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ユニクロ&JWアンダーソン2025春夏コレクションの購入品

去る1月10日、2025年ユニクロの特別コレクションのトップバッターとしてユニクロ&JWアンダーソン2025春夏コレクションが販売開始されました。
普段はUniqloU(ユニクロユー)の販売開始後のタイミングだったのが通例だったアンダーソンコラボですが、新年早々のローンチになったこともありテンションが上がるのではないかという思いもあったのですが、結局購入したのはソックスのみという結果に。
毎回毎回極めて高クオリティ且つグッドデザインのソックスを発表するユニクロ&JWアンダーソンですが、今回のソックスは特に琴線に触れ(だって、カモメ柄とタツノオトシゴ柄ですよ)、8足も買ってしまいました。
回を追うごとに生地のクオリティも進化していると思うのですが、今回はスムースで薄手ながらもしっかりとした綿100%の生地で「さすがだな」と唸ったほど。ユニクロ&JWアンダーソンのソックスはやはり最高です。これがないと生きていけない。
ユニクロ&JWアンダーソンを続けていく意味はあるのか

出典:ユニクロ公式オンラインストア
度々言及してきたように、近年のユニクロ&JWアンダーソンは活況とは言えない様相になっています。
ユニクロの特別コレクションで、UniqloU(ユニクロユー)やUNIQLO:C(ユニクロシー)と比較すると話題性にも乏しく、恐らくセールスも伸びていないでしょう。
時々即売り切れになるような人気アイテムも出てくることはあれど、全体的には市場の真ん中にいるとは言い難い結果に終始していると言って良い。
その理由を少し考察してみたいと思います。
コンセプトのブレ

出典:JWアンダーソン
そもそもユニクロの特別ライン(コラボレーション)はあくまでもユニクロのラインなので、本家のアイテムとはかけ離れていて当然ではあるのですが、例えばUniqloU(ユニクロユー)はほんのりと本家であるルメールのエッセンスが感じられたりします。
使用している素材は勿論比べるべくもありませんが、シルエットや色味は本家ルメールに近いものを感じるしシルエットやディテールを本家から引っぱってきているものが多数あるという指摘を受けることもしばしばです。
GUではアンダーカバーコラボに使用されているグラフィック等に本家の香りを存分に感じられたりするし、ビューティフルピープルコラボのワイドパンツ等は本家の定番ディテールにかなり近かったと記憶しています。
ではユニクロ&JWアンダーソンは?
JWアンダーソンは画像の通り、かなり前衛的なデザインを採り入れたブランドで、その、既存の型にはまらない発想が世界的に高い評価を得ています。その中にも英国出身らしくテーラードの基本が組み込まれているからこそ嘘くさくないことは確かですが、少なくともファッションに興味のない層からすれば普段着にはなかなか採り入れにくいレベルの世界観を持っているブランドだと言って良いでしょう。

出典:WWD
こちらはユニクロ&JWアンダーソン2017秋冬コレクション。このように、コラボ開始の初期の頃はカラフルで特徴的なカラーパレットを使用し、シルエットもそれなりに前衛的(少なくとも『没個性』とは言えない雰囲気)。あくまでもユニクロユーザーに向けた範疇ではあるものの「JWアンダーソンらしさ」は十分感じられるラインナップでした。
しかし、シーズンを経る毎に段々とシンプル(且つ没個性的)になっていき、「インラインとの違い」が明確でなくなってきているように思えます。そうすると、「JWアンダーソンのエッセンス」は感じられなくなり、インラインとの区分けもあってないようなものに。
ルメールとUniqloU(ユニクロユー)に関しては、もともとデザインというよりも素材とシルエットに重きを置いているルメールの雰囲気をそのままユニクロのベースに乗せているような様相なので違和感なく継続できると思うのですが、ユニクロ&JWアンダーソンの方向性はどこかで迷子のようになってきたのかもしれません。
超多忙なジョナサン

出典:ユニクロ公式オンラインストア
JWアンダーソンのデザイナー・ジョナサン・アンダーソンは、自身のブランドであるJWアンダーソンの他、スペインの老舗ブランド・LOEWE(ロエベ)のディレクターも兼任しています。
ファッショナブルでトレンドなブランドというよりは、(質は確かだけれど)マダムたちが持つ革小物ブランドといった感じになっていた老舗・ロエベを再びラグジュアリーブランドの最前線に引き戻した手腕が世界中から高い評価を得たことは何度か述べたところです。
先日飛び込んできたニュースでは、ジョナサン・アンダーソンがそのロエベのディレクターを退任し、同じLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)傘下のDIOR(ディオール)ウィメンズ部門のクリエイティブ・ディレクターに就任するというもの(因みにジョナサン退任後のロエベにはジル・サンダーのルーク・メイヤー、ルーシー・メイヤー夫妻が就任する見通しとのことです)。まだ正式な発表ではないものの、かなり確度の高い情報のようです。
そもそも近年「世界で最も多忙なデザイナーの一人」と言われていたジョナサンですが、ロエベを退任してディオールに就任するといった「人事異動」の渦中にあるとすれば、益々「本業」は多忙になることでしょう。近年明らかに型数が減ってきていたユニクロ&JWアンダーソンですが、果たしてジョナサンにユニクロと協働する時間を確保する余裕があるのかどうか・・・。
終結に向けて動くべきか

出典:ユニクロ公式オンラインストア
最近は「近年のユニクロ&JWアンダーソンはインラインに少しだけ色付けして、『JWA』のロゴをつけ足しただけ」と評価する向きもあります。私も凡そそのように感じているところ。
本家のエッセンスをほぼほぼ感じられず、ディレクターは多忙。それでも続けていく理由はあるのでしょうか?
そもそもブランドやデザイナーがマス層に絶大なユーザー数を誇るユニクロとコラボするメリットは、自身のブランドの販促と知名度の向上といったところでしょう。そういうメリットがなければ、下手するとブランド価値を落としてしまいかねないファストファッションブランドとのコラボを行う理由はありません。
しかし、JWアンダーソンは今や並みいるラグジュアリーブランド達と比肩するほど巨大な存在に成っています。最早ユニクロの力を借りる必要性は高くないのではないだろうか・・・と考察してしまうのですが・・・。
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まとめ

出典:ユニクロ公式オンラインストア
誤解がないように補足しておきますが、私はユニクロ&JWアンダーソンが好きです。世間がUniqloU(ユニクロユー)やUNIQLO:C(ユニクロシー)をもてはやせばもてはやすほど、天邪鬼にアンダーソンを推したくなる。
なので、本当は無くなって欲しくはない。
でも、JWアンダーソンの名に傷がついてしまう前にその蜜月の関係に終止符を打つのも悪くないのではないかと思うようにもなってきました。

ただ、ユニクロ&JWアンダーソンのソックスがなくなるのは本当に困ります。
アンダーソンのソックスは最早生活の一部で、他で同じようなものを探してもなかなか見つからない唯一無二の存在。
コレクションは無くなっても、ソックスだけは存続して欲しい。
自分勝手な良い草かもしれませんが、それが個人的な思いです。
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