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「未成年」と「青春の輝き」

このポートレートを見て、野島伸司脚本・いしだ壱成主演のドラマ「未成年」を想起できるのは多分現時点でアラフォー以上の方々だろう。
それよりも下の世代はピンとこないだろうから、単純に「雰囲気のあるイラストだ」「デザインとしては格好良いかも知れないけれど、何を現わしているのかは分からない」といったことになるのではないだろうか。

出典:好書好日
1995年に日テレで放送されたドラマ「未成年」は、当時センセーショナルな人気俳優だったいしだ壱成の他、香取慎吾、反町隆史、河合我聞、北原雅樹、桜井幸子ら「トレンド」なキャストを揃えた大人気ドラマだった。ブレイク前の浜崎あゆみが女子高生ながら妊娠する役柄を演じたことでも有名だ(誰だ、このかわいい子は⁉と思い必死に調べたものだ)。
このポートレートを見た時、一発で「未成年」だと分かり、そして頭の中には主題歌だったカーペンターズの「青春の輝き」が流れた。
ローリングクレイドル

さて、このカットソーはローリングクレイドルというストリートブランドのものだ(プロレスファンからすれば、「ローリングクレイドル」と言えばプロレス技だ!)。
つらつらと楽天で検索していて見つけたのだが、全く知らないブランドだった。
調べてみると東京発のストリートブランドで、特にストリートカルチャーやミュージックシーンと深いつながりがあるらしい。
マキシマムザホルモンのツアーTも製作しているというのを見て、何となく既視感があったのに納得した(いかにもホルモンのグッズを作っていそうな雰囲気だったという意)。

私からすればゴリゴリのストリート系ブランドなので、勿論ターゲット層は若者(若しくはかなり個性的なアーティスト肌の方々)だろうから、多分「未成年」のポートレートが琴線に触れなければ手にすることはなかっただろう。少なくとも普段の自分のテイストとはかけ離れている。
「何事も(何のジャンルも)否定(除外)しない。『いずれにも良いモノはある』」が信条だが、他のアイテムを見てみると流石にそうだっただろうと思う。
しかしながら、ジャンルレスに物事を選ぶ基盤が自分にあったからこそ結局手に取っているわけで、幸運を感じてはいる、というか、功を奏したという思いだ。
それにしても、先述したようにこのポートレートを見て「未成年」のものだと分かるのはかなり上の世代なので、どういう考えでこれを採用したのかは極めて分かりづらい。逆に凄いセンスだと思うし、喝采を贈りたい気持ちだ。
事実、今年46歳になる私のハートをがっちり掴んだのだから。
アンダーエイジボーダー

というわけでこのカットソーだが、「アンダーエイジボーダー」と名付けられている。
アンダーエイジ・・・つまりは「未成年」だ。
USコットン100%のボディにスタンダードなピッチ幅のボーダー。そして中央に未成年のポートレート。よくよく見ると個性的でストリート臭が漂う。

細部を見ると生地も良いしきつめのリブも悪くない。やや野暮ったさが感じられるが、逆にそれを活かした着こなしを愉しめそうだ。

これが「未成年」のポートレートだと認識しなくともなかなか秀逸なデザインだと思う。きっと若い人たちはよくわからずに手に取っているのだろう。
ローリングクレイドルとしても、逆にそこが狙いなのかもしれないし、単純に秀逸なジャケットだったという風に捉えてモチーフに選んだのかもしれない。
コーディネート・サイズ感

アイウェア:TOM FORD(トムフォード)
トップス:ローリングクレイドル
パンツ:UniqloU(ユニクロユー)
シューズ:レッドウィング ポストマン
時計:ハミルトン ベンチュラ
ブレスレット:ボッテガ・ヴェネタ
172㎝59㎏でLサイズを着用。着用感(サイズ感)は身幅、着丈共にスタンダード。ストリート系ブランドながら妙にダボっとしたシルエットにはなっていない。
襟がやや詰まっており、モックネックまでは行かないが若干高めの作りになっている。USコットン100%なので結構ゴワツキが良い意味であり、タフで着心地は悪くない。個人的にはもう少しだけ身幅に余裕があっても悪くなかったかなと思った。そっちの方がよりストリートブランドらしさが強調される気がする。

NEEDLES(ニードルズ)のシャツカーデを羽織った。基本的にあまり一枚着は想定していないのでこのような感じで外に出ることになる。このカットソーの肝は間違いなくチェスト中央部のポートレートなのでそれを活かした着こなしをしたい。
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まとめ

繰り返しになるが、このカットソーは大きなギャップを抱えている。アイテムの肝であるポートレートの意味はアラフォー以上くらいの世代でないと恐らく分からない。しかし、ブランドの客層は若い世代だということだ。
逆に言えば、私達のような世代はポートレートの意味を理解することで琴線に触れ、若い世代は単純にデザイン性の高さに惹かれるのかもしれない。そう考察してしまうほど、この「未成年」のジャケ画は秀逸でインパクトが高い名作なのだ。
改めて、コンプラ意識が異常に高くなってしまった現代ではなかなか当時の野島伸司脚本のドラマのような内容のものは製作されることは叶わなくなってしまった(昨年は「聖者の行進」がサブスクで解禁され全話視たが、余りにも刺激的な内容だった。問題作には違いないが逆に現代社会に於いて忘れてはいけないものを教えてくれるものだとも思った)。
・・・何はともあれ、久々に少年時代に夢中になったものを思い出させてくれたローリングクレイドル(「ロリクレ」と略するらしい)に御礼を申し上げたい。
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価格:7800円 |
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