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EDIFICE(エディフィス)別注のラコステ

大手セレクトショップはアイコニックなブランドの定番品目に別注を掛けるのが通例ですよね。
例えばよく見かけるのはディッキーズの874やグラミチのクライミングパンツ、バブアーの各種ジャケットやバラクータのG9なんかもそう。
セレクトショップ自身の特色と重ね合わせながら素材やカラー、ディテールに変化を付けてリリースしてきます。
BEAMS(ビームス)やビューティーアンドユース等も趣向の凝らし方が上手いなと思いながらチェックするのですが、個人的に結構毎期注視しているのはベイクルーズグループのEDIFICE(エディフィス)です。
上品なフレンチカジュアルが得意な同ショップが毎期のように別注を掛けるのはLACOSTE(ラコステ)。勿論先述したBEAUTY&YOUTH(ビューティーアンドユース)やSHIPS(シップス)等もLACOSTE(ラコステ)の別注は得意ですが、ルーツに近しい部分のあるEDIFICEのラコステは一味違うような気がしています。
今年はそのEDIFICE(エディフィス)別注LACOSTE(ラコステ)が琴線に触れたため購入しました。
以前ご紹介した長袖ポロシャツ「L1312」をフルオープンにした今回の別注。なかなかエレガントな仕上がりになっています。
長袖でフルオープン。それってもはや別物じゃん!

L1312は全てのポロシャツの原型となっているL1212の長袖タイプであるということは過去記事で述べました。
長袖になっている以外にも、L1212から細かなディテールの違いはあるものの基本的にはクラシックで忠実。だからこそ大人のオトコに相応しいシャツだと思っています。
但し、長袖ポロシャツというのは上手く着ないと若干おじさん臭くなってしまう危険性も含有されています。スポーティーさを絶妙に残したクラシカルな作りなのでその副作用が出てしまうのでしょう(そこが又堪らないというか好きなのですが)。これを上手く着るには、その野暮ったさを上手く行かすことのできるコーディネート術がどうしても必要になってきます。要するに、ただただ何んとなく来てもサマにはならない。
今回のEDIFICE(エディフィス別注)ではその辺りの難点を上手く解消して極めてエレガントな仕上がりにしてあるところがミソ。さすがと言いたくなります。
元々のルーツはL1212という元祖ポロシャツ(半袖)。それを改良したL1312(長袖)をフルオープンにして・・・もはやそれって別物じゃん!という気もしますが、きちんとバックグラウンドへのリスペクトも感じさせてくれるディテールになっているので心配無用です。ラコステ好きも服好きもちゃんと納得できることでしょう。
EDIFICE別注ラコステ長袖フルオープンポロシャツレビュー
概要

先述したようにL1212を長袖に改良したL1312がベース。

ご覧のようにフルオープンに変更されています。
ラコステのフルオープンポロシャツは見たことがないとまでは言いませんが、きちんとL1212やL1312をベースに作ったというのは記憶にありません。EDIFICE(エディフィス)公式の説明を読んでもそのような意味合いの記述があるので、恐らくほぼほぼ初めての試みでしょう。
ルーツに忠実
大胆な試みではあるものの、ベースモデルに忠実なディテールは各所に見られます。

ラコステ伝統の綺麗なレギュラーカラー。角度と言い生地の厚みと言い、そして台襟付きなのも昔ながらの完成されたディテールで、美しさが際立っています。さすがはポロシャツの元祖。

ボタンも「ラコステと言えば」の二穴黒蝶貝ボタン。深みがあって美しく、高級感が感じられます。

勿論ポロシャツなので袖はリブ。スポーティーで使い易い絶妙なディテール。

裾はボックス型でスリットがあります。ここもスポーツウェアのルーツを感じさせてくれますね。
生地も勿論上質なコットン100%の鹿の子生地。従来のラコステのものです。
保護色ワニ

ラコステのアイコニックなワニワッペンは生地と同色になっています。
このワッペンはラコステジャパンのビジネスラインでは銀ワニになったりSHIPS(シップス)エクスクルーシブでは青ワニになったりと偶にそのカラーを変化させますが、EDIFICE(エディフィス)やBEAUTY&YOUTH(ビューティーアンドユース)の別注ではよくボディ同色が採用されます。
オリジンの緑ワニを見ると気分が高揚する癖がある私ですが、これはこれでとても好きです。同色にすることで変に浮くことがなく大人っぽい雰囲気になりますよね。
今回購入したのはチャコールグレーなのでワニもチャコールグレーですが、ブラックならばブラック、ネイビーならばネイビーになります。まさしく保護色ワニです。
サイズ感、コーディネート

メガネ:TOM FORD
トップス:LACOSTEforEDIFICE(ラコステフォーエディフィス)
パンツ:URU
シューズ:パラブーツ・アヴィニョン
時計:ハミルトン ベンチュラ
ブレスレット:ボッテガ・ヴェネタ
172㎝60㎏でサイズ5を着用。もともとジャパンラコステはサイズ3~4でジャスト、ゆったり目に着るならばサイズ5を選んでいるので、別注モデルでもサイズ感は同じくらいだと思います。
今回はカジュアルなコットンワイドパンツにレザーシューズでコーディネートしましたが、スリムパンツにタックインすればビジネス寄りにもなるし、逆にデニムなどと合わせても愛称は良いでしょう。勿論フルオープンなので前をすべて開けてリラックスしたムードを醸す着こなしも愉しめます。
あと、フレンチなアイテムなのでメガネはオーバルフレームを選びました。

先述したように、L1312は良くも悪くも野暮ったさがあり、若干難しさもありましたが、フルオープンにすることで大人っぽくエレガントな雰囲気になっていると思います。ポロシャツのスポーティーさが軽減したからではないかとは思いますが、面白いものですよね。
あと、保護色ワニに変更されていることでカラーリングの統一感が備わったことも大きいかもしれません。

そのまま上からMR.OLIVE(ミスターオリーブ)のウールコートを羽織りました。シャツとポロシャツの中間的性格なディテールになると、意外とコートのインナーとしても優秀なんだなと気付きました。とても良く合うし着やすいです。
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まとめ

補足になりますが、今回は(というか、日本のセレクトショップ等の別注は須らく)ジャパンラコステとのコラボレーションになります。ラコステはフランス企画と日本企画のものがあり、サイズ感や細かなディテールには違いがあるのでご注意ください。因みに現行では存在しませんがアメリカのアイゾッドが作っていたIZOD LACOSTE(アイゾッド ラコステ)も古着屋に行くとよく見かけたりします(あいみょん効果で一時期価格が高騰しましたが現在は落ち付いている模様)。この辺りの事情は若干ややこしくはありますね。

元々存在しているアイコニックな名品番を、自分たちのフィルターにかけてアップデートするのがセレクトショップ等の別注品の魅力。勿論ベースになっている名品番は素晴らしいですが、よくチェックすると傑作が見つかったりするものです。
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