以下の内容はhttps://ymfresearch.info/entry/2025/01/22/190000より取得しました。


【いまこそ理解しよう】いっぱい存在しているコンバース・オールスターの違いを分かりやすく解説!

 

スニーカートレンドに変化が

数年周期でやってくる「スニーカーブーム」の衰退。今、まさに少しずつスニーカー人気は陰りを見せ始めているタイミングのようです。

よく、ナイキの名作「ダンク」の売れ行きが悪くなるとスニーカーブームの終焉が近づいている指標などと言われたりしますが、なるほど、ダンクの値が頭打ちになってきており、エアジョーダン1も似たような様相を呈しているようですね。

となると、相対的にレザーシューズ人気が徐々に上がってくると思うのですが、トレンドというものはそう極端に変容するものではありません。いっぺんにクラシックなレザーシューズに舵が切られるというよりは、その前段階ではないのですがシンプルなローテクスニーカー辺りに人気が移行する段階があるようです。

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アディダスのサンバに火が点いたり、テラスシリーズに焦点が当てられたり。

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90年代トレンドの波もあり、プーマ往年の名作・スピードキャットがフォーカスされたり。

いま、その通りにローテクでシンプルなスニーカーが気分ですよね。

 

もはや分かりにくいったらありゃしない永世定番「コンバース・オールスター」

ローテクスニーカーと言えば、その象徴的存在は間違いなくコンバースのオールスター。無駄のないディテール、革靴ライクなフォルム、いつの世に於いても色褪せることのない永世定番です。

 

出典:コンバース公式HP

 

1917年に登場して以来、何と100年以上基本的なディテールを変えることなく存在しているというのは、移ろいの激しい現代社会に於いて目を見張る存在と言えます。

しかし、一口に「オールスター」と言っても、造詣のない方が探してみると、「色々あるみたいだけれども違いが分からない」「価格が全然違うものがある」等と思ってしまいます。そう。「現代のオールスターは、たくさん種類がありすぎて混乱してしまうレベル」なのです。

今回はコンバースのオールスターの種類を分かりやすく解説。今こそオールスターの種類を理解しましょう。

 

コンバース・オールスターの種類

①日本企画ノーマルのオールスター

出典:楽天

 

まずは日本企画のノーマルオールスター

一般的に多くの日本人から「オールスター」と認識されている、一番手頃に手に入るオールスターはこちらです。

そもそもコンバースのアメリカ本社はナイキに買収されており現在はナイキ傘下になっているのですが、日本国内の商標を取得しているのは伊藤忠商事。要するに基本的に日本国内のみに流通しているのがこちらというわけです。

「すぐ壊れる」「極めて足が疲れやすい」といった悪評も聞こえるこちらのタイプですがその分価格も求めやすく、販売チャンネルも多く、基本的には往年のモデルの通りにデザインされているので決してダサくはないというメリットもあります。

細かいディテールに拘らず、消耗品として捉えるのならばこれほど優秀なスニーカーはなかなかないと言って良いでしょう。

 

出典:楽天

 

ラストが太目だったりシューレースがポリエステル製だったりと細かい部分の違いはありますが分かりにくいと思うので、最も明確な見分け方はこちらのヒールパッチになります。因みにヒールパッチの劣化も早く、ロゴは割とすぐに消えてしまいます。

価格帯は5,000円~7,000円くらい(変動あり)。

 

 

②USオリジネーター(USオックス)

出典;楽天

 

USオリジネーターも同じく先述の日本企画ではありますが、ノーマルと比較すると様々な違いのあるシリーズになります。一応「古き良きアメリカンヴィンテージ」を標榜しており・・・

  • ウォッシュド加工のアッパー
  • 黄味かかったツヤのあるラバー
  • シャープなトゥ
  • コットンシューレース(6mm/やや細目)
  • 劣化しにくいアンクルパッチ
  • 光沢のあるハトメ
  • クッション性の高いインソール

等と言った差異を備えています。あくまでも「徹底的な拘りの一足」とまでは行かないまでも、10,000円以内で購入でき、ノーマル同様販売チャンネルも多いので、普段のオシャレ使いには十分であるという見方が大方なのではないかと思います。

価格は7,000円~9,000円程度(変動あり)

 

 

③オールスターJ

出典:楽天

 

こちらは前出の2タイプと同様日本企画ではあるものの、正真正銘日本で製造している「メイドインジャパン」モデル。

そもそも現行でメイドインUSAのオールスターは基本的に存在しておらず(2001年にノースカロライナの工場が閉鎖した)、(後述の)アメリカ本国のものもアジア(インドネシア)生産になっています。

