以下の内容はhttps://yojyosyugi.hatenablog.com/entry/2025/03/29/211845より取得しました。


【PJCS2025第3回予選抜け】レッドカードガエン壁黒馬

こんにちは。四畳半です。

今回はPJCS2025予選 第3回で使用した構築を紹介します。

 

 

戦績 

・第3回予選 28勝11敗 レート1727 最終113位(予選抜け)

 

構築経緯

第1回予選終了後、TLに流れてきた色々な構築記事のレンタルチームをランクバトルで試していました。その中でも特に使用感が良かったのがオニクモさんが使用されていた壁黒馬ピッピの構築です。

(掲載許可をいただいています。ありがとうございます)

 

オーロンゲやガオガエン、タケルライコでサポートしながら黒バドレックスで悪巧みを積み、最終的にピッピ+黒バドレックスの並びを作って全員倒す……という動きはやることが分かりやすく、レギュレーションGの経験が浅い自分でもその強さを実感することができました。ランクバトルでも高い勝率を維持することができたため、この並びを参考にして構築を組むことにしました。

 

黒バドレックスの積み技の選定

壁黒バドレックス構築を組むにあたって、まず始めに積み技を決める必要があります。すなわち、悪巧み瞑想のどちらを選択するかです。

悪巧みは瞬間火力に優れ、瞑想は特殊との打ち合いに強くなります。どちらも一長一短の性質がありますが、今回は瞑想を選びました。ミライドンやカイオーガなどの高火力特殊伝説ポケモンに対して有利に殴り合うためには瞑想のD上昇が必要だと判断したからです。

壁黒バドレックスという構築は、全てのサポート要素を黒バドレックスに集中している以上、倒された瞬間にこちらの敗北が決まるといっても過言ではありません。そのため、黒バドレックスを生存させることが最も重要です。

HB特化にして瞑想を積むことで生半可な攻撃では倒されなくなり、こちらの敗北条件である黒バドレックスの戦闘不能を防ぐことができます。このコンセプトに沿って考えると、持ち物は生存能力を上げる食べ残しが最適だと考えられました。

 

瞑想残飯型の欠点

黒バドレックスを瞑想残飯型にすることで避けられない欠点がいくつかあります。パッと思い浮かべるだけでも以下の要素が考慮されます。

①黒バドレックスミラーに弱い

②悪巧みと比較して白バドレックスに弱い

③バークアウトに弱い

 

①黒バドレックスミラーに弱い

こちらと同じような系統の悪巧み黒バドレックスと戦った際に、悪巧みvs瞑想では相手全体に与えるダメージ量の差で不利になります。そもそも黒バドレックスはミラーの解決が困難であり、なにかしらの対策は必須であると考えられます。

 

②悪巧みと比較して白バドレックスに弱い

当然と言えば当然ですが、相手の物理伝説との殴り合いでは悪巧みに軍配が上がります。特に白バドレックスと戦う際に影響を受けやすいです。

 

③バークアウトに弱い

瞑想型の黒バドレックスは隠密マントを持っていることが多いです。その一番の理由はバークアウトのCダウンを受けたくないからだと推測されます。瞑想はCとDを1段階上げる技ですが、そのタイミングでバークアウトを受けると上がったCが帳消しになります。

悪巧みの場合だとバークアウトを受けてもCが1段階上がった状態になるので特に問題ありません。悪巧み型の残飯が成立している理由はこれになります。そのため、瞑想で残飯を持つ以上、バークアウトへの解決策は必須であると考えられます。

 

というわけで最低でもこの3つの要素を解決できるポケモンを探す必要があります。
特にvs黒バドレックスとvs白バドレックスはマッチングする回数も多いと想定されるため、対策は必須です。

そこで、色々な対策を考えていくうちに一つの案が浮上してきました。

それが、ガオガエンにレッドカードを持たせるというものです。

 

