政治が国民を愚弄して劣化しているのは甚だしいが、ついにここまで来たかというのが、中道改革連合についての率直な感想である。
政治の世界で異なる勢力が目的のために手を結ぶことは珍しくない。高市と維新が手を結んで政権を樹立したのもその例だ。しかし、その場合ある程度の理念的、政策的な親和性がありそうで、その目的は一応崇高でなくてはならない。
立憲と公明が手を結ぶのは、ただひたすらに選挙の票の数あわせに過ぎない。自分たちの生き残りのため以外の何ものでもない。それを糊塗するように綱領など拵えているが、誰が信じるのであろうか?
つい数ヶ月前まで、26年間対立してきた相手である。一つブーメランを紹介しよう。
当時の石井副代表は、
「公明党はいま、解散時期、国会の会期にまで口を出している、福田前首相も公明党の影響によって職を投げ出した、との認識を示したうえで、「公明党は影の人に操られている」のではないかとして、創価学会という宗教法人が選挙を担い、その施設が選挙マシーンとして動いている」と指摘した。
公明党は民主党の連中を仏敵と認定。野田代表を始め多くの中道議員が含まれている。
民主党:【参院予算委】矢野、福本、竹入、池田各氏呼び政治と宗教の集中審議を 石井副代表

世の中せこいことをする人間はたくさんいる。それは仕方のないことである。受かれば何でもいい、政治理念なんて糞食らえ、という政治家は掃いて捨てるほどいる。
こんな票計算しただけのヤケクソ政党に投票するのは、洗脳されたロボット人間だけだ。普通の人間は間違えても投票しないはずである。学会員ですら投票しない。むしろ、ずっと自民党を支えてきた学会員である。昨日の仲間に矢を射かける真似をするのであろうか?
わたしはむしろ公明票が激減すると思っている。
ただ、過去に立憲民主党という比例復活の為だけに作られた政党が野党第一党を取るという憲政史上最大の珍事が起きた。結党一週間、綱領もなんにもない。小池の党の公認がもらえなかっただけ。それでも野党第一党だ。だから、今回も一抹の不安がある。
では今回どこに投票したら良いのだろうか?
自民党に入れろなどというつもりは毛頭ない。参政、国民を応援しているわけではない。共産主義は不可能だろう。社民党は左過ぎる。保守党も内紛が酷い。
ただ、中道改革連合よりはマシである。
どこに投票したら良いか。わたしの結論として、
中道改革連合以外ならどこでもいい。