できた感じです。塗料の調色ややり直し、デカールの作成等を行い最後に完成したのがこちらになります。

完成!嬉しい!

まとめ

 簡単にフィギュアをつくる工程を見てみましたが、ここまで作るのにそこそこのお金が飛びます。しかし、世の中にないフィギュアをここに召喚できるという意味では、その価値はあるとは思います。データ制作、3Dプリンターでの出力、表面処理と塗装など、完成させるのにはかなりの手間がかかりますが、そういう手間が愛着を生み、自分の推しに対する愛を深めること間違いなしです!

 ハードルは高いですが、初心者の私でもここまでのものを作ることが出来たので、推しに対する愛を確かめるべく、チャレンジしてみるのも面白いかもしれません。

 

以上、0からフィギュアを作った私の体験でした~

 




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