レッドカードガオガエンの可能性

レッドカードとは攻撃してきた相手に対して発動し、控えのランダムなポケモンに強制的に交代させるという効果を持つ道具です。どちらかというとシングルバトルで起点作りのために持たされることが多い道具ですが、この効果が相手の黒バドレックスと白バドレックスに対して有効に働いてくれると考えました。

 

vs黒バドレックス
積み黒バドレックスミラーでは初手からお互いに積み合う形になります。瞑想と悪巧みの積み合いでは不利になることが多いですし、黒バドレックスをHBベースで運用すると相手に上を取られるのでさらに不利になります。

しかし、ガオガエンにレッドカードを持たせると話は変わります。相手のアストラルビットに対してガオガエンを裏から後投げすることで、相手の黒バドレックスを強制的に交代させながら裏のポケモンを引きずり出すことができます。

これにより、相手の黒バドレックスの能力ランクがリセットされるので、こちらの黒バドレックスを一方的に通すことができます。

 

vs白バドレックス

白バドレックスにはトリックルームを展開されることが多いです。オーロンゲで壁を貼りながらピッピに引くことで攻撃を凌ぐことができますが、隣のポケモンと合わされるとHPが足りなくなるケースが存在します。

そこで活躍するのがレッドカードガオガエンです。トリックルーム状態のブリザードランスに対して裏から後投げすることで、相手の白バドレックスを強制的に交代させながら裏のポケモンを引きずり出せます。

これにより、相手の白バドレックスが場に戻ってくる頃にはトリックルームが終わっているorターンがほぼ残っていないのどちらかになるので、有利な試合を展開することができます。

 

以上の理由により、レッドカードというアイテムは瞑想黒バドレックスの問題点であるvs黒バドレックスとvs白バドレックスを解決してくれることが分かりました。

レッドカードをガオガエンに持たせる理由ですが、アストラルビットとブリザードランスを両半減できること、場に出すだけで威嚇と猫騙しを使えるポケモンなので裏から投げてレッドカードを発動させた後も十分に仕事を行えることが採用の決め手になりました。

 

レッドカードと黒バドレックスの相性

さらに、レッドカードは黒バドレックスとの相性がとてもいいです。黒バドレックスが苦手なポケモンを裏に流すことで、その間にドレインキッスによる回復や瞑想を積むことができます。相手は裏に流されたポケモンを再び場に出すには死に出しか交代をする必要がありますが、どちらを選択してもこちらには有利な展開になります。

死に出しを選んだ場合は前のポケモンが倒れているため、必然的に黒のいななきが発動しています。こちらは瞑想+黒のいななきで能力が上がっているのに相手は能力ランクがリセットされたポケモンで戦う必要があります。

交代を選んだ場合でも瞑想を積んだアストラルビットを被弾するという大きなリスクがあります。

 

ちなみに、レッドカードは裏から引きずり出したポケモンをそのターン中に攻撃することもできます。上手くいくと以下のような着地狩りも可能です。

(処理が面倒な水ウーラオスを狙撃する図)

 

裏から出てきたポケモンを倒しても黒のいななきは発動するので、対面で打ち合いたくないポケモンを何もさせずに倒しながらCを上げるといった曲芸も可能です。

相手を交代させるレッドカードという要素が、黒バドレックスの瞑想と黒のいななきによる能力アップ、ドレインキッスによる回復に非常に良く噛み合っています。

 

ウーラオスの役割

vs白黒バドレックスが解決したので、瞑想残飯型の弱点であるバークアウトへの対策を探していきたいところですが、それと並行して考えなければならないことがあります。それがこの構築におけるウーラオスの役割についてです。

原案ではスカーフ悪ウーラオスが採用されており、主な役割対象としてノーマルテラスや悪テラスの黒バドレックス、テラパゴスが挙げられていました。しかしながら、レッドカードガオガエンを採用したことで黒バドレックスへの対策は特に必要なくなっています。