そんな中コンバースジャパンは80年代に作られていたメイドインUSAのオールスターを再現しようと試みるのですが、それを成し得る基盤が日本のムーンスターにあったのです。

古くから徹底したクラフトマンシップを以てモノ作りを行ってきた福岡県・久留米市のムーンスター。80年代に米・コンバース社がその姿勢・品質に感銘を受けライセンス契約を締結した経緯があり、その名残で残っていた当時の木型を持ち出すことになったわけです。

 

出典:楽天

 

つまり、「オールスターJ」は「ムーンスター製のメイドインジャパン(久留米)・オールスター」ということ。

  • 細身且つ美しいラスト(木型)
  • 上質な素材のキャンパス素材アッパー
  • トゥ、外周りのナチュラルホワイト(生成り)のテープ
  • コットン100%のシューレース
  • 発砲ラバーの細かい気泡のソールユニットが搭載されており、抜群のクッション性能を誇る
  • ヒールパッチに「MADE IN JAPAN」のロゴ

といった拘りが詰め込まれており、品質の良さはノーマルのオールスターとは比べるべくもありません。

価格はノーマルオールスターの倍くらいはしますが、「もしもスニーカーを一足だけ持つとしたらこれかも」と思わせてくれるほどのクオリティを考えれば、コストパフォーマンスは相当高いと思います。ストーリー性もあるし、普通に多くのチャンネルで手に入るという点も魅力的。

ただ、造詣がない人から見たらパッと見ノーマルとの違いは分かりにくいのでその辺は理解する必要があります。

価格は12,000円~15,000円程度(変動あり)。

 

 

④CT70

出典:メルカリ

 

先述のように、コンバースのアメリカ本社は現在ナイキの傘下であると述べましたが、こちらのCT70はその米・コンバースの現行品ということになります。

「CT」はチャックテイラー(NBAの伝説的選手で、彼のシグネチャーモデルとして誕生したのがオールスター(チェックテイラー))の意で、「70」は70年代の意。70年代に販売していたチャックテイラーのディテールを再現したモデルになります。

日本国内の商標を伊藤忠商事が取得している為、基本的にCT70が国内で出回ることはなく、輸入も禁止されています(コンバース好きをはじめとするファッション感度の高い層から伊藤忠商事の評判が良くない一因はこの件も大いにあります)。

個人輸入ならば許容されることもあるようでメルカリなどのフリマアプリや小規模な古着・ヴィンテージショップでは手に入れる事が出来ますが、日本企画と比較すると入手するハードルは高め。しかしそれが故に感度の高い層からの支持が厚いのもまた事実です。

 

出典:メルカリ

 

特徴(日本企画のノーマルオールスターとの違い)としては

  • シャープなフォルム
  • 小さめのトゥ
  • 外周部分の形状(やや小ぶり)、カラー(生成り)
  • 僅かに沿ったつま先
  • ヒールパッチのデザイン(通称三ツ星)
  • コットンシューレース
  • シュータンにテープ(ロゴ)なし

等といったところで、全体的に、よりアメリカンヴィンテージな雰囲気を醸す仕様となっています。

また、インソールは米・ナイキ製で非常に高いクッション性を誇っているのも見逃せません。

価格はかなり変動しますが、現時点では新品未使用品で大体10,000円台後半から20,000円台位が相場になっているようです。なお、偽物(フェイク品)も多く出回ることでも知られているので注意が必要になります。

 

CT70をメルカリで探す

 

まとめ

出典:コンバース公式HP

 

今回はコンバース・オールスターの種類について述べてきました。

総括としては、どれが良いというよりも自分のライフスタイルや価値観等に基づいて選択すればよいのではないかと思います。

手頃に消耗品としてオールスターを履きたいならば

・それに少し(予算を)足してアメリカのオリジナリティを味わいたいならば

・日本製の品質と手に入りやすさを重視するならば

・正統なオリジナルのアメリカの雰囲気を味わいたいのならばCT70

といったところでしょうか。

因みに、オールスターオックス(ローカット)は後出のモデルで、あくまでもオリジナルはハイカット。それぞれのカテゴリーにハイカットも勿論ラインナップされています。

また、日本企画ではコンバースアディクトやタイムラインといった特別ラインでチャックテイラーを忠実に復刻したモデルがラインナップされることもあり、実は個人的にはその辺りが(少し価格は張りますが)最もおすすめではあります(ただ、販売数が少ないので入手困難な場合が多いのがたまにキズですが)。

 

 

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