ウーラオスというポケモンは単体では非常に強力ですが、基本的には相手を殴ることしかできません。全員で黒バドレックスを介護してから殴り始める構築の性質上、相手を倒すことでしかサポートができないウーラオスは足並みが揃っているとは言いづらく、自分には上手く使うことができませんでした。

そこで、ウーラオスに変わるポケモンとして黒バドレックスをサポートできる格闘タイプが求められました。ついでに悪ウーラオスを使っていたときに厳しいと思っていた相手にも強いポケモンが好ましいです。というわけで求める要素は以下の通りになります。

 

・スカーフイーユイ、ノーマルテラスタルハバタクカミに強い

・ディンルー+ヘイラッシャに強い

モロバレル+テラパゴスに強い

・バークアウトに強い

 

スカーフイーユイとSブーストハバタクカミはスカーフウーラオスよりも速く、黒バドレックスでも処理が面倒です。特にノーマルテラスタルのハバタクカミはアストラルビットが通らずに、スカーフウーラオスをワンパンしてくる厄介なポケモンです。

ディンルー+ヘイラッシャは結果を残された人の影響か少しずつ数を増やしている傾向にあります。これも黒バドレックスでは処理が遅れるので対策したいです。

一般的には不利とされるテラパゴスへの回答もほしいところです。隣にモロバレルがいると格闘技を吸われてしまうので合わせて対策が必要です。

当初の対策として挙げられていたバークアウトに強い要素も必要不可欠です。

 

というわけで上記の要素を満たせる格闘タイプのポケモンを探したところ、キノガッサに白羽の矢が立ちました。

 

キノガッサの採用

キノガッサは格闘タイプでありながらキノコの胞子が使えるという珍しいポケモンです。A種族値もウーラオスと同じ130であり、今作からインファイトを習得しているので実質的にウーラオスと同じ火力で殴ることができます。

特性のテクニシャンにより先制技のマッハパンチを威力60で使うことができるのでイーユイを上からワンパンすることができます。ノーマルテラスタルのハバタクカミも上から縛ることができるので求める条件にも当てはまっています。

ディンルー+ヘイラッシャに対しても鬼のように強く、モロバレル+テラパゴスの並びにも怒りの粉やキノコの胞子を無視しながらインファイトでテラパゴスを殴ることができます。

バークアウトを使ってくるポケモンは主にタケルライコとイーユイですが、タケルライコはキノコの胞子で眠らせることができ、イーユイには上記で示したようにマッハパンチで解決できます。

 

このようにキノガッサは求める条件に全て当てはまっており、キノコの胞子を使えるので黒バドレックスの積みの起点を作ることもできます。

瞑想黒バドレックスの弱点であった要素をレッドカードガオガエンとキノガッサで補うことができたため、残りのサポートポケモンを自分なりに調整することで構築が完成しました。

 

構築

 

コンセプト

・黒バドレックスを全力で生存させる

・こちらの積み技を強く使い、相手の積み技を許さない

・レッドカード、吠える、ドラゴンテールで相手の想定外の盤面を作る

 

 

個体紹介

黒バドレックス@食べ残し

図太い 人馬一体 フェアリーテラスタル

努力値:H252  B236 S20

実数値:207-×-143-185-120-173

アストラルビット/ドレインキッス/瞑想/守る

 

調整
オーロンゲの猫騙し+フェアリーテラスドレインキッス
無振り水ウーラオスを確定

HB:特化水ウーラオスの水流連打を残飯込みで2耐え
HB:特化水ウーラオスの水テラス雨水流連打を76%で耐え
S:最速コジョンド抜き

 

本構築の伝説枠です。HBベースで瞑想を積むことで特殊伝説に対して有利に打ち合うことができます。

黒バドレックスはミラーが鬼門とされていますが、レッドカードガオガエンと合わせることで問題を解決しています。基本的に相手の黒バドレックスより遅いので本来なら不利になるところですが、この構築では下を取ることでレッドカードで引きずり出した相手を着地狩りできるので大きなメリットになります。

相手視点では黒バドレックスミラーで有利な積み合いを制してアストラルビットを押しただけなのに、突然出てきたガオガエンのレッドカードで能力ランクをリセットされながら裏のポケモンが倒されて黒のいななきが発動するという予想もしていない盤面を作ることができます。

ラスタルは耐性の付与とドレインキッスの火力を上げるためにほとんどこのポケモンに使うので、少しでも悪技と霊技が飛んでくる可能性を感じたら1ターン目から積極的に使うことを意識していました。この動きを徹底することで様々な初見殺しを回避していたので正解だったと思います。(白バドレックスと化身ランドロスの噛み砕く、レジエレキの霊テラバースト、イエッサンのシャドーボールトルネロスの悪の波動や叩き落とす等々)

相手を倒すことよりもまずは死なないことが最重要です。ドレインキッスがメインウエポンなのでアストラルビットは余裕のあるときか確実に相手を倒す必要があるとき以外はあまり押しませんでした。

 

 

ガオガエン@レッドカード

腕白 威嚇 ゴーストテラスタル

努力値:H252  B188 D68

実数値:202-135-147-×-119-80

叩き落とす/猫騙し/捨て台詞/吠える

 

調整
HB:特化ザマゼンタの災いの剣ボディプレスをリフレクター込みで93.8%で耐え
HB:特化水ウーラオスの水流連打を85.6%で耐え

 

瞑想黒バドレックスとの相性が良すぎるポケモンです。

相手の攻撃に合わせて後投げからレッドカードを発動させることで、相手の想定していない盤面を作ることができます。

レッドカードの使い方は主に2つあります。

1つ目は相手の能力ランクをリセットすることです。黒バドレックスの悪巧みや瞑想、テラパゴス、ミライドン、ルナアーラの瞑想、ザマゼンタの不屈の盾のような能力上昇を交代させることで無効化できます。

2つ目は不測の事態へのカウンターです。急所や想定外の技で黒バドレックスが大きく削られてしまった際に、ピッピに引いてこの指止まれを押すだけでは相手の全体技を解決できない盤面が発生します。そこで守るを押しながらガオガエンを投げることで、相手の高火力ポケモンを裏に流しながら次のターンに猫騙し+ドレインキッスの回復が間に合います。

レッドカードには吠えるとの明確な違いが存在します。レッドカードはガオガエンを後投げしたターンに発動できるので、次のターンに猫騙しを打てます。これにより、裏から面倒なポケモンが出てきてもガオガエンで止めることができます。吠えるはガオガエンが場に存在しないと使えないため、常に場に出しておくか裏から出して次のターンの終了時まで生存させる必要があります。レッドカードはその手順を無視して裏から投げるだけで成立するので、柔軟な立ち回りが可能になります。

かと言って吠えるが不要というわけではありません。レッドカードは暴発してしまう可能性があり、一度しか発動してくれません。アストラルビットやブリザードランスが飛んでくると予想したタイミングで相手が守るや別の行動を取ったときは次のターンに吠えるを押すことで交代させることができます。

このポケモンのおかげで予選でもバドレックスに対して高い勝率を維持することができました。(vs白バドレックス6勝1敗、vs黒バドレックス5勝1敗)

副産物としてドーブルベトベトンには一度も負けませんでした。

 

 

キノガッサ@気合いの襷

意地っ張り テクニシャン ゴーストテラスタル

努力値:A252 B4 S252

実数値:135-200-101-×-80-122

インファイト/マッハパンチ/キノコの胞子/守る

 

調整
マッハパンチ
H4振りイーユイを確定
H100-B164振りノーマルテラスハバタクカミを確定

 

黒バドレックスの苦手なポケモンに強い格闘枠です。

ウーラオスと同等の火力を持ちながらキノコの胞子を使えるので、ウーラオスモロバレルの両方の性質を併せ持っています。

特にイーユイをマッハパンチで上から倒せるのが優秀です。水ウーラオスでもアクアジェットの火力を上げて倒す手段は存在しますが、キノガッサはテクニシャンにより火力アップアイテムがいらないので襷を持つことができ、テラスタルを使う必要もないのでテラスタルの依存度が高い黒バドレックスとの相性がとてもいいです。晴れ状態でイーユイを倒せる点も水ウーラオスとの明確な差別化ポイントになります。

キノコの胞子の存在により相手からのヘイトが凄まじく、上からの集中攻撃が飛んでくることが多いです。そのため、守るを押すだけでアドバンテージを稼げる試合も多く、隣の黒バドレックスが自由に瞑想を積むことができました。HPが1でも残っていたらマッハパンチを打てるので、残しておくと相手のノーマルテラスに対するカウンターとして有効に働いてくれます。

技スペースの関係上、種マシンガンを切っていますが特に打ちたい場面はありませんでした。格闘技が通らないゴーストには黒バドレックスが強く、それ以外の相手にはキノコの胞子が通ります。

このポケモンのおかげでテラパゴスに対しても有利に戦うことができます。黒バドレックス軸の格闘枠はウーラオスコジョンドが主流ですが、キノガッサも負けず劣らず相性のいいポケモンだと思いました。

 

 

オーロンゲ@光の粘土

腕白 悪戯心 ゴーストテラスタル

努力値:H252  B164 S92

実数値:202-140-116-×-95-92

猫騙し/挑発/リフレクター/光の壁

 

調整
HB:特化白バドレックスのWダメージブリザードランス+リフレクター込みのWダメージブリザードランスを大体耐え
HB:無振りザマゼンタのヘビーボンバーを確定耐え
HB:特化カイリューの災いの剣ノーマルテラス鉢巻神速を確定耐え
S:大体のガオガエンより速い

 

本構築の壁貼り枠です。

コンセプトであるリフレクターと光の壁は確定として、残りのスペースに猫騙しと挑発を採用しています。

猫騙しはリフレクターで火力を抑えることができない水ウーラオスに対して有効で、他にもイーユイやタケルライコのバークアウトを防ぐこともできます。パオジアンやドーブルなどの襷を削りながら行動を止めれる点も優秀です。壁を貼ってやることがなくなったときに一度引っ込めることで、ゲーム中盤以降に猫騙しを打てる権利が発生するのも強いポイントです。

挑発はモロバレルドーブルエルフーンやピッピなどのポケモンに通したい技で使っていて必須だと感じました。相手の積みポケモンに対して挑発を見せることで攻撃を誘発し、ガオガエンと交代することでレッドカードを確実に発動させることができます。

白バドレックスに対して隣に挑発→次のターンにリフレクターでオーロンゲが生存するという動きが可能になるまでHBに寄せています。不自然にSに振られている理由ですが、ここまで伸ばすと大体のガオガエンを抜けているので先に猫騙しを打つことができます。ガオガエンはオーロンゲに対して猫騙しを打ってくることが多く、その行動に対してこちらはガオガエンの隣に猫騙しを押すことで実質的に相手のポケモンを両方止めることが可能です。耐久に振る数値を少しSに回すことで対ガオガエン専用の隠密マントみたいな役割を持つことができます。

 

 

タケルライコ@突撃チョッキ

控えめ 古代活性 フェアリーテラスタル

努力値:H244 C20 D244

実数値:231-83-111-176-140-95

流星群/ボルトチェンジ/バークアウト/ドラゴンテール

 

調整
オーロンゲの猫騙し+流星群
無振り悪ウーラオスを確定

HD:特化ミライドンのWダメージフェアリーテラスエレキフィールド眼鏡マジカルシャインを光の壁込みで2耐え
HD:特化ミライドンのエレキフィールド眼鏡流星群を光の壁込みで耐え

HD:命の珠力ずく化身ランドロスの大地の力を光の壁込みで2耐え

 

本構築の対特殊特化ポケモンです。

チョッキを持たせながらHDベースに寄せることで、特殊との打ち合いに滅法強くなります。具体的にはカイオーガの水テラス雨眼鏡潮吹きを光の壁込みで3割くらいに抑えることができるので、ミライドンやテラパゴスなどの特殊伝説に対しても余裕をもってバークアウトを入れることができます。

物理との打ち合いに関しても、パオジアンや悪ウーラオスに対してはオーロンゲの猫騙し+流星群で処理ができるので特に問題はありませんでした。

このポケモンで相手を倒す場面はあまり多くなく、迅雷を打つ機会がほとんどなかったので空いた枠にドラゴンテールを入れています。これにより、壁構築が苦手とする気合溜め炎オーガポンを裏に帰すことができ、瞑想を積んだテラパゴスやカイオーガにも有利に戦うことができます。ドラゴンテールは隠密マントに無効化されないのでバークアウトが通らない隠密マントカイオーガのような相手にも対処が可能です。ガオガエンのレッドカードや吠えると同様に、相手を交代させる技は黒バドレックスとの相性がとてもいいです。

脱出パックドーブル+リキキリンのようなトリックルームギミック構築には霊テラスキノガッサ猫騙しとこの指止まれをケアしながらインファイトドーブルを処理→ドラゴンテールでリキキリンのトリックルームを阻止するといった動きで対応が可能です。

Sに全く振っていませんが、相手の下からボルトチェンジで黒バドレックスを着地させる動きが強いので特に問題ありませんでした。

 

 

ピッピ@進化の輝石

呑気 フレンドガード 水テラスタル

努力値:H252  B252 D4

実数値:177-65-110-80-86-36(S個体値0)

この指止まれ/手助け/命の雫/守る

 

調整
HB:特化白バドレックスのWダメージブリザードランスをリフレクター込みで3耐え=リフレクター無しで2耐え

 

黒バドレックスのサポート枠です。HB特化にすることで白バドレックスに強くなります。

この指止まれを使うことで、エルフーンの前でも黒バドレックスが瞑想を積むことができます。一般的なミライドン軸に対してはこの動きで高い勝率を維持することができました。

場に居座ることが役割なので守ると命の雫は必須です。壁+ピッピ黒バドレックスの並びを作ることができたら命の雫+ドレインキッス+残飯でいくらでも回復できます。命の雫は守るを貫通するので黒バドレックスのHPを回復させたいときは守る+命の雫を使うと残飯と合わせてHPを31%回復することも可能です。面倒な合体寿司に対しても命の雫を押し続けているだけで有利に戦うことができます。

瞑想で足りていない火力を補うために手助けを入れています。C+2アストラルビットは手助けと合わせることでミライドンやモロバレルを倒せるので、瞑想+黒のいななきで相手のポケモンを倒してC+2の状態を作りながら手助けアストラルビットで場の壊滅を狙います。

トリックルーム中でも命の雫と守るを押しているだけでターンを稼ぐことができるので、お先にどうぞは不要です。

水テラスを採用することで、炎オーガポンに気合溜めを許してしまった場合でも1度だけこの指止まれで受けることができます。

 

 

選出・立ち回り

 

基本選出①

+

+

オーロンゲで壁を貼って瞑想を積み、ピッピとガオガエンでサポートして黒バドレックスの全抜きを狙います。

 

基本選出②

+

+

オーロンゲの壁と挑発、タケルライコのバークアウトとドラゴンテールで相手を妨害しながら隙を見て黒バドレックスの瞑想を積んでいきます。

 

vs黒バドレックス

+

+

光の壁を貼りながら瞑想を積んでいきます。相手も積んできたら挑発を見せて攻撃を誘発し、オーロンゲをガオガエンに下げてアストラルビットを受けてレッドカードを発動します。その後、裏から出てきたポケモンを起点に黒のいななきを発動させ、全抜きを狙います。

 

文字だけだと分かりにくいので実際にやってみた動画がこちらになります

(悪巧みを積んだ黒バドレックスを裏に流しています)

 

アグロ寄りの黒バドレックスには瞑想のDアップが活きます。マタドガスがいるタイプには黒バドレックスとキノガッサを並べて守る+キノコの胞子でバドレックスを眠らせる動きもありです。

 

vs白バドレックス

+

+

リフレクターを貼りながら瞑想を積んでいきます。やることを済ませたらオーロンゲをピッピに下げることで猫騙し役を2匹残すことができます。壁とフレンドガードがあるとブリザードランスのダメージ量と命の雫の回復量が同じくらいになるので余裕をもって生存させることができます。隙を見てガオガエンを投げてレッドカードで白バドレックスを裏に流して盤面を整える動きも常に考慮しておきたいです。

初手にモロバレル+白バドレックスが来たときは挑発をモロバレルに打ちながら瞑想を押します。メンタルハーブが裏目ですが、次のターンにリフレクターを押すことでブリザードランスのダメージを抑えることができるので眠りターン次第で案外何とかなったりします。

 

vsミライドン

+

+

瞑想が活きるマッチアップです。大体ミライドンが初手に来るので光の壁+バークアウトでミライドンを弱体化させます。相手の行動はマジカルシャインボルトチェンジの2択であり、マジカルシャインを打たれた場合は黒バドレックスで瞑想の起点にします。ボルトチェンジで帰っていった場合はミライドンがいない間にこちらもボルトチェンジで黒バドレックスを出して瞑想を積むことを意識します。エルフーンのアンコールの前でも瞑想を積むために、挑発やピッピのこの指止まれを盤面に用意しておくことが大事です。

最終的に壁+瞑想を積んだミライドンがドレインキッスで全員倒す感じのゲームになります。

初手に炎オーガポンが来たときは気合溜めの可能性が高いのでノータイムでドラゴンテールを押して裏に帰します。

 

vsカイオーガ

+

+

これも瞑想が強いです。選出と戦い方はvsミライドンとほぼ同じで、光の壁+バークアウトでカイオーガを弱体化させながら、オーロンゲが倒れた位置に黒バドレックスを出して瞑想の起点にします。カイオーガが引っ込む場合もvsミライドンと同様にボルトチェンジで黒バドレックスを出して瞑想を積みます。光の壁+瞑想2積み+フレンドガードまで用意することができれば、カイオーガのフルパワー水テラス雨眼鏡潮吹きが黒バドレックスに半分も入らないのでドレインキッスでカイオーガを削りながら回復できます。

初手にパオジアンや悪ウーラオスが来た際は猫騙し+流星群で早急に処理することを意識します。

 

vsテラパゴス

+

+

初手にテラパゴスが来るので猫騙しや光の壁、挑発やバークアウトで妨害しながらテラパゴスの型を判断します。瞑想型ならバークアウトや挑発が強く、ドラゴンテールでの交代も可能です。眼鏡やメテオビームはそれ以上火力を上げることができないので壁とバークアウトで対処ができます。

その後、黒バドレックスを着地させて瞑想を積み、最終的にはフェアリーテラスタルを切らされた状態での抜群テラクラスターを余裕をもって受けられる盤面を作ることが目標になります。眼鏡テラパゴスの抜群テラクラスターが光の壁+瞑想1積みで半分も入らないのでテラスタルを切ることを渋る必要はありません。ドレインキッスの回復量で十分間に合います。

テラパゴス以外のポケモンを処理出来たら裏のキノガッサでテラパゴスを倒して勝ちです。モロバレル+テラパゴスのような並びにキノガッサが強いので、隙を見てボルトチェンジで場に出すと相手がとても困った顔をします。

 

vsルナアーラ

+

+or

瞑想とレッドカードガオガエンが強いマッチアップです。相手の瞑想やメテオビームに対して光の壁+瞑想で対応していきます。挑発をルナアーラに入れるとマジカルシャインで殴ってくることが多いのでガオガエンを投げることでレッドカードが発動できます。

初手にゴリランダー+ルナアーラで選出された場合は猫騙し+フェアリーテラスマジカルシャイン+グラススライダーでオーロンゲが何もできずに倒されてしまいます。その場合はオーロンゲをピッピに交代することで対処できます。

ルナアーラ軸はSが遅いポケモンが多いのでキノガッサも強いです。最近はイイネイヌが入っているタイプのルナアーラを何回か見ましたが、上からキノコの胞子で眠らせることで有利に戦えます。

 

vsグラードン

+

+

晴れパに対しては変則的な選出をします。グラードン+ハバタクカミで選出されることが多いので、猫騙しをグラードンに、キノコの胞子をハバタクカミに押して下から眠らせます。ハバタクカミはマジカルシャインか凍える風を押してくるのでダメージを見て眼鏡か襷かを判断します。

眼鏡マジカルシャインでオーロンゲが倒された場合は黒バドレックスを出して瞑想を積みます。相手視点ではグラードンのSが135以上でないとキノコの胞子が上から飛んでくる可能性があるので守るを押してくるケースが多く、瞑想黒バドレックス+ピッピの並びを作ります。

凍える風や相手が眼鏡でなかった場合はオーロンゲが生存しているのでリフレクターを貼りながらキノガッサを黒バドレックスに交代して瞑想を積んでいきます。キノガッサを残しておくことでノーマルテラスハバタクカミや裏のイーユイをマッハパンチで処理できるようになります。

 

vsコライドン

+

+

コライドンも選出と戦い方はvsグラードンと同じです。コライドンに猫騙しを押しながらキノコの胞子で起点にしていきます。グラードンよりも火力が高いので眠りターン次第で有利だったり不利だったりします。

 

vsザマゼンタ

+

+

ガオガエンの威嚇が重要な対面です。黒バドレックスがパオジアンにフェアリーテラスを切らされるので、ザマゼンタのヘビーボンバーが抜群で入ってしまいます。その際にリフレクターと威嚇を入れることでダメージを抑え、ドレインキッスでの回復を間に合わせるように立ち回ります。

ピッピやオーロンゲ方向へのヘビーボンバーをガオガエンで受けることで、レッドカードが発動し不屈の盾によるB上昇を無効にできます。その結果、ボディプレスのダメージが大きく下がるのでガオガエンが動きやすくなります。

 

vsザシアン

+

+

ザシアンに対してもリフレクターと威嚇が重要です。こちらもフェアリーテラスを切らされる立ち回りをされやすいので、巨獣斬を抜群で受けても大丈夫な盤面を作ります。

ザシアンは思ったより火力がないので、リフレクター+威嚇で抜群の巨獣斬が半分くらいしか入りません。隣のポケモンをドレインキッスで倒しながら回復し、ガエガエンを何度も活用することで受けきることも可能です。

 

感想

今年も無事に予選を抜けることができてよかったです。

レッドカードは一発芸に見えるかもしれませんが、使ってみると意外と再現性や汎用性も高く、他の構築でも十分に活躍できるスペックがあると思うので積み黒バドレックスやトリル白バドレックスを対策したい人にもおすすめです。

壁黒バドレックスの強さを保ちながら、レッドカードガオガエンやキノガッサの採用といった少し珍しい要素を詰め込んだ構築になっており、使っていてとても楽しかったです。

レンタルチームIDも載せているのでよかったら使ってみてください。第4回予選に向けて何かしらの参考になれば幸いです。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。次はレギュレーションIの本戦でお会いしましょう。

質問等あればTwitter(四畳半 (@yojyosyugi) / X)の方までお願いします。

 

 




以上の内容はhttps://yojyosyugi.hatenablog.com/entry/2025/03/29/211845より